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自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介

コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!

その度に頭を悩ませるのが、選曲。

定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。

そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!

さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。

もくじ

自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(1〜20)

行進曲 「勇気の旗を掲げて」渡口公康

【WISH課題曲】2024年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ 行進曲「勇気の旗を掲げて」
行進曲 「勇気の旗を掲げて」渡口公康

渡口公康さんが作曲されたこの曲は、2024年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれ、第33回朝日作曲賞も受賞した注目の1曲です!

この曲は、勇気と希望をテーマに、伝統的なマーチのスタイルを守りつつも、新しい要素も取り入れられているんですよ。

とくに、明るく力強いメロディが印象的で、みんなで一緒に演奏したくなる曲調なんです。

トリオ部分のピッコロによる旋律は華やかさを演出していて、聴いている人も思わず引き込まれてしまいます。

音楽を通して勇気をもらえる、そんなすてきな1曲をぜひ演奏してみてくださいね!

民衆を導く自由の女神樽屋雅徳

【吹奏楽】民衆を導く自由の女神/樽屋雅徳《航空自衛隊西部音楽隊》Liberty Guiding the People
民衆を導く自由の女神樽屋雅徳

フランスの7月革命を音楽で描いた吹奏楽曲。

ドラクロワの絵画からインスピレーションを得た本作は、民衆の高まる革命の気運を力強く表現しています。

金管楽器の迫力ある旋律が革命の決意を、木管楽器の繊細な音色が希望と不安を伝えます。

2004年に発表されて以来、吹奏楽コンクールの定番曲として親しまれてきました。

自由を求める民衆の姿を描いた絵画のように、音楽を通じて聴く人の心に強く訴えかけてきます。

吹奏楽の魅力を存分に味わえる作品です。

メルヘン酒井格

酒井 格 / 課題曲III メルヘン
メルヘン酒井格

数々の吹奏楽曲を手掛けてきた酒井格さんによる、2024年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲。

まるでおとぎ話の世界に入り込んだようなメルヘンチックな雰囲気が魅力的。

優雅で優しい曲調の中に、テンポの変化や多彩な音色が織り交ぜられているのが特徴的ですね。

演奏には高い技術が求められますが、本作を通して、吹奏楽の楽しさと奥深さを存分に味わえるはずです。

祝典序曲「祈りは時の流れに輝く」福島弘和

【吹奏楽】祝典序曲「祈りは時の流れに輝く」(福島弘和)
祝典序曲「祈りは時の流れに輝く」福島弘和

荘厳かつ壮大な旋律が特徴的な福島弘和さんの吹奏楽作品。

2004年に仙台第一高等学校吹奏楽部の創部50周年を記念して作曲されました。

過去から未来へと続く時の流れと、その中で輝き続ける祈りの力を表現しています。

金管楽器と木管楽器の絶妙な掛け合いが美しく、ドラマチックな効果を生み出している傑作。

演奏時間は約7分と比較的短いですが、深い意味を持つ音楽として広く認識されています。

吹奏楽部の定期演奏会や記念行事の際にぴったりの曲ですね。

力強さと優しさを兼ね備えた本作は、聴く人の心に深い感動を与えてくれるでしょう。

交響詩「海」より第3楽章「風と海との対話」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーが海の力強さを音楽で表現した壮大な交響詩。

こちらは管弦楽曲ですが、吹奏楽に編曲したものです。

3つの楽章から成り、そのなかの第3楽章では、風と海の激しい対話が描かれています。

トランペットの力強いファンファーレが嵐の到来を告げ、金管楽器や弦楽器が風と波の荒々しさを表現。

1905年に初演された際には、ドビュッシーの名を一躍高めました。

自然や海をテーマにした映像作品でも使用され、多くの人々に感動を与えています。

交響詩「ローマの祭り」Ottorino Respighi

Feste of Rome / Ottorino Respighi ローマの祭り 龍谷大学吹奏楽部
交響詩「ローマの祭り」Ottorino Respighi

ローマの祭りの情景を色鮮やかに描き出したオーケストラ作品を、吹奏楽版に編曲したものです。

古代ローマから現代に至るまでの多様な祭りを、豪華絢爛な音楽で表現しています。

力強い金管楽器のファンファーレや、繊細な弦楽器の旋律が印象的で、まるで映画のワンシーンを見ているかのよう。

1929年2月にニューヨーク・フィルハーモニックによって初演され、その後世界中で広く演奏されるようになりました。

吹奏楽のレパートリーとしても人気が高く、華やかな演奏会の締めくくりにぴったりな1曲です。