ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲
X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。
下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。
メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。
今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!
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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(61〜80)
Melty LoveSHAZNA

とくにビジュアル系というジャンルに興味がなかったとしても、一定の世代であれば確実に記憶に残っているであろうバンドといえば、やはりSHAZNAの名前を挙げざるをえません。
当時は「ビジュアル系四天王」とも称され、ボーカリストIZAMさんの特異なキャラクターがお茶の間にも大いに受けたこともあり、その人気ぶりは「SHAZNA現象」と呼ばれたほど。
最初期は、黒服で正統派のビジュアル系をやっていたこともありましたが、SHAZNAといえば明るく軽快でポップな楽曲というイメージが強いですよね。
そんなイメージそのもの、と言えるのが、メジャーデビュー曲にして代表曲『Melty Love』です。
インディーズ時代から存在する人気曲でもあり、彼らの良さが分かりやすく詰まった名曲と言えましょう。
月に銃声DaizyStripper

ファンの間でも人気のある楽曲となっています。
私自身も、一時期このバンドの曲を聴いていたことがありましたが、本曲が一番に好きです。
明るく優しげな印象だったバンドではありましたが、この曲はどこか影があり、良い意味ではかなげな雰囲気が魅力的だと感じています。
バンギャル症候群人格ラヂオ

バンギャル、つまりビジュアル系の追っかけをしている女性の痛い行動をテーマにしている曲です。
どこか人を皮肉っているような歌詞ではありますが、かわいくてとぼけたようなメロディーに聴いていると体も自然に動かしたくなるでしょう。
発狂ロリポップSEX-ANDROID

インディーズながら根強い人気を持つ白塗りのビジュアル系バンドです。
白衣に拡声器と一見ふざけているような見た目ですが、しかし楽曲はレベルが高く、かっこいい音を作り出します。
発狂ロリポップという曲も、とてもノリの良くそしてメロディアスな楽曲です。
素晴らしきかな、この世界雅-MIYAVI-

俳優としても活躍しているロックミュージシャン、MIYAVIさん。
今でこそギタリストとしてのイメージが強いかもしれませんが、キャリアの初期はヴィジュアル系のアーティストでした。
といっても、当時からソロでギターを片手に弾き語るという独特のスタイルだったため、当時からは異端ではありましたけどね。
こちらの『素晴らしきかな、この世界』は、そんな彼のヴィジュアル系として活動していた時代の曲で、はき捨てるようなダーティなサウンドが魅力的な作品です。
BLOODDEATHGAZE

2003年に名古屋で結成されたDEATHGAZE。
ダウンチューニングされた重たいハードな楽曲にビジュアル系のボーカルが乗るという個性的なサウンドのバンドです。
この曲は若干B級な香りを漂わせている初期の作品ですが、粗削りな勢いが感じられる隠れた名曲です。