自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介
コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!
その度に頭を悩ませるのが、選曲。
定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。
そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!
さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。
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自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(11〜20)
民衆を導く自由の女神樽屋雅徳

フランスの7月革命を音楽で描いた吹奏楽曲。
ドラクロワの絵画からインスピレーションを得た本作は、民衆の高まる革命の気運を力強く表現しています。
金管楽器の迫力ある旋律が革命の決意を、木管楽器の繊細な音色が希望と不安を伝えます。
2004年に発表されて以来、吹奏楽コンクールの定番曲として親しまれてきました。
自由を求める民衆の姿を描いた絵画のように、音楽を通じて聴く人の心に強く訴えかけてきます。
吹奏楽の魅力を存分に味わえる作品です。
さくらのうた福田洋介
桜の花びらが舞う情景が目に浮かぶような、繊細で感動的なメロディーが心にグッとくる名曲。
吹奏楽作品を数多く手がけ、高い評価を得ている福田洋介さんの作品です。
「コンクールでこの曲を演奏した」「春になると必ず聴きたくなる」など、吹奏楽を経験した人なら多くの思い出が蘇るのではないでしょうか。
作曲者が約15年もの構想期間を経て完成させたとされ、静寂から始まる本作の壮大な展開は聴く人の心を捉えて離しません。
2012年に全日本吹奏楽コンクールの課題曲Ⅰとして選ばれ、フジテレビ系月9ドラマ『366日』でも使用されました。
青春の記憶と重なる、いつまでも色褪せない一曲です。
Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts

全世界のストリーミング再生数が1億回を突破し、国内外のチャートを席巻したCreepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』。
一度聴いたらクセになるサウンドとラップ、ショート動画のダンスなどで大流行しました。
吹奏楽ではそのノリの良さはもちろん、メロディーや音の美しさも映え、聴く人の気持ちもハイテンションになるはず。
ラップ部分のメロディはブレスを取りづらいフレーズが多いかもしれませんが、とどまらない楽曲の勢いにのって楽しく演奏してください!
交響詩「ローマの祭り」Ottorino Respighi

ローマの祭りの情景を色鮮やかに描き出したオーケストラ作品を、吹奏楽版に編曲したものです。
古代ローマから現代に至るまでの多様な祭りを、豪華絢爛な音楽で表現しています。
力強い金管楽器のファンファーレや、繊細な弦楽器の旋律が印象的で、まるで映画のワンシーンを見ているかのよう。
1929年2月にニューヨーク・フィルハーモニックによって初演され、その後世界中で広く演奏されるようになりました。
吹奏楽のレパートリーとしても人気が高く、華やかな演奏会の締めくくりにぴったりな1曲です。
セドナSteven Reinek

アメリカ・アリゾナ州に広がる赤い岩山や深い渓谷の風景を、壮大なサウンドで描き出したプログラム音楽の名曲です。
ポップスやクラシックなど幅広いジャンルを手掛けるアメリカの作曲家、スティーヴン・ライニキーさんの作品です。
この楽曲が持つダイナミックな魅力は、雄大なホルンの響きと、木管楽器が織りなす繊細な旋律の美しい対比から生まれているのかもしれません。
本作は2000年にワシントン・ウインズの演奏がアルバム『Rushmore』に収録されたのをはじめ、今なお多くの楽団に愛されています。
物語を旅するような感動が味わえるので、聴く人の心に情景を届けたいと願う演奏会で取り上げれば、忘れられない思い出になること間違いなしの一曲でしょう。
祝典序曲「祈りは時の流れに輝く」福島弘和

荘厳かつ壮大な旋律が特徴的な福島弘和さんの吹奏楽作品。
2004年に仙台第一高等学校吹奏楽部の創部50周年を記念して作曲されました。
過去から未来へと続く時の流れと、その中で輝き続ける祈りの力を表現しています。
金管楽器と木管楽器の絶妙な掛け合いが美しく、ドラマチックな効果を生み出している傑作。
演奏時間は約7分と比較的短いですが、深い意味を持つ音楽として広く認識されています。
吹奏楽部の定期演奏会や記念行事の際にぴったりの曲ですね。
力強さと優しさを兼ね備えた本作は、聴く人の心に深い感動を与えてくれるでしょう。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(21〜30)
交響詩「海」より第3楽章「風と海との対話」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーが海の力強さを音楽で表現した壮大な交響詩。
こちらは管弦楽曲ですが、吹奏楽に編曲したものです。
3つの楽章から成り、そのなかの第3楽章では、風と海の激しい対話が描かれています。
トランペットの力強いファンファーレが嵐の到来を告げ、金管楽器や弦楽器が風と波の荒々しさを表現。
1905年に初演された際には、ドビュッシーの名を一躍高めました。
自然や海をテーマにした映像作品でも使用され、多くの人々に感動を与えています。