ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲
X JAPANが火をつけ、90年代に爆発的なブームとなったヴィジュアル系ロック。
下火だった時期もありましたが、現在ではもはや海外でも「Visual-Kei」という言葉で通じる一大ジャンルとして定番化しました。
メタルやゴシックロック、クラシックにパンクまで、さまざまなジャンルを「ヴィジュアル系」というパッケージに収めることで多彩な表現を可能にした、まさに日本独自の音楽ジャンルと呼んでいいでしょう。
今回はそんなヴィジュアル系バンドの中でも、その歴史を象徴する数々の名曲をご紹介します!
- 1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集
- 【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ
- 【邦楽ロック】90年代を彩った不朽の名曲。懐かしのヒット曲
- DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)の名曲・人気曲
- 【BUCK-TICKの名曲】圧倒的な存在感を放つ伝説のバンドの人気曲
- X JAPANの名曲・人気曲
- 90年代のビジュアル系バンドのデビュー曲
- MUCCの名曲・人気曲
- 2000年代の邦楽ロックバンドの名曲【邦ロック】
- 80年代のビジュアル系バンドのデビュー曲
- 1990年代懐かしの邦楽バンドの名曲・ヒット曲
- 邦楽メタルの名曲。おすすめの人気曲
- 【闇の美学】ゴシックロックのすすめ~代表的なバンド紹介
ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(51〜60)
流星ロケットアンティック‐珈琲店‐

テレビドラマ「風魔の小次郎」のオープニングソングとして起用された楽曲です。
ビジュアル系にありがちなダークさのない、明るくポップなバンドの曲です。
ビジュアル系が苦手な方にも聴いていただければ、きっとイメージが良い意味で変わると思います。
少年黒夢

カリスマ性あふれる清春のボーカルと、時にテクニカルなフレーズで存在感を主張する人時のベース。
2人組バンド黒夢は、そのメンバー編成によらずとも他のバンドには出せない個性を発揮していました。
「名古屋系」と呼ばれた、暗い歌詞と激しい曲を持ち味とするシーンから登場した彼らですが、徐々にパンクロック的な方向性にシフトし、男性ファンが多かったのもその特徴のひとつです。
その黒夢流パンクロックの最高峰と呼べる名曲『少年』は、シングルとしてバンド最高の売り上げを記録し、清春のソロ活動でもレパートリーのひとつとして歌われ続けています。
☆ギミギミ☆SuG

ビジュアル系特有のダークさのない見た目と曲調となっています。
聴いていて、元気になるしテンションの上がるアップチューンとなっています。
PVでは、毒々しさがありつつ、ポップでかわいい、目にも楽しいPVに仕上がっています。
君が咲く山cali≠gari

「ヴィジュアル系と言えば黒服のダークな世界観」が当たり前だった90年代から、白系の派手な衣装や歌謡曲風味の楽曲で独自性を発揮していたバンドがcali≠gariです。
その長い活動歴の中でも、彼らの独特のセンスを象徴しているのがこの『君が咲く山』でしょう。
曲だけ聴くと、変に明るいポップな曲調にピクニックを思わせるような歌詞ですが、歌詞の中の「君」が山の中でどのような状態で放置されているか、あなたは気付きましたでしょうか……?
ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲(61〜70)
ivory treeLa’cryma Christi

流麗なツインギターの調べと、どこか遠い異国を旅しているかのようなメロディが印象的な、La’cryma Christiのメジャーデビューシングルです。
まるで象牙細工のように繊細で美しい世界観の中で、はかなく消えゆくものへの愛おしさを歌っているかのよう。
TAKAさんの透き通るようなハイトーンボイスにのせて紡がれる物語に、胸を焦がした方も多いのではないでしょうか。
1997年5月に発売された本作は、TV番組『進め!
電波少年』のエンディングテーマにも起用されました。
プログレッシブな展開とポップさが両立したサウンドは、じっくりと物語に浸りたい夜にぴったり。
緻密に構築された音の世界に身を委ねてみてはいかがでしょうか。
The Devil In MeDIR EN GREY

インテンスで重厚感あふれる音楽性で知られるDIR EN GREY。
本作は2024年4月にリリースされた、彼らの34枚目のシングルです。
自分自身と向き合う葛藤をテーマにした歌詞は、激しい感情と繊細な表現が融合した印象的な内容となっています。
完全生産限定盤や初回生産限定盤には、ライブ映像やドキュメンタリー映像などの特典も付属。
ダークでパワフルなサウンドが魅力的です。
自分と向き合う勇気がほしい時、背中を押してもらいたい時にぜひ聴いてみてください。
きっと心に響くはずです。
QueenROUAGE

幻想的なイントロから一転、鋭いギターリフが突き刺さる、名古屋系シーンを象徴するROUAGEのメジャーデビュー作です。
孤高の存在である「女王」が抱える華やかさと、その裏に潜む孤独や葛藤を描いているかのような世界観が印象的ですよね。
KAZUSHIさんの奥底から響くような歌声が、その退廃的な美しさを一層際立たせています。
誰もが心のどこかに持つ、光と影の二面性に共感できる人も多いはずです。
1996年4月に発売された本作は、テレビ朝日系の音楽番組『mew』のエンディングテーマとしてお茶の間にも届けられました。
日常から離れて、少しダークで耽美な物語に浸りたい夜にぴったりの1曲です。






