「よ」から始まるタイトルのボカロ曲、あなたはいくつ思い浮かびますか?
たとえば、『弱虫モンブラン』や『夜咄ディセイブ』はとくに有名な楽曲なので、思い浮かべた方は多いと思います。
その他にも「宵」「妖艶」「四」など、「よ」から始まる言葉はたくさんあり、こいそた言葉が使われた曲はたくさんあります。
この記事ではそんな「よ」から始まるタイトルのボカロ曲を一挙に紹介していきます。
どんな曲があるのか、楽しみながらご覧ください。
「よ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
余熱NEW!MIMI

ピアノの音色で切ない世界観をつむぐボカロP、MIMIさんによる1曲です。
過ぎ去った日々の記憶が胸の奥で熱を保ち続け、未来へ踏み出すための光になるという希望が歌われています。
心に残った小さな温もりこそが自分を動かすのだと語りかける歌詞に、胸が熱くなる方はいらっしゃるはず。
本作は2025年7月、七夕の夜に公開された作品。
何かをやり遂げた後、静かな寂しさを感じている時、ぜひ聴いてみてください。
四つ葉の日ぽて

日常に隠れている小さな幸せをつむぐ、心温まるポップナンバーです。
ボカロP、ぽてさんによる楽曲で、2019年10月にリリースされました。
軽やかでやわらかな曲調に、四つ葉のクローバーが象徴する希望や幸運といったモチーフが巧みに織り込まれていて、聴いているうちに穏やかな気持ちになれる仕上がり。
何気ない日々を過ごしているあなたに、ふとした瞬間の美しさを思い出させてくれるかもしれません。
夜撫でるメノウAyase

別れの夜、主人公は相手との思い出を胸に秘めながら、終電の時間を共に過ごしています。
YOASOBIのコンポーザーとしても知られるAyaseさんが描いた切ない失恋ソングで、メロディアスなサウンドが心に染み渡ります。
2019年11月リリースのアルバム『幽霊東京』にはセルフカバー版が収録された、本作。
愛しい人との別れに向き合わなければならない心情を真っすぐな言葉、深い共感を呼ぶ形で表現しています。
永遠に続いてほしかった気持ち、出会えた喜びと別れの悲しみ……複雑な心情を優しく包み込む楽曲です。
良い人原口沙輔

人の内面に潜む苦悩が描かれていて、引き込まれる作品です。
2025年4月に公開された原口沙輔さんの作品で、ボカロP×歌い手×声優による共感性ドラマコンテンツ『僕たちは夜な夜な』2ndシーズン書き下ろし曲。
本作は自己犠牲、良い人であることの息苦しさをテーマにしており、ストーリーと音楽の相乗効果が心を揺さぶってきます。
自分の気持ちを代弁してくれる曲をお探しの方、ぜひ聴いてみては。
夜明けと蛍n-buna

エモーショナルなメロディーが印象的な1曲です。
『夜明けと蛍』は2014年7月にリリースされ、のちにアルバム『花と水飴、最終電車』に収録されました。
夏の終わりと夜明け前の静けさを表現した繊細な歌詞が胸に響きます。
やわらかな音色に郷愁を誘われるんですよね。
ゆったりめなテンポなので、ピアノ初心者でも演奏しやすいでしょう。
弾き語りに挑戦するのもありかも?
余命2:30ピノキオP

人生の儚さと切なさを見事に捉えた、考えさせられるボカロ曲です。
ピノキオピーさんの楽曲で、2分30秒という短い尺の中で命の誕生から死までをつむいでいます。
2023年リリースのアルバム『META』に収録。
ピアノの音色を軸にした、エモーショナルなサウンドアレンジが印象的です。
「死」がドラマチックな装置として扱われることへの違和感が曲の随所に織り込まれているのも注目ポイント。
人生の意味を考えたいとき、大切な人を失って悲しいとき、そういう心の機微に寄り添ってくれる1曲です。
夜もすがら君想ふTOKOTOKO

ギターの歯切れの良い音色と、心地よいメロディーラインに心奪われる楽曲です。
TOKOTOKOさんの代表曲の一つで、2014年3月に公開されました。
晴れやかなバンドサウンドにGUMIの伸びやかな歌声が合わさり、快活な世界観を生み出しています。
「愛」をテーマにした前向きな歌詞も魅力で、仕事や恋愛に悩む人の背中を優しく押してくれるような、さわやかなメッセージ性を持っています。
カラオケで歌えば、その場にいる人の心を軽くしてくれるはず!