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自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介

コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!

その度に頭を悩ませるのが、選曲。

定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。

そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!

さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。

自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(21〜30)

アフリカン・シンフォニーVan McCoy and the Soul City Symphony

野球応援で演奏される曲の定番でもある『アフリカン・シンフォニー』。

疾走感がありつつも、金管楽器のどっしりとした音色、印象的なティンパニのリズムが楽曲に厚みを加えています。

楽曲の合間に入る木管楽器の細くて美しい連符、トロンボーンのグリッサンドなど、アフリカの荒野を力強く生き抜く動物たちの様子が目に浮かぶような1曲です。

セドナSteven Reinek

アメリカ・アリゾナ州に広がる赤い岩山や深い渓谷の風景を、壮大なサウンドで描き出したプログラム音楽の名曲です。

ポップスやクラシックなど幅広いジャンルを手掛けるアメリカの作曲家、スティーヴン・ライニキーさんの作品です。

この楽曲が持つダイナミックな魅力は、雄大なホルンの響きと、木管楽器が織りなす繊細な旋律の美しい対比から生まれているのかもしれません。

本作は2000年にワシントン・ウインズの演奏がアルバム『Rushmore』に収録されたのをはじめ、今なお多くの楽団に愛されています。

物語を旅するような感動が味わえるので、聴く人の心に情景を届けたいと願う演奏会で取り上げれば、忘れられない思い出になること間違いなしの一曲でしょう。

風紋保科洋

【吹奏楽】 吹奏楽コンクール課題曲「風紋」
風紋保科洋

コンクール課題曲の人気投票があれば必ず上位に入り、1987年の課題曲でありながら、現在でも吹奏楽団体のあらゆる演奏会で頻繁に演奏されています。

発表された当時は練習曲としては長い曲でしたが、のちに原典版として作曲者の当初の構想通り、さらに長い約7分強の『風紋』が発表されています。

斐伊川に流るるクシナダ姫の涙樽屋雅徳

2013年に発表された樽屋雅徳の楽曲で、古事記上巻に記される出雲神話『ヤマタノオロチ退治神話』より、物語のヒロイン、クシナダ姫にスポットを当てて曲が描かれています。

フルートソロの冒頭から始まり、物語の本題へ流れ込む作曲者らしい繊細でダイナミックな曲です。

「レトロ」2023年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ天野正道

【WISHの課題曲】2023年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ レトロ(演奏)
「レトロ」2023年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ天野正道

1970年代から80年代のポップスを現代の吹奏楽に見事に蘇らせた映像音楽の巨匠、天野正道さんによる一曲。

本作は、2023年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅲとして委嘱され、全国大会では99団体中35もの団体が演奏したことでも大きな話題となりました。

ブライトロック、センチメンタルバラード、クロスオーバーと次々に表情を変える構成で、聴く人を飽きさせません。

ドラムやコンガが刻む本格的なリズムと、トランペットやサックスのジャジーなソロがとにかくクール!

「本物のポップスを」という作曲者の情熱が、サウンドの隅々から伝わってくるようです。

グルーヴ感があふれる演奏で会場を沸かせたいバンドにとって、最高の見せ場を作ってくれるのではないでしょうか?

船乗りと海の歌(海の男達の歌)Robert W. Smith

曲名としては誤訳である「海の男達の歌」の方が有名かもしれません。

曲名のとおり航海の様子を表現した曲で、カモメやクジラ鳴き声、波の音などを再現する特殊奏法が随所に盛り込まれています。

勇ましい航海が目に浮かぶようなテーマ部分はもちろん、静かな深海を思わせる中盤部分も魅力の一つです。

オーメンズ・オブ・ラブT-SQUARE

オーメンズ・オブ・ラブ/作曲:和泉宏隆/編曲:真島俊夫
オーメンズ・オブ・ラブT-SQUARE

吹奏楽定番曲の一つであるこの曲はもともと、日本を代表するインストゥルメンタルバンド、T-SQUAREの曲です。

シンフォニックなサウンドのイントロから始まり、チャイムとドラムのフィルインを合図にテンポアップ。

曲全体を通して、メロディは木管の高音パートやトランペットを中心に演奏されます。

終始ノリのいい曲で、演奏中手拍子がくることも多い曲です!