自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介
コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!
その度に頭を悩ませるのが、選曲。
定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。
そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!
さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(51〜60)
「ミッション:インポッシブル」のテーマLalo Schifrin

映画やドラマで緊迫感を演出するために使われる、あのスパイアクションテーマ曲が吹奏楽アレンジで楽しめます!
ラロ・シフリンさんの才能が光る本作は、独特なリズムと、ジャズやラテン音楽の要素を融合させた斬新なサウンドが魅力です。
鮮烈な曲調は、スパイ活動の緊張感や予測不可能性を巧みに表現しており、演奏する人も聴く人も引き込まれずにはいられません。
変化に富んだメロディと躍動的なリズムが吹奏楽の魅力を存分に引き出す本作は、演奏を通じて音楽の楽しさを共有できるアンサンブル曲としてもオススメです。
テキーラChuck Rio

吹奏楽の魅力といえば、演奏するジャンルの幅広さではないでしょうか。
この『テキーラ』は吹奏楽の定番曲のひとつで、ラテンのリズムを基本としています。
もともとはチャンプスというバンドの楽曲でしたが、今では吹奏楽に編曲されたもののほうが有名になっています。
楽曲の途中で「テキーラ」と叫ぶところは、吹奏楽経験者の中ではとても有名です。
ブリュッセル・レクイエムBert Appermont

2019年の吹奏楽コンクールでは、多くの団体が自由曲でこの曲を演奏し、一躍大ブームとなりました。
この曲は、2016年3月にベルギーの首都ブリュッセルで発生した、連続爆破テロの犠牲者を悼むレクイエムとして作曲されました。
フランスの民謡『月の光に』の旋律がさまざまな楽器で紡がれていきます。
美しい旋律、緊張感のある和音、華やかな連符など魅力が詰まった1曲です。
祝典のための音楽Philip Sparke

1985年に、P.スパークが全英ブラス・バンド選手権のユース部門ファイナルの課題曲として作曲した楽曲で、その後吹奏楽版に編曲されました。
3楽章からなり、序曲にふさわしい華やかな1楽章、木管アンサンブルを中心としたやわらかく優しい2楽章、再び軽快になり最後まで駆け抜ける3楽章にわかれています。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(61〜70)
ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

吹奏楽の名曲として親しまれているこの楽曲は、イギリスのロックバンド、ディープ・パープルの代表曲『Burn』『Highway Star』『Smoke on the Water』の3曲を見事に融合したメドレー作品です。
佐橋俊彦さんは、エレキギターのリフやドラムのビートを管楽器や打楽器で巧みに表現し、原曲のロックな魅力を吹奏楽ならではの豊かなサウンドで再構築しています。
本作は、1996年に吹奏楽向けの『New Sounds in Brass』シリーズの一環としてリリース。
吹奏楽コンサートや学校の演奏会などで頻繁に演奏されており、第6回ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会では、演奏団体が審査員特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。
スパニッシュ・フィーバーJay Chattaway

スパニッシュの名の通り、スペイン風の情熱的なメロディが特徴のディスコナンバー。
金管楽器の華々しいファンファーレで始まり、どこか哀愁も感じさせるテーマで、聴衆をラテンの世界に引き込みます。
野球応援などで聴いたことがある人も多いかもしれません。
スター・パズル・マーチ小長谷宗一

1993年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲として書かれた曲がこちら。
聴いてわかるように、『きらきら星』を原曲として作られています。
それだけでも親しみやすい曲ですよね。
しかもさらに、他の星にからんだ名曲が随所にちりばめられています。
映画『スター・ウォーズ』のテーマ、ディズニー映画の『ピノキオ』の主題歌『星に願いを』などで、1曲で何度もおいしい曲です。
1993年だけでなく、今に至るまで人気でよく演奏されるのもうなずけます。