ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲
X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。
下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。
メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。
今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!
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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(41〜50)
泡沫-utakata-heidi.

切なさを帯びたメロディーと内省的な言葉の連なりが胸を打つ、heidi.の楽曲です。
2007年4月に発売されたフルアルバム『渦奏』に収録されています。
その後、2012年2月や2016年6月のベストアルバムにもリマスター版や新録バージョンが収められ、バンドの歩みとともに長く愛されてきたナンバーです。
激しいビートに頼るのではなく、儚い命や人間の弱さを肯定するようなテーマが、ボーカルの甘く陰影のある声で豊かに表現されています。
この楽曲は、ヴィジュアル系らしい空気感を保ちながらも、叙情的なロックサウンドを好む方にぴったりです。
静かな夜にひとりで思いを巡らせたいときに、本作を聴いてみてはいかがでしょうか。
PULSE_Lynch.

ダークで重厚なサウンドと美しいメロディを融合させた独自のスタイルで支持を集めるロックバンド、lynch.の楽曲です。
2007年11月に発売されたアルバム『THE BURIED』に収録されており、初期の彼らが持つハードコアやメタルコア的な要素が色濃く反映されたアグレッシブなナンバーとなっています。
疾走感のあるタイトなバンドアンサンブルと、肉体的で過激な言葉が並ぶリリックが特徴的ですよね。
荒々しいシャウトや早口気味のフレーズが、ライブでの圧倒的な熱量を連想させます。
メジャー以降の洗練されたアレンジとは異なる、インディーズ期ならではの生々しい衝動を体感したい方にオススメの一曲です。
スマイル一番いい♀アンティック‐珈琲店‐

「ダンスロック」を掲げ、カラフルでポップな世界観を展開したアンティック-珈琲店-が、2006年9月に3か月連続リリース企画の第1弾として発売したシングルです。
この楽曲は、疾走感のあるポップロックサウンドと、明るく前向きなメッセージが詰まった歌詞が魅力ですよね。
インディーズチャートでも上位にランクインした本作は、笑顔と元気を与えてくれるキャッチーなメロディーで、ライブでも定番の盛り上がりを見せます。
少し落ち込んだ時や、テンションを上げたい時におすすめの、ビジュアル系シーンに新たな風を吹き込んだハッピーな一曲です。
開戦宣言ギルガメッシュ

2000年代のヴィジュアル系シーンにおいて、ラウドでミクスチャーな独自の音楽性を築き上げたバンド、ギルガメッシュ。
彼らがインディーズ初期の2004年8月にライカエジソン限定500枚で世に送り出した『【開戦宣言】~企画型円盤~』の表題曲は、のちに同年10月、2ndプレス盤として全国流通された楽曲です。
低く歪んだギターリフと直線的なリズムが織りなすニュー・メタル的なグルーヴに、ボーカル・左迅さんの鋭い言葉の圧が絡み合います。
周囲の視線を気にせず我が道を行くという強い意志が込められており、粗削りながらもバンドの初期衝動がそのまま封じ込められた一曲です。
激しいサウンドや熱量の高いロックが好きな方へ、ぜひおすすめしたいナンバーです。
イロコイバロック

2002年2月に発売された通常盤のアルバム『東京ストリッパー』の冒頭を飾る本作は、バロックの初期を代表する一曲です。
恋愛を退廃的かつ滑稽に描いた歌詞世界をボーカルの怜さんが演劇的に歌い上げ、ギターの晃さんらによる軽快でジャジーなサウンドと絶妙に絡み合います。
メディアタイアップではなく、ライブや口コミを通じて評価を高めたことからも、当時の彼らが持つストリート感や遊び心の強さがうかがえますよね。
お洒落系とも呼ばれたジャンルレスな音楽性は、のちにベストアルバム『brq 2001-2004』にも収録され、今もなお色褪せない中毒性を放っています。
夜の都会を思わせる猥雑な空気感を楽しみたい方におすすめしたいロックチューンです。
ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(51〜60)
絶望ムック

茨城県出身のロックバンド、ムックがインディーズ時代の2002年9月に発売したアルバム『葬ラ謳』に収録された楽曲です。
初期のバンドが持つ暗黒性や激情、叙情性を象徴する代表作として知られています。
ミヤさんが作詞と作曲を手がけ、希望や慰めを拒絶する強い虚無感が描かれています。
重く歪んだギターや切迫感のあるリズム、怒号に近い逹瑯さんのボーカルが重なり合い、情念を叩きつけるような音像が作り出されています。
タイアップなどはありませんが、当時のアンダーグラウンドな空気感を色濃く残しており、精神的な痛みをストレートに感じたい気分のときにぴったりなナンバーです。
縄蜉蝣

過激な表現と哀愁を帯びたメロディーで2000年代のシーンに強烈なインパクトを残したロックバンド、蜉蝣。
2001年に発売されたシングル『発狂逆立ちオナニスト』に収録されたナンバーで、彼らの持つ内面的な痛みが色濃く表れています。
愛する人を失うことへの恐怖や、相手を縛りつけたいという狂気的な依存心を描いたリリックは、暗く湿ったサウンドと相まって心を締めつけますよね。
2006年発売のベストアルバム『心中歌』で再録されるなど、長きにわたりファンから愛され続けた、初期の彼らを代表する名曲です。
Re:plicaDué le quartz
妖しさと叙情性が交錯する、Dué le quartzの楽曲です。
2001年8月にリリースされたシングル作品で、激しさよりも喪失感や内省を前面に押し出したバラード的アプローチが光ります。
当時のヴィジュアル系インディーズシーンを象徴するような、白や鏡をモチーフにした退廃的で美しい世界観が魅力的ですね。
のちにMIYAVIとして世界へ羽ばたく雅〜みやび〜さんの初期のギタープレイや、情念を込めて歌い上げるSakitoさんのボーカルも聴きどころです。
当時の熱気あふれるファン文化を懐かしむ方はもちろん、00年代初頭の濃密な空気を味わいたい方にもおすすめしたい一曲です。
誘惑GLAY

1998年度のオリコン年間シングルランキング1位、名実ともにこの年一番ヒットした曲がGLAYの『誘惑』です。
シングル「SOUL LOVE」との同時発売で、2週連続でオリコン1位・2位を独占したことも当時大きなニュースになりました。
今改めて聴いてみると、彼ららしいキャッチーなメロディの完成度は当然ながら、7拍子のイントロやヘビーなギターリフなど、バンドキッズを驚かせるような要素もあり、彼らこそがヴィジュアル系ロックの「なんでもあり」感を当時から体現していた存在だったとも言えるかもしれません。
Silent JealousyX JAPAN

ビジュアル系というジャンル・カルチャーの開祖的な存在であり、日本のメタルシーンのみならずJ-POPの歴史を大きく変え、波乱のキャリアを歩みながらも世界的な知名度を得るにまで至ったX JAPAN。
数多くある有名曲や代表曲の中でも、とくに人気の高い楽曲の一つが『Silent Jealousy』です。
通算3枚目のアルバム『Jealousy』からのリカット・シングルとして1991年にリリースされ、同年初出場を果たした紅白歌合戦でも披露されています。
過剰なまでにドラマティックな楽曲展開、華麗なツイン・リード、哀愁を帯びたメロディ、これぞX節としか言いようのないサウンドが洪水のように押し寄せてくる様は、いつ聴いても刺激的!




