【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲
1980年代といえば、洋楽ロックにおいて「黄金期」と呼ばれる時代です。
ロック・バンドという観点で見ると、今も活躍するベテランのロック・バンド勢が多くデビューを果たし、歴史に残る世界的なヒット曲が多く生まれた時期でもありますよね。
今回は、そんな1980年代の洋楽ロック・バンドにフォーカスしたヒット曲、名曲の数々をご紹介!
80年代らしいエネルギッシュなロック・ナンバーやスタジアム映えするバラード曲はもちろん、既存のロックにとらわれないニューウェーブと呼ばれる存在や、90年代へとつながるオルタナティブ・ロックが生まれた時代でもある、という点も踏まえたバラエティに富んだラインアップとなっておりますよ。
【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲(91〜100)
Primitive PaintersFelt

ポスト・パンクから派生したとされる、80年代では欠かせない音楽ムーブメント、ネオアコ。
そんなネオ・アコースティックブームの第一人者となったバンドがフェルトです。
どこか夢見心地なメロディと演奏、ひずませずクリーンなギターサウンドといった日本にも到来するこのブームの代表的な存在のロックバンドです。
Ghost TownCheap Trick

チープ・トリックは1970年代に結成されたアメリカのバンド。
元気に飛び跳ねるようなイメージが強いチープ・トリックですが、80年代にはこのように大人っぽいバラードも歌っていました。
1988年発表のアルバム『Cheap Trick』に収録されています。
About A GirlNirvana

この曲のタイトルを見た方で、おそらく「ニルヴァーナって90年代のバンドじゃないの」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
90年代のグランジ~オルタナティブ・ロックの象徴にして音楽史にその名を刻むロック・アイコンの1つ、ニルヴァーナが名門インディーズ・レーベルのSUB POPよりデビュー・アルバム『Bleach』をリリースしたのは1989年のこと。
きらびやかな80年代の音楽シーンの反動のように、彼らのようなオルタナティブなバンドが生まれたという事実はぜひ知っておいてほしいところですね。
今回取り上げている『About a Girl』は、ライヴでも頻繁に演奏されたナンバーであり、彼らのディスコグラフィの中ではとくにポップでメロウな、それでいてアンニュイな雰囲気と乾いた音像が素晴らしい名曲です。
ざらついたギターを中盤以降でひずませる、静と動を意識したアンサンブルもばっちりはまっていますね。
ちなみにドラマーはこの時点ではデイヴ・グロールさんではなく、チャド・チャニングさんが担当していますよ。
KokomoThe Beach Boys

1960年代から活躍を続けているバンド、ザ・ビーチ・ボーイズ。
ロックンロールから実験音楽、彼らの音楽の幅は計り知れず、時代とともに彼らの名曲があります。
そんな彼らのキャリアの中でも大ヒットとなった88年の楽曲『Kokomo』は南国の雰囲気を感じる1曲です。
ビートルズよりダントツで長生きしているバンドの奥の深さを感じられますね。
Teen Age RiotSonic youth

1980年代のロックバンドとして外せないのが、ソニック・ユース。
彼らの音楽性、アートワーク、思想も90年代のロックバンドブームに多大なる影響をおよぼしました。
オルタナティブロックに分類されるバンドですが、そのオルタナシーンをひっくり返そうという新年で実験的な楽曲もたくさんリリースしています。
しかしそれがいつまでたっても色あせない理由の一つでもあるのではないでしょうか。