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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲

X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。

下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。

メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。

今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(21〜30)

傘の下の世界Mix Speaker’s,Inc.

幻想的な世界観と情緒豊かな表現が特徴のMix Speaker’s, Incの楽曲。

ツインボーカルの独特なスタイルが際立つ本作は、ポップでキャッチーなメロディーに、ノスタルジックな雰囲気を持つ歌詞が融合しています。

2011年6月にリリースされたアルバム『It’s a Dream World』に収録され、テレビ東京系『Vの流儀』のエンディングテーマとしても起用されました。

遊園地のような世界観を描いた本作は、現実逃避したい時や、imagination豊かな物語を求めている人におすすめです。

女々しくてゴールデンボンバー

ゴールデンボンバー「女々しくて」MV
女々しくてゴールデンボンバー

もはや今の時代、ビジュアル系といえばこの曲が知名度・人気度ともに高い曲でしょう。

楽器を演奏せず、ダンスや芸を披露する様は、もはや芸人のよう。

この曲の独自の方法が一般にも受け、ビジュアル系のイメージは良い意味で変わったのだと思います。

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(31〜40)

紅蓮the GazettE

the GazettE – 紅蓮 (Guren) LIVE
紅蓮the GazettE

ヴィジュアル系ロックバンドの代表格の一つ、the GazettE。

2004年にデビューしたバンドで、当初からセルフ・プロデュースで活動していたことで有名です。

そのため、現在にいたるまで音楽性がブレたことは一度もありません。

こちらの『紅蓮』は、そんなthe GazettEの名曲として、特にオススメしたい作品です。

子供を死なせてしまった親をテーマにした楽曲で、その歌詞のなまなましさからファンの間では大人気の1曲です。

VinushkaDIR EN GREY

Dir en Grey – Vinushka [ANDROGYNOUS -a view of the Acro- ]
VinushkaDIR EN GREY

ハイレベルな演奏と音楽性で、世界中から非常に高い評価を受けているバンド、DIR EN GREY。

ロックの聖地である、フィンランドでもライブを開いており、ヴィジュアル系という枠をこえて、さまざまな国のロックマニアから愛されています。

こちらの『Vinushka』は、そんな彼らの曲のなかでも、特に名曲と名高い作品です。

「罪」をテーマにしており、序盤の静かな立ち上がりから、サビが終わったあとのデスボイスは圧巻のひと言。

日本を代表する、本格派のロック・サウンドです。

ロマンスPENICILLIN

1990年代に次々とデビューしたビジュアル系のバンドの中でも、自由な発想と活動で特異な存在感で放ち続けているPENICILLIN。

初期の彼らは、ルックスはもちろん楽曲も含めていかにも正統派のビジュアル系といった雰囲気でしたが、1995年のメジャーデビュー以降は音楽性も見た目もとくにビジュアル系にこだわることもなく、先述したように一定のジャンルに縛られないキャリアを積み重ねています。

そんな彼らの名前がお茶の間にまで浸透する起爆剤となったのが、1998年にリリースされたシングル曲『ロマンス』です。

ビジュアル系に興味がなかったとしても、この曲の特徴的過ぎるサビを聴けば、聴いたことがあるぞと感じる方は多くいるはず。

こういう曲を大真面目にやれてしまうところが、PENICILLINの強みであり大きな魅力と言えましょう。

ちなみにこちらは結成20周年の2012年にリリースされたベスト盤『20th Anniversary Fan Selection Best Album DRAGON HEARTS』収録の再録バージョンです。

カーネーションJanne Da Arc

yasuさんの柔らかな歌声と、寄り添うようなギターの音色が心に染み渡るアコースティックバラード。

この楽曲は、セルフプロデュースでオリコン週間2位を記録した2004年7月発売のアルバム『ARCADIA』に収録されています。

普段は言えない母親への感謝の気持ちを、yasuさんが素直な言葉でつづった歌詞が胸を打ちますよね。

離れて暮らすことで改めて気づく親の温もりや優しさを思い起こさせてくれるような、普遍的な愛情が描かれた本作。

大切な人への感謝を伝えたい時に聴くと、素直な気持ちになれるかもしれませんね。

花葬L’Arc〜en〜Ciel

L’Arc~en~Ciel「花葬」-Music Clip-
花葬L'Arc〜en〜Ciel

この楽曲のリリース当時、MVで眉毛を全部沿ってオールバックのヘアースタイルという出で立ちを見せたボーカリスト、hydeさんの姿に驚いたことが懐かしく思い出されます。

ビジュアル系というジャンルのバンドが商業的に一番盛り上がっていた1998年、L’Arc〜en〜Cielが3枚同時シングル発売という前代未聞のリリースを行った楽曲の内の1つが『花葬』です。

いわゆるパブリックなイメージのビジュアル系という枠内からはとっくに抜け出していたラルクですが、この曲に関しては、ゴシック趣味な世界観とマイナーコードを基調とした美しいメロディは、まさにビジュアル系らしい要素で満ちています。

とはいえ、容易に他のバンドが模倣できる楽曲ではないというのは、L’Arc〜en〜Cielが持つ一流のセンスがあってこそ、と言えましょう。