【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲
1980年代といえば、洋楽ロックにおいて「黄金期」と呼ばれる時代です。
ロック・バンドという観点で見ると、今も活躍するベテランのロック・バンド勢が多くデビューを果たし、歴史に残る世界的なヒット曲が多く生まれた時期でもありますよね。
今回は、そんな1980年代の洋楽ロック・バンドにフォーカスしたヒット曲、名曲の数々をご紹介!
80年代らしいエネルギッシュなロック・ナンバーやスタジアム映えするバラード曲はもちろん、既存のロックにとらわれないニューウェーブと呼ばれる存在や、90年代へとつながるオルタナティブ・ロックが生まれた時代でもある、という点も踏まえたバラエティに富んだラインアップとなっておりますよ。
【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲(111〜120)
Once In A LifetimeTalking Heads

1980年初頭のニューウェイブブームを活躍したバンド、トーキング・ヘッズ。
こちらの『Once in a Lifetime』はプロデューサーにアンビエントミュージシャンのブライアン・イーノをむかえていることで有名な作品です。
やはりイーノの影響もあってかアンビエントのような長い音符が奏でられ、この楽曲の強烈なインパクトを実現しています。
個人的にはMVも最高なので見ていただきたい作品です。
【1980年代】伝説の洋楽ロックバンドの名曲・ヒット曲(121〜130)
Sowing the Seeds of LoveTears for Fears

ティアーズ・フォー・フィアーズは、ローランド・オーザバルとカート・スミスによるイギリスのユニット。
『Kokomo』は、1989年に発表されたシングル曲で、全英チャート5位、全米チャート2位を記録しました。
サイケデリックな感覚とポップなサウンドがうまくミックスされたハイクオリティな作品です。
Should I Stay Or Should I GoThe Clash

1970年代のパンクブームのさきがけ、あのギターをたたき壊す印象的なジャケットで有名なパンクバンド、ザ・クラッシュ。
『Should I Stay Or Should I Go』は彼らのキャリアの中でも後期にあたる1982年の楽曲で、ただ激しいパンクソングというわけではなく、肩の力の抜けた演奏も聴きどころです。
The Queen Is DeadThe Smiths

モリッシーとジョニー・マーが率いるイギリスのバンド、ザ・スミスの代表曲、『The Queen Is Dead』。
1986年にリリースされた彼らの3枚目の同名のアルバムに収録された曲です。
ザ・スミスはこの後90年代に起こるオルタナティブブームに多くの影響を与えたバンドとされています。
ViennaUltravox

壮大なシンセサイザーサウンドとミッジ・ユーロさんの感情的なボーカルが特徴的な名曲は、冷戦時代のウィーンを背景に、儚くも情熱的な恋愛を描いています。
1980年10月にリリースされた本作は、イギリスのシングルチャートで2位を記録。
映画『第三の男』を彷彿とさせる映像美豊かなミュージックビデオも話題を呼びました。
ポストパンクの暗さとクラシック音楽の壮大さが融合した独特の雰囲気は、夜の街を歩きながら聴きたくなるような魅力に溢れています。
恋の終わりや喪失感を感じている人にもおすすめの一曲です。
CenterfoldThe J. Geils Band

アメリカのバンド、J・ガイルズ・バンドが1981年にリリースした曲で彼ら最大のヒット曲です。
イントロのフレーズが印象的なこの曲は邦題を「落ちた天使」といい、日本ではイチローのCMやビールのCMなど多く使われていました。
当時テレビを見ていた方であれば、一度は聴いたことがある曲だと思います。
Dark EntriesBauhaus

イギリス、ノーサンプトン出身のロックバンド、バウハウス。
主に1980年代に活躍し、ポスト・パンクバンドとして来日公演も果たすほど日本でも人気を得ました。
さまざまな楽器やジャンルがチャートをにぎわせ、いくつもの名曲が世に出された80年代の中でもシンプルなバンド編成で、ライブパフォーマンスを武器に活躍したバンドです。
おわりに
こうやって1980年代の名曲を眺めていると、多くの方が抱いている「1980年代の音楽は派手で華やかなもの」といったイメージとはまた違った印象を受ける曲も多く見つかったのではないでしょうか。
もちろん、きらびやかでダイナミックな大ヒット曲を多く生み出したのも80年代らしいポイントですよね。
先入観にとらわれず、掘り下げてみればきっと楽しいですよ!