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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲

X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。

下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。

メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。

今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(41〜60)

東京傷年ナイトメア

Nightmare(ナイトメア) – 東京傷年 高画質
東京傷年ナイトメア

ナイトメアはX JAPANやLUNA SEAからの影響を公言する王道V系バンドのひとつですが、ラップ調のボーカルの導入や裏打ちを強調したリズムなど、現代のジャンルレスなヴィジュアル系シーンの発展に大きな影響を与えたバンドでもあります。

中でも初期の名曲『東京傷年』は、その実験的なサウンドをふんだんに盛り込みながらも、サビではまさにV系ロックな哀愁メロディを疾走感とともに歌い上げており、一言では言い表せない「ヴィジュアル系」という言葉を象徴するかのような1曲です。

我、在ルベキ場所MUCC

cali≠gariのギタリストである桜井青が設立したインディーズレーベル、「密室ノイローゼ」。

このレーベルに所属していたバンドや、関係が深いバンドを「密室系」と呼びましたが、その中でも最も高い知名度を誇るバンドがMUCCでしょう。

ヴィジュアル系の王道にとらわれないルックス、文学的な歌詞、歌謡曲を思わせる日本的なメロディなどが密室系の特徴ですが、MUCCはそこにラウドロック的な要素を取り込み、さらなる独自性を確立しました。

メジャーデビュー曲となった2003年リリースのこの曲にはそんな彼らの初期衝動が詰め込まれており、他のバンドでは出せない陰鬱としたサウンドと特徴的な歌唱法は既に完成の域です。

落とし穴の底はこんな世界摩天楼オペラ

落とし穴の底はこんな世界/摩天楼オペラ
落とし穴の底はこんな世界摩天楼オペラ

もともとはヘビーメタル出身のメンバーで作られたバンド。

それだけに演奏技術も高く、捻ったフレーズを所々に入れ込んできます。

この曲でもそれがアクセントになっていて、シンセサイザーのアレンジやリズムの裏をたたいているドラムなど聴くたびに新しい発見があります。

展開もドラマチック。

この曲はまさに隠れた名曲でしょう。

NOAHRoyz

ネオ・ヴィジュアル系と呼ばれているこのバンドの曲は、絶望を希望に変えて、変わることを恐れず、前向きに生きていこうというメッセージが込められた曲です。

曲調や歌詞ともに、ファンの間でも人気のある曲です。

腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君蜉蝣

叭紅/腐った海で溺れかけてる僕を救ってくれた君[蜉蝣]
腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君蜉蝣

重く、聴いているだけで胸が苦しくなるような曲から、切ないメロディーに美しい歌詞といったメドレーまで、幅広い楽曲のあるバンドです。

インディーズバンドではあるものの非常に強い人気がありましたが惜しまれつつも解散、しかしボーカルの大佑さんが「タイミングが合えば活動再開する事もある」と言っていた所で、2010年に大祐さんが亡くなってしまいました。

こちらの曲は静かなメロディーと力強い大祐さんの歌声が、とても美しい曲です。

覚醒ヒロイズムアンティック‐珈琲店‐

覚醒ヒロイズム ~THE HERO WITHOUT A “NAME”~
覚醒ヒロイズムアンティック‐珈琲店‐

可愛らしいバンド名、その名の通りなのか楽曲もかわいいメロディーが多く、しかし中には覚醒ヒロイズムのように激しくかっこいい曲もあります。

2007年に発表された楽曲ですが、今の時代で聴いても決して古いとは思わない曲ですね。