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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲

X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。

下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。

メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。

今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(31〜40)

神風NoGoD

とにかく激しいメロディー、メタルロックな楽曲です。

NoGoDは「神の啓示を受けた団長が使徒を招集しうっかり結成」というテーマのもと、活動しており、メイクも白塗り、だけどキャラクターはおもしろいとちぐはぐな所もあるのですが、しかし音楽は実力派です。

腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君蜉蝣

叭紅/腐った海で溺れかけてる僕を救ってくれた君[蜉蝣]
腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君蜉蝣

重く、聴いているだけで胸が苦しくなるような曲から、切ないメロディーに美しい歌詞といったメドレーまで、幅広い楽曲のあるバンドです。

インディーズバンドではあるものの非常に強い人気がありましたが惜しまれつつも解散、しかしボーカルの大佑さんが「タイミングが合えば活動再開する事もある」と言っていた所で、2010年に大祐さんが亡くなってしまいました。

こちらの曲は静かなメロディーと力強い大祐さんの歌声が、とても美しい曲です。

我、在ルベキ場所MUCC

cali≠gariのギタリストである桜井青が設立したインディーズレーベル、「密室ノイローゼ」。

このレーベルに所属していたバンドや、関係が深いバンドを「密室系」と呼びましたが、その中でも最も高い知名度を誇るバンドがMUCCでしょう。

ヴィジュアル系の王道にとらわれないルックス、文学的な歌詞、歌謡曲を思わせる日本的なメロディなどが密室系の特徴ですが、MUCCはそこにラウドロック的な要素を取り込み、さらなる独自性を確立しました。

メジャーデビュー曲となった2003年リリースのこの曲にはそんな彼らの初期衝動が詰め込まれており、他のバンドでは出せない陰鬱としたサウンドと特徴的な歌唱法は既に完成の域です。

ブループラネットアリス九號.

ヴィジュアル系ロックバンド、アリス九號の楽曲は、青い星をテーマにしたロマンティックな物語が描かれています。

宇宙や星にまつわる幻想的な世界観が織り込まれ、愛と希望、そして追憶のテーマが中心となっています。

愛する人を追いかける情熱や決意が表現されているのが印象的ですね。

アップテンポのギターロックで、力強いギターリフと澄み切ったヴォーカルが特徴的な一曲です。

ライブや音楽番組でも披露され、バンドの代表曲として広く認知されています。

メロディアスで力強い音楽性は、多くのファンに支持されていますよ。

シド

シド 『嘘』Music Video (Short ver.)
嘘シド

伸びやかな歌声と切ないメロディが魅力のシドは、2003年結成の4人組バンド。

親しみやすさも感じさせるキャッチーな楽曲で、2008年のデビュー前から多くのタイアップを獲得してきましたが、そんな彼らのシングル曲の中でも有名なのがテレビアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』エンディングテーマに起用された『嘘』です。

恋愛とも兄弟愛とも解釈できる歌詞が作品のストーリにぴったりマッチしているだけでなく、メロディやアレンジにも彼らの魅力が詰まっています。

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(41〜50)

AquaBlu-BiLLioN

飼い主に恋をしてしまった魚の心情を表現した、切なくはかない曲です。

人魚姫がモチーフとなっているそうです。

このバンドの曲は良い意味でビジュアル系っぽくなく、この曲も激しすぎずメロディと歌声とともにキレイで曲調なのが魅力的だと感じています。

ENDLESS RAINX JAPAN

“X JAPAN” “ENDLESS RAIN” HD高画質 【THE LAST LIVE】
ENDLESS RAINX JAPAN

激しいメタルサウンドとは対照的な、壮大なバラードもX JAPANの大きな魅力ですよね。

この楽曲は、YOSHIKIさんの奏でるクラシカルで美しいピアノの旋律から始まる、彼らを象徴する1曲です。

心に降り続く雨のように、終わらない悲しみや癒えない心の傷を抱え、それでも光を探し求める心情が描かれているのではないでしょうか。

HIDEさんによる哀愁漂うギターソロが、その切なさをいっそう際立たせます。

本作は1989年12月に名盤『BLUE BLOOD』からシングルカットされ、映画『Zipang』のテーマソングにもなりました。

ライブではファンによる大合唱が起きる光景も感動的で、独りで静かに物思いにふけたい夜に寄り添ってくれるバラードナンバーです。