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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲

X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。

下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。

メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。

今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(21〜30)

ピンクスパイダーhide with Spread Beaver

hide with Spread Beaver – ピンク スパイダー
ピンクスパイダーhide with Spread Beaver

X JAPANの、今は亡きギタリストの、知名度・人気度の高さを誇る楽曲です。

オリコンでは、週間最高1位を飾り、年間1位を記録しました。

今現在でもラジオでたびたび流れていることがあり、いつまでも不動の人気のある曲なのだなと感じました。

SINDRAvistlip

活動休止の後、沈黙を破ったかのごとく発表された曲です。

ボーカルが思う、ミュージシャンとしての周りに対する感謝や在り方などが本曲に込められています。

活動再開にふさわしい、再スタートを感じさせる、疾走感のある曲です。

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(31〜40)

ASCENDEAD MASTERVersailles

Versailles / ASCENDEAD MASTER [Official Music Video]
ASCENDEAD MASTERVersailles

中世フランスを意識したビジュアルコンセプトとその楽曲のクオリティーの高さで世界中で人気を集めていましたが、2012年に活動休止。

のち2015年に活動を再開しました。

この曲は初期の作品ですがドラマティックな展開のスピードメタルチューンに仕上がっています。

全体にわたって聴くことのできるツインギターのハーモニーの美しさはさすがです。

ロマンスPENICILLIN

1990年代に次々とデビューしたビジュアル系のバンドの中でも、自由な発想と活動で特異な存在感で放ち続けているPENICILLIN。

初期の彼らは、ルックスはもちろん楽曲も含めていかにも正統派のビジュアル系といった雰囲気でしたが、1995年のメジャーデビュー以降は音楽性も見た目もとくにビジュアル系にこだわることもなく、先述したように一定のジャンルに縛られないキャリアを積み重ねています。

そんな彼らの名前がお茶の間にまで浸透する起爆剤となったのが、1998年にリリースされたシングル曲『ロマンス』です。

ビジュアル系に興味がなかったとしても、この曲の特徴的過ぎるサビを聴けば、聴いたことがあるぞと感じる方は多くいるはず。

こういう曲を大真面目にやれてしまうところが、PENICILLINの強みであり大きな魅力と言えましょう。

ちなみにこちらは結成20周年の2012年にリリースされたベスト盤『20th Anniversary Fan Selection Best Album DRAGON HEARTS』収録の再録バージョンです。

東京傷年ナイトメア

Nightmare(ナイトメア) – 東京傷年 高画質
東京傷年ナイトメア

ナイトメアはX JAPANやLUNA SEAからの影響を公言する王道V系バンドのひとつですが、ラップ調のボーカルの導入や裏打ちを強調したリズムなど、現代のジャンルレスなヴィジュアル系シーンの発展に大きな影響を与えたバンドでもあります。

中でも初期の名曲『東京傷年』は、その実験的なサウンドをふんだんに盛り込みながらも、サビではまさにV系ロックな哀愁メロディを疾走感とともに歌い上げており、一言では言い表せない「ヴィジュアル系」という言葉を象徴するかのような1曲です。

落とし穴の底はこんな世界摩天楼オペラ

落とし穴の底はこんな世界/摩天楼オペラ
落とし穴の底はこんな世界摩天楼オペラ

もともとはヘビーメタル出身のメンバーで作られたバンド。

それだけに演奏技術も高く、捻ったフレーズを所々に入れ込んできます。

この曲でもそれがアクセントになっていて、シンセサイザーのアレンジやリズムの裏をたたいているドラムなど聴くたびに新しい発見があります。

展開もドラマチック。

この曲はまさに隠れた名曲でしょう。

I’LL KILL YOUX JAPAN

日本のロックシーンにおける伝説の幕開けを告げる、X JAPANの原点を象徴するナンバーですね。

この楽曲は、1985年6月にインディーズからわずか1,000枚限定で発売されたバンド初の公式音源です。

すさまじいスピードメタルサウンドに乗せて叩きつけられる攻撃的な言葉の裏に、実は自分自身を消し去りたいほどの深い苦悩が隠されているという逸話は、YOSHIKIさんの内面を物語っているようですよね。

Toshlさんの絶叫ともいえるボーカルが、その制御不能な初期衝動を体現しており圧巻ではないでしょうか。

本作は後に名盤『Vanishing Vision』にも再録されました。

彼らの伝説がどこから始まったのか、その危険な魅力と生々しい感情の爆発を体感したい時にピッタリの1曲です。