70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲
ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。
そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。
今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。
70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(51〜60)
My Sweet LordGeorge Harrison

70年代の始まりに誕生した、世界中の音楽ファンに愛されるソウルフルなロックナンバーです!
ジョージ・ハリスンさんの深い信仰心が込められた歌詞と、サウンドにはロックとスピリチュアルの絶妙な融合が感じられますね。
1970年にリリースされたアルバム『All Things Must Pass』に収録されており、ハリスンさんのソロデビュー作としても大きな注目を集めました。
この楽曲は、クリスチャンとヒンドゥー教のマントラを織り交ぜた歌詞が特徴的で、宗教の壁を超えて人々の心に響く普遍的なメッセージが込められています。
本作は、静かに祈りを捧げたいときや、心を落ち着かせたいときにぴったりの1曲。
ロック好きの方はもちろん、スピリチュアルな音楽に興味がある方にもおすすめです。
Just What I NeededThe Cars

パンクロック・ブームから入れ替わるように、1970年代後半から1980年代前半にブームとなった「ニュー・ウェイヴ」と呼ばれるジャンルは、サブ・ジャンルも多くその定義は曖昧ながら、その名の通り従来のロックやポップスに電子音楽やディスコ、ワールド・ミュージックから現代音楽に至るまで、多くの要素を内包する新しい音楽スタイルです。
今回取り上げているザ・カーズは、そんなニュー・ウェイヴの時代にデビューを果たし、CD音源と変わらないと言われるほどのライブにおける高度な演奏能力と革新的な音楽性で世界的なヒットを飛ばしたアメリカのバンドです。
1978年にリリースされたデビュー・シングル『Just What I Needed』は、日本では『燃える欲望』というなかなかインパクトのある邦題でリリースされたバンドの代表曲にして王道の大名曲!
ベーシスト兼ボーカリストの美青年ベンジャミン・オールさんによる甘い歌声、抜群にキャッチーなメロディ、ラウドなギターと鳴り響くキーボードのフレーズは、まさにありそうでなかった新しいスタイルとして驚きをもって迎え入れられました。
My SharonaThe Knack

なじみ深い曲ではないでしょうか。
アメリカ、ロサンゼルス出身のロックバンド、The Knackの楽曲です。
1979年にリリースされました。
日本ではCMソングとしてやテレビ番組のBGM、お笑い芸人のネタの曲として広く親しまれています。
好きな人への思いがつづられた、若さあふれるラブソングです。
My LovePaul McCartney & Wings

愛する人への想いを優美なメロディに乗せて描いた、イギリスのロックバンド、ポール・マッカートニー&ウイングスの心温まるラブバラードです。
1973年のリリース後、アメリカのビルボードチャートで4週連続1位を獲得するなど、大きな反響を呼びました。
物理的な距離を感じさせない深い愛と信頼を素直な言葉で紡ぎ、50人編成のオーケストラによる豊かなサウンドと、ヘンリー・マックロウの印象的なギターソロが、その心情をより一層引き立てています。
アルバム『レッド・ローズ・スピードウェイ』収録の本作は、人生の伴侶への永遠の愛を誓う美しい楽曲として、今なお多くの人々の心に響き続けています。
ロマンチックなディナーのBGMや、大切な人への想いを伝えたい時にぴったりの一曲です。
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(61〜70)
Baba O’RileyThe Who

The Beatles、The Rolling Stonesと並んでイギリスの3大ロックバンドと称されるThe Whoの楽曲です。
1971年リリースのアルバム「Who’s Next」に収録されています。
当時としては最先端のシンセサイザーを取り入れたサウンドが多くの音楽ファンに衝撃を与えました。
パワフルな歌声と前に進んで行こうぜ!というメッセージ性が生きていく力をくれますね。
Wild HorsesThe Rolling Stones

イギリスのロックバンド、The Rolling Stonesの楽曲です。
1971年にリリースされました。
アルバム「Sticky Fingers」に収録。
情感たっぷりのギターソロに胸をえぐられますね。
大切な人を暴れ馬に例えた、ラブバラードです。
アメリカのバンド、The Flying Burrito Brothersの曲としても知られています。
Marquee MoonTelevision

ギターの不思議な音色に中毒性があります。
アメリカはニューヨーク出身のバンド、Televisionの楽曲です。
1977年にリリースのアルバム「Marquee Moon」の表題曲です。
その独特な音楽性が支持され、人気バンドの仲間入り。
今聴いても古さが感じられない魅力がありますね。