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70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲

ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。

そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。

今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。

70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!

70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(61〜70)

We’re An American BandGrand Funk Railroad

Grand Funk Railroad – We’re An American Band LIVE – 1974
We're An American BandGrand Funk Railroad

タイトル通り、俺たちはアメリカのバンドマンだというメッセージを歌っている楽曲です。

アメリカのハードロックバンド、Grand Funk Railroadが1973年にリリースしたアルバムの、表題曲です。

1曲目として収録されていることもあり、彼らというバンドを知るのにぴったりですよ。

Mr. Blue SkyE.L.O

Electric Light Orchestra – Mr. Blue Sky (Official Video)
Mr. Blue SkyE.L.O

70年代ロックの金字塔を築いたELOの名曲が、この楽曲です。

まるでビートルズの影響を受けたかのような、キャッチーなメロディと楽観的な歌詞が特徴的。

1977年にリリースされたアルバム『Out of the Blue』に収録され、イギリスで6位、アメリカで35位を記録しました。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』など、数々の映画やテレビ番組でも使用されています。

晴れやかな気分になりたい時や、ドライブのBGMとしてぴったり。

本作を聴けば、きっと心が晴れ渡るはずです!

Sultans of SwingDire Straits

Dire Straits – Sultans Of Swing (Official Music Video)
Sultans of SwingDire Straits

70年代のロック界に新たな風を吹き込んだ名曲といえばこれ!

ジャズ風のギタープレイと物語性豊かな歌詞が魅力的で、平均的なリスナーにもアクセスしやすい楽曲です。

地元のジャズバンドの物語を通じて、ミュージシャンの情熱や献身、そして名声の移ろいやすさを描いています。

1978年10月にリリースされ、デビューアルバム『Dire Straits』に収録。

当初はヒットしませんでしたが、翌年の再発売で大成功を収めました。

Dire Straitsさんの代表曲として、今でも多くの音楽ファンに愛され続けています。

本作は、音楽への純粋な愛情を感じたい方におすすめですよ。

Rock and Roll All NiteKISS

Kiss – Rock And Roll All Nite (From Kiss eXposed)
Rock and Roll All NiteKISS

誰もが一度は目にしたことのある白塗りの化粧、ど派手な衣装とステージ演出、分かりやすいロック・ナンバーで2020年代の今も世界中で愛されるアメリカ産ハードロック・バンドのキッス。

彼らの代名詞的な楽曲といえば、やはりこちらの『Rock and Roll All Nite』でしょう。

コンサートの締めくくりとして披露される楽曲としても有名で、どこまでも分かりやすい軽快なギター・リフとシンガロング必至のメロディは、聴いている人すべてを笑顔にしてしまう作用を持ち合わせている、まさにロックの魔法がかけられた名曲と言えるでしょう。

ちなみにこちらの楽曲の初出は1975年に発表されたサード・アルバム『地獄への接吻』で、最初のリリース時はそこまでヒットしたわけではないのです。

2年後の1975年に、名作ライブ盤『地獄の狂獣 キッス・ライヴ』のシングル曲として改めてリリースされてヒットしたという経緯も踏まえて、彼らのライブがいかに高い評価を受けていたのかが伝わるエピソードと言えそうですね。

Ain’t Talkin’ ‘Bout LoveVan Halen

『Ain’t Talkin’ ‘Bout Love』は1978年にリリースされたVan Halenのデビューアルバムに収録され、瞬く間にヒットを記録。

ヘビーメタルの先駆けとなり、80年代のヘアメタルのスタイルを確立したとも言われています。

エネルギッシュなギターリフと皮肉に満ちた歌詞が印象的で、表面的な愛や感情のない関係を批判する意図が込められており、愛が常に肯定的な力であるという概念に挑戦しています。

ギターリフは「Guitar World」の読者によって、史上5番目に素晴らしいメタルリフとして評価されました。

愛の複雑さを探求したい方、そして70年代ロックの真髄を体感したい方にぜひおすすめの一曲です。

We Are the ChampionsQueen

Queen – We Are The Champions (Official Video)
We Are the ChampionsQueen

70年代のロック界を席巻したイギリスの伝説的バンド、クイーンの代表曲の1つです。

1977年11月にリリースされ、世界中のチャートで軒並みトップ10入りを果たした本作。

スタジアムを揺るがすアンセムとして、今なお多くのスポーツイベントで使用されています。

フレディ・マーキュリーさんの圧倒的な歌唱力と、観客参加型の歌詞が魅力的ですね。

勝利や達成感を味わいたい時、自分を鼓舞したい時にぴったりの1曲です。

クイーンの音楽に興味を持ち始めた方にもおすすめですよ。

(Don’t Fear) The ReaperBlue Oyster Cult

Blue Oyster Cult – (Don’t Fear) The Reaper (Audio)
(Don’t Fear) The ReaperBlue Oyster Cult

死に対する恐怖と向き合う、70年代ロックの金字塔的存在。

ブルー・オイスター・カルトが1976年にリリースしたこの楽曲は、独特のギターリフと哲学的な歌詞で知られています。

アルバム『Agents of Fortune』に収録され、全米シングルチャートで7位を記録する大ヒットとなりました。

本作は生と死、そして永遠の愛をテーマに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』からインスピレーションを得ているそうです。

ハードロックとサイケデリックの要素が絶妙に融合した本作は、ロック好きの方はもちろん、人生や愛について深く考えたい方にもおすすめです。

スティーヴン・キングさんの小説にも引用されるなど、その影響力は音楽界を超えて広がっています。