自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介
コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!
その度に頭を悩ませるのが、選曲。
定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。
そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!
さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(111〜120)
吹奏楽のための木挽き唄小山清茂

とある村の木挽き唄が民謡として歌い継がれていくさまを表現した、全4楽章から成る変奏曲です。
和太鼓を模したパーカッションなど、和風のメロディが魅力的。
さまざまな楽器のソロが随所にちりばめられており、ソロとしては珍しいバスクラリネットの無伴奏独奏によって曲が締めくくられます。
タイプ・ライターLeroy Anderson

こちらもルロイ・アンダーソンさんのおもしろさあふれる一曲です。
昔のタイプライターを打つ音やリターンする音を見事に曲に取り入れています。
主にパーカッションが活躍する曲でもありますが、聴いていてとてもおもしろいですよ。
風がきらめくとき近藤礼隆

2024年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれた近藤礼隆さんの作品。
春の季語「風光る」からインスピレーションを得た曲で、春の到来の喜びを風に託した美しいメロディと豊かなハーモニーが印象的です。
非和声音を効果的に使い、緊張感と解放感のバランスが絶妙。
全体を大きなフレーズでとらえることが重要で、冒頭の愛らしく優しい演奏から始まり、きらめく春の情景を鮮やかに描いていきます。
演奏する喜びを感じられる曲だといえるでしょう。
セント・アンソニーヴァリエーションW.H.ヒル

大聖堂のパイプオルガンで弾いているかのような美しいメロディが、中間部分と後半部分に登場します。
高音楽器と低音楽器が見事に調和してこの音を作り出していますので、聴きごたえは十分です。
最後の部分がとても壮大で鳥肌が立つほどの深い感動に包まれます。
伝説のアイルランドRobert Smith

重厚感のある金管楽器のサウンド、そのなかに流れる軽快な木管楽器のメロディ、迫力あるティンパニなどのパーカッションパート、すべてがかっこいい曲です。
曲の冒頭に重厚感があり、聴いている側に緊張感を与えるような曲に仕上がっています。
エル・キャピタンJohn Philip Sousa

オペレッタから生まれた華やかな行進曲として知られる傑作。
マーチ王として名高いスーザさんが手掛けた本作は、軽快で親しみやすい旋律が魅力的な吹奏楽の定番曲です。
アメリカでは1896年の初演以来、吹奏楽団や軍楽隊で演奏され続けてきました。
日本でも1956年の第4回全日本吹奏楽コンクールで課題曲に選ばれたことをきっかけに、多くの演奏家に愛される存在となっています。
演奏会のオープニングを華やかに彩る1曲として、また仲間と合奏を楽しむ楽曲としてもピッタリな作品です。
マーチ「ペガサスの夢」水口透

2023年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲にも採用されている『マーチ「ペガサスの夢」』。
こちらはトランペット奏者や、作詞作曲家として活躍している水口透さんの楽曲です。
彼は同じリズムを繰り返すマーチの中に、自己表現を取り入れてほしいとの考えから、本作を書いたそうですよ。
大きな特徴としては、ソロパートがないことがあげられますね。
全体的には威風堂々とした印象なので、入退場に合わせるなどしてみてはいかがでしょうか。