【洋楽ロックのすすめ】オススメの洋楽バンド、人気バンド
日本のロックバンドは聴くけど洋楽はどうも苦手で……といった話は、自宅にいながら世界中のあらゆる時代の音楽をネットを通じて簡単に聴けるようになった現代でもいまだに耳にします。
その理由はさまざまですが、日本語ではないということでハードルの高さを感じている方もいらっしゃるようですね。
そこで今回は、これから洋楽のロックを聴いてみようといった方を想定したオススメの洋楽バンドをご紹介します。
伝説的なビッグネームから、2020年代の今をときめくバンドまでをピックアップ、バラエティに富んだラインアップでお届けします!
【洋楽ロックのすすめ】オススメの洋楽バンド、人気バンド(21〜40)
CreepRadiohead

邦楽のロック・バンドを聴いていて、この「レディオヘッド」の名前をそのアーティストが口にしているインタビュー記事などを読まれたことがある方は多くいらっしゃるでしょう。
1991年に始動したレディオヘッドは、90年代のイギリスが生んだ世界で最も重要なロック・バンドの1つであり、2020年代が過ぎても圧倒的な影響力を誇る存在です。
初期はアメリカのグランジをイギリス流儀で解釈したようなギター・サウンドを鳴らしていましたが、1997年の『OK コンピューター』では圧倒的なオリジナリティと情報量が詰め込まれた革新的なサウンドを鳴らし、その衝撃度は当時を振り返ってもすさまじいものがありましたね。
彼らのすごいところは音楽的にも商業的にも1つの頂点に達しただけで満足することはなく、2001年の『キッド A』では大胆にエレクトロニカや現代音楽を取り入れて、通常のロック・バンドとしてのフォーマットから外れた音楽を追求していったことでしょう。
ある程度雑多なジャンルを聴いていないと理解できない音も鳴らしている彼らですが、カリスマティックな存在感を放つフロントマン、トム・ヨークさんの歌声とメロディは日本人の心をくすぐる魅力がありますし、冒頭で触れたようにご自身のお好きな邦楽アーティストが口にしていたアルバムなどを、まずは聴いてみるというのも1つの手ですよ。
100 Bad DaysAJR

3兄弟のポップバンド、AJR。
ニューヨーク出身の彼らは、なんとも先進的なエレクトロサウンドが特徴的です。
インディー・ポップとして独自のサウンドを使い、独特な世界観を作り上げています。
まさに仲のいい3兄弟だからこそできる技ですね。
新しい感じのする電子サウンドやダブっぽい雰囲気がなかなかいい曲調を作っていると言えます。
Dracula MountainLightning Bolt

激しいロックを求めるなら、このバンドがいちばんだと思います。
この動画でもライブの様子は、まさに混沌状態です。
ロックとは本来、このようなバンドに対して指す言葉であり、このサウンドに慣れてしまうと、いわゆる商業ロックには嫌悪感が出るでしょう。
T-Shirt WeatherCirca Waves

「隠れてないだろ!」と思われる方もいるかもしれません。
ですがまだまだ知らない人も多いのではないでしょうか。
まず、この曲のタイトル「T-Shirt Weather」。
あえて日本語に訳すとしたら「Tシャツ日和」でしょうか。
めちゃくちゃ最高じゃないですか?
ただただ爽やかな夏を感じる音と、Tシャツがぴったりな天気のことを書いた歌詞。
明るい曲なのですが、どことなく切なさも感じる素晴らしい一曲。
If I Sit Still, Maybe I’ll Get Out of HereTTNG

今となってはUKを代表するポストロックバンド、TTNGです。
以前はThis Town Needs Gunsという名前で活動していましたが、現在は縮めてTTNGという名前になりました。
American Footballを思わせる繊細なギターフレーズに、憂いを帯びたソウルフルなボーカルが載り、ミニマルなリズム隊が小気味よく楽曲を彩って、本当に素晴らしいです。