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ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲

X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。

下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。

メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。

今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!

ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(41〜50)

Forever LoveX JAPAN

あまりにもドラマティックなバンドの歴史を象徴する、究極のバラードですよね。

壮麗なオーケストラとYOSHIKIさんの奏でるピアノの旋律に、Toshiさんの切なくも力強いハイトーンボイスが重なり、愛する人を失ってもなお続く永遠の愛という壮大なテーマを見事に歌い上げています。

1996年7月に発売されたこの楽曲は、同年の名盤『Dahlia』にも収録されました。

CLAMP原作の劇場用アニメーション映画『X』のテーマソングに起用され、後には小泉純一郎さんが出演したCMで使われたことで、バンドのファン以外にも広く知られる名曲となりました。

大切な誰かを思う夜に、壮大な世界観に浸りながら聴くと、その感動的な響きが涙を誘います。

覚醒ヒロイズムアンティック‐珈琲店‐

覚醒ヒロイズム ~THE HERO WITHOUT A “NAME”~
覚醒ヒロイズムアンティック‐珈琲店‐

可愛らしいバンド名、その名の通りなのか楽曲もかわいいメロディーが多く、しかし中には覚醒ヒロイズムのように激しくかっこいい曲もあります。

2007年に発表された楽曲ですが、今の時代で聴いても決して古いとは思わない曲ですね。

CoyoteBUCK-TICK

Buck Tick Coyote – Sub Español Live
CoyoteBUCK-TICK

1980年代後半のヴィジュアル系のブームを巻き起こしたバンドの一つ、BUCK-TICK。

現在にいたるまで現役で活動し続けており、一度もメンバーを変更せずに、ヴィジュアル系の第一線を走り続けています。

こちらの『Coyote』は、そんな彼らの長いキャリアの中でも、特に色気のあるムードがただよう作品です。

ゴシック・カントリーに仕上げられたメロディーと、ボーカルの櫻井さんによる幻想的なりリックが、非常に魅力的な作品です。

誘惑GLAY

1998年度のオリコン年間シングルランキング1位、名実ともにこの年一番ヒットした曲がGLAYの『誘惑』です。

シングル「SOUL LOVE」との同時発売で、2週連続でオリコン1位・2位を独占したことも当時大きなニュースになりました。

今改めて聴いてみると、彼ららしいキャッチーなメロディの完成度は当然ながら、7拍子のイントロやヘビーなギターリフなど、バンドキッズを驚かせるような要素もあり、彼らこそがヴィジュアル系ロックの「なんでもあり」感を当時から体現していた存在だったとも言えるかもしれません。

夢~ムゲンノカナタ~ViViD

ViViD 『「夢」~ムゲンノカナタ~ -Short ver.-』
夢~ムゲンノカナタ~ViViD

バンドとしてメジャーデビューを飾った曲です。

デビュー・ソングということで、インパクトがあり目に留まりやすいタイトルにしようと考えたのが、この曲名でした。

デビューにふさわしい、勢いや疾走感のある曲に仕上がっています。

首吊りロンドMerry

MERRY「首吊りロンド」LIVE
首吊りロンドMerry

メリーの曲は哀愁を感じられる楽曲が多くありますが、その中でも『首吊りロンド』という曲は、それをさらに強く感じさせてくれます。

衝撃的なタイトルと歌詞、しかしメロディーはノリが良くカラオケで歌うととても気持ち良いと思います。

Silent JealousyX JAPAN

X JAPAN 『Silent Jealousy』(HD)
Silent JealousyX JAPAN

ビジュアル系というジャンル・カルチャーの開祖的な存在であり、日本のメタルシーンのみならずJ-POPの歴史を大きく変え、波乱のキャリアを歩みながらも世界的な知名度を得るにまで至ったX JAPAN。

数多くある有名曲や代表曲の中でも、とくに人気の高い楽曲の一つが『Silent Jealousy』です。

通算3枚目のアルバム『Jealousy』からのリカット・シングルとして1991年にリリースされ、同年初出場を果たした紅白歌合戦でも披露されています。

過剰なまでにドラマティックな楽曲展開、華麗なツイン・リード、哀愁を帯びたメロディ、これぞX節としか言いようのないサウンドが洪水のように押し寄せてくる様は、いつ聴いても刺激的!