自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介
コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!
その度に頭を悩ませるのが、選曲。
定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。
そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!
さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(101〜110)
グローバル・ヴァリエーションズNigel Hess

吹奏楽で世界一周の旅、をテーマに作曲された楽曲です。
ロンドンのビッグバンの鐘の音から始まり、主題が演奏されます。
その主題が各地を旅する中で、その国々をイメージし変化していきます。
アコーディオンが使われたり、多彩なソロ、ソリがあったりとおもしろい1曲です。
吹奏楽のための風景詩《陽が昇るとき》高昌帥

全4楽章からなる大作で、それぞれが異なる吹奏楽団からの委嘱によって制作された高昌帥さんの『吹奏楽のための風景詩《陽が昇るとき》』。
第1楽章「衝動」は急激なテンポとエネルギッシュなリズムで内なる衝動を、第2楽章「情緒」は静かでメロディアスな部分と急速で激しい部分が交互に現れ、感情の揺れ動きを描きます。
第3楽章「祈り」は安らぎと希望を感じさせ、フィナーレを飾る第4楽章「陽光」は、輝かしい日の光を表現。
全日本吹奏楽コンクールの自由曲としても人気の高い曲で、吹奏楽の演奏会にもオススメです。
情熱大陸コレクション葉加瀬太郎

1998年から放送されている人間密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』のエンディング曲『エトピリカ』と、テーマ曲『情熱大陸』のメドレー。
世界的ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さん作曲の両曲を、吹奏楽版にアレンジした作品です。
心に深く染み入る清らかなサウンドが印象的な『エトピリカ』から、自然にリズムを刻みたくなってしまうドラマチックな『情熱大陸』へとなめらかに移行し、最後まで人の心を引きつけて離さない魅力的な楽曲です。
SOULSOUPOfficial髭男dism

日常に潜む苦難をスープにたとえたOfficial髭男dismの楽曲。
2023年12月13日のデジタルリリース曲で、『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』の主題歌を飾りました。
歌詞の中には、絶望を飲み干す勇気や自分を見つめ直す大切さを伝えるメッセージが込められているんですよね。
理不尽な現実に立ち向かう皆さんの心に寄り添い、新たな一歩を踏み出すパワーをくれますよ。
吹奏楽アレンジなら、ソウルフルなサウンドをダイナミックに表現できそう。
子供たちにも高い知名度を誇る楽曲なので、地域の催しでのステージにもピッタリの曲ですね。
ニュー・シネマ・パラダイスEnnio Morricone

壮大なオーケストラと美しい旋律が融合した映画音楽の傑作。
1988年にイタリア映画のサウンドトラックとして、モリコーネさんが息子のアンドレアさんと共作した本作は、シンプルでありながら情緒豊かなメロディが心に深く響きます。
アルバム『Nuovo Cinema Paradiso』として1990年にリリースされ、英国アカデミー賞作曲賞やダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞最優秀音楽賞を受賞。
クラシックとイタリアの伝統的な音楽を融合させた優美な旋律は、穏やかな時間を過ごしたいときや、吹奏楽の練習曲として取り組むのにピッタリです。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(111〜120)
行進曲「煌めきの朝」牧野圭吾

聴く人を勇気づけてくれる『行進曲「煌めきの朝」』。
こちらは新進気鋭の作曲家、牧野圭吾さんが手掛けた楽曲です。
彼は高校在学中にこの曲を書き、2023年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれるという類を見ない功績を残しています。
そんな本作の特徴は、王道のマーチに転調を取り入れるなどして、演奏者の個性が出やすい部分を設けていることでしょう。
試行錯誤を繰り返しつつ、しっくりくる形を模索してみてください。
聖者の行進Louis Armstrong

吹奏楽の定番曲で、金管楽器の入門教本には、必ずと言っていいほど掲載されている曲が『聖者の行進』。
黒人霊歌のひとつで、ディキシーランド・ジャズのナンバーとしても知られ、数多くのミュージシャンが演奏してきました。
1960年の米国映画「5つの銅貨」で、ルイ・アームストロングとダニー・ケイの歌ったことでも有名です。