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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】

2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。

メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。

本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(81〜100)

The DisconnectCounterparts

カナダ、オンタリオ出身のメロコアバンド、カウンターパーツが2011年にリリースした『The Disconnect』は、繰り返しの毎日に対して感じる焦燥感や、自己嫌悪を吐き出した、人間の内面に触れてくる1曲です。

クリエイティブなビートやフィルを繰り出し、バンドを引っ張るドラマー。

まるで彼の演奏に答えるかのようにベース、ギター、ボーカルがバンドのサウンドを埋めていきます。

テクニックとエモーションのバランスがとても良く取れている楽曲ですね。

D.R.E.A.M.Landscapes

2018年に活動を停止した、ツイン・ギターを擁するイギリス出身の5人組です。

キャリアの中でリリースしたアルバムは、アメリカの良質パンク・レーベルのPure Noise Recordsから発表した2枚のみではありますが、どちらも一聴の価値ありな作品ですよ。

彼らに関しては、現代的なポスト・ハードコア的な質感とオールドスクールなハードコアの魂を宿しながらも、随所にポストロック的なアレンジを取り入れているのが印象的。

ひたすら音の塊を敷き詰めていくタイプではなく、2人のギタリストが在籍していることを生かした、空間を意識したギター・サウンドにバンド特有の繊細さを感じさせるのです。

The Best I Ever HadThe Swellers

The Swellers: The Best I Ever Had [OFFICIAL VIDEO]
The Best I Ever HadThe Swellers

2011年発表のアルバム「Good for Me」収録。

2002年に結成されたミシガン州出身の5人組。

年古き良き時代のメロコアを彷彿とさせるメロディラインと勢いを感じさせるドラムにギター、そして愁いを含みつつも敢然と歌い上げるボーカル、すべてがかっこいいです。

Play PretendBeing As An Ocean

“Play Pretend” – Being As An Ocean (Official Music Video)
Play PretendBeing As An Ocean

カリフォルニア出身のメロコアバンド、ビーイング・アズ・アン・オーシャンの『Play Pretend』という曲です。

イントロは意外にもブレークビートでマスロックのようなサウンドから始まります。

それから一気に爆音のメロコアサウンドへと引き込まれていきますね。

静と動の抑揚の付け方もクリエイティブです。

リズムギター担当のマイケル・マクガフが歌っているのですが、彼のパワフルながらも切なさを感じる歌声がとてもエモーショナルですね。

人生に訪れるネガティブな出来事を常に、ポジティブに変え続けていかなければならない、という意味が込められています。

Failed ImagineerPropagandhi

カナダのマニトバ州ポーテージ・ラ・プレーリー出身のプロパガンディは、1986年に結成されたパンクロック・バンドです。

彼らの音楽は政治的なメッセージに満ち溢れており、アルバムを通じて動物の権利や資本主義など様々な社会問題について発信しています。

1993年にデビュー・アルバム『How to Clean Everything』をリリースし、2017年の最新作『Victory Lap』まで通算7枚のアルバムを発表。

パンクやアナーキスト・パンクに分類される彼らのサウンドは、エネルギッシュなパフォーマンスと鋭い社会批評が特徴的ですね。

ヴィーガン主義を支持し、人権侵害や性差別など様々な問題に批判的な彼らの姿勢は、パンクを愛する全ての人々に響くはずです。

Small TalkThe Story So Far

2010年代以降に頭角を現したバンドながら、2000年代初頭のポップ・パンク~メロコア的な香りが濃厚なアメリカはカリフォルニア出身の人気バンドです!

インディーズでありながら、2018年の通算4枚目となるアルバム『Proper Dose』は、全米ビルボードチャートで初登場19位という快挙を成し遂げております。

メロディック・ハードコア譲りの疾走と爽快なポップ・パンクらしいキャッチーさ、メロディアスさがバランス良く盛り込まれ、エモいとしか言いようのない歌声によるメロディに涙が止まりません。

先述したアルバムに収録されている『If I Fall』という曲のMVは、日本で撮影されておりますのでこちらも合わせてチェックしてみてくださいね。