「よ」から始まるタイトルのボカロ曲、あなたはいくつ思い浮かびますか?
たとえば、『弱虫モンブラン』や『夜咄ディセイブ』はとくに有名な楽曲なので、思い浮かべた方は多いと思います。
その他にも「宵」「妖艶」「四」など、「よ」から始まる言葉はたくさんあり、こいそた言葉が使われた曲はたくさんあります。
この記事ではそんな「よ」から始まるタイトルのボカロ曲を一挙に紹介していきます。
どんな曲があるのか、楽しみながらご覧ください。
「よ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
よNEW!HALKA

すべてのタイトルをひらがな一文字に統一するというスタイルを貫いている、HALKAさん。
2025年10月に公開された本作は、鏡音レンが歌っている超高速エレクトロロックです。
脆く弱い者たちが集う狂騒の夜を描いた歌詞は、自分を取り繕うことに疲れてしまったすべての人へ刺さるメッセージ。
余裕のない日常で削られていく心と、それでも踊り続けなければならない現代社会の残酷さが痛烈に表現されています。
ありのままの弱さを抱えて生きているあなたにこそ聴いてほしい1曲!
与生さん、ごめんなさいNEW!モリナガハナクソ

2025年10月に公開されたモリナガ ハナクソさんの楽曲。
ロックを基調にさまざまな音楽ジャンルのエッセンスが取り込まれている作品です、明るくポップな印象を受ける曲調ですが、歌詞には強欲さや後悔、息苦しさといった複雑な感情がつづられています。
やる気を出そうとしても空回り、人生の余白を埋められない主人公の切実な心情が、初音ミクのボーカルを通して鮮烈に響きます。
一度聴いたら離れられない中毒性を持ったボカロ曲です。
吉原ラメントNEW!亜沙

江戸の吉原を舞台に遊女の視点から描かれる、切なくも艶やかな世界観が魅力です。
くるわことばを用いた独特の語り口で、恋人ごっこという虚構の中に揺れる本心、雨にぬれる夜の情景が歌われます。
和風の音色とロックサウンドが融合したメロディーは、どこか懐かしくも新しい響き。
亜沙さんが2012年に公開したこの楽曲は、投稿から一週間で殿堂入りを果たし、小説化や歌舞伎作品にもなりました。
2023年には重音テトSV版でリメイクされ、11年の時を経て進化した表現を届けています。
カラオケで歌えば、その世界観に浸りながら感情をたっぷり込められる一曲です。
弱虫モンブラン (Reloaded) feat. 初音ミクDECO*27

多くのヒットナンバーを量産してきたボカロP、DECO*27さん。
いくつもの名曲を生み出してきた彼ですが、なかでもこちらの『弱虫モンブラン (Reloaded) feat. 初音ミク』は特にオススメです。
初音ミクの魅力を最大限まで引き出しつつも、楽曲自体は邦ロック調にまとめられています。
そのため、歌いやすいボーカルラインにまとまっており、音域もボカロとしてはかなり狭めにまとまっています。
知名度もありつつ、歌いやすさもバツグンなので、レパートリーに入れておいて損はないでしょう。
余熱MIMI

ピアノの音色で切ない世界観をつむぐボカロP、MIMIさんによる1曲です。
過ぎ去った日々の記憶が胸の奥で熱を保ち続け、未来へ踏み出すための光になるという希望が歌われています。
心に残った小さな温もりこそが自分を動かすのだと語りかける歌詞に、胸が熱くなる方はいらっしゃるはず。
本作は2025年7月、七夕の夜に公開された作品。
何かをやり遂げた後、静かな寂しさを感じている時、ぜひ聴いてみてください。
夜明けと蛍n-buna

エモーショナルなメロディーが印象的な1曲です。
『夜明けと蛍』は2014年7月にリリースされ、のちにアルバム『花と水飴、最終電車』に収録されました。
夏の終わりと夜明け前の静けさを表現した繊細な歌詞が胸に響きます。
やわらかな音色に郷愁を誘われるんですよね。
ゆったりめなテンポなので、ピアノ初心者でも演奏しやすいでしょう。
弾き語りに挑戦するのもありかも?
四つ葉の日ぽて

日常に隠れている小さな幸せをつむぐ、心温まるポップナンバーです。
ボカロP、ぽてさんによる楽曲で、2019年10月にリリースされました。
軽やかでやわらかな曲調に、四つ葉のクローバーが象徴する希望や幸運といったモチーフが巧みに織り込まれていて、聴いているうちに穏やかな気持ちになれる仕上がり。
何気ない日々を過ごしているあなたに、ふとした瞬間の美しさを思い出させてくれるかもしれません。






