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70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲

ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。

そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。

今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。

70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!

70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(41〜50)

Do It AgainSteely Dan

Do It Again – Steely Dan | The Midnight Special
Do It AgainSteely Dan

ジャジーながらもロックな音楽性が支持されているアメリカのバンド、Steely Danの楽曲です。

1972年にリリースされたファーストアルバム「Can’t Buy A Thrill」に収録。

ずっと聴いていたくなるような心地良いサウンドが魅力的ですね。

歌詞を読んでいると、昔のアメリカのアウトローな一面を見ているような気分になります。

Make Me Smile (Come Up And See Me)Steve Harley & Cockney Rebel

Steve Harley & Cockney Rebel – Make Me Smile (Come Up And See Me) (Official Music Video)
Make Me Smile (Come Up And See Me)Steve Harley & Cockney Rebel

文学的な歌詞と演劇的なサウンドで異彩を放った、ロンドン出身のスティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル。

1975年1月に発売されたこのシングルは、同年2月に全英チャート1位を獲得する大ヒットを記録しました。

軽快でキャッチーな曲調を耳にすれば、誰もが陽気な気分になってしまう、そんな魅力的な一曲です。

しかし本作に込められているのは、バンドメンバー離脱を経験したスティーヴ・ハーレイさんの、元仲間への痛烈な皮肉と孤独感。

信頼を裏切られながらも「僕を笑わせてごらん」と強がってみせる主人公の姿に、かえって切なさを感じてしまうのでは?

映画『The Full Monty』など多くの作品で起用されているのも、この奥深さゆえでしょう。

人間関係のほろ苦さを知るあなたの心に、きっと響くはずです。

Band On The RunPaul McCartney & Wings

Paul McCartney & Wings – Band On The Run (Official Music Video)
Band On The RunPaul McCartney & Wings

The Beatlesのメンバーとしても知られる、Paul McCartneyを中心に結成されたバンドがPaul McCartney & Wings。

「Band On The Run」は1973年にリリースされたアルバムの表題曲です。

軽快なノリのサウンドを聴いていると、心がウキウキしてきます。

American GirlTom Petty And The Heartbreakers

アメリカンロックの象徴とも言える名曲を生み出したのが、Tom Petty and the Heartbreakersさんです。

若さと自由を追求するアメリカの少女の物語を描いた本作は、まさに70年代ロックの金字塔と言えるでしょう。

アルバム『Tom Petty and the Heartbreakers』の収録曲として1976年11月に発表され、当初は大きなヒットとはならなかったものの、後に再評価されて多くのファンに愛される曲となりました。

映画『羊たちの沈黙』での使用も話題を呼び、普遍性と認知度を高めたのです。

夢を追いかけたい人、青春時代を思い出したい人におすすめの1曲です。

Because the NightPatti Smith Group

Patti Smith Group – Because the Night (Official Audio)
Because the NightPatti Smith Group

「パンクの女王」こと、Patti Smithを中心に結成されたのがPatti Smith Group。

「Because the Night」は1978年リリースのアルバム「Easter」に収録されています。

有名アーティストによるカバーでも知られています。

この年代の女性ボーカルロックと言えばこれでは。

The Boys Are Back In TownTHIN LIZZY

Thin Lizzy – The Boys Are Back In Town (Official Music Video)
The Boys Are Back In TownTHIN LIZZY

「アイルランドの英雄」と呼ばれ、1970年代を中心に人気を博したシン・リジィが1976年に発表した代表曲にして名曲です!

『The Boys Are Back In Town』は『ヤツらは町へ』という邦題でも知られており、バンドにとってはアメリカでも成功を果たし、世界中で200万枚売れたという1976年のアルバム『Jailbreak』のリード・シングルとしてリリースされ、全英でチャート8位、全米で12位とヒットを記録しています。

ソングライティングを務めたフィル・ライノットさんによる、哀愁を帯びたダンディかつニヒルなボーカルと歌心あふれるベース、2本のレスポールから繰り出される最高にメロディアスなギター・リフの応酬、アンサンブルを支える緩急自在のドラムスが見事なパフォーマンスで落とし込まれた、シンプルながらも奥深い魅力を持った楽曲となっており、70年代ハードロックにおける名曲の1つとして多くの音楽リスナーに愛され続けているのです。

日本人好みのメロディが満載の楽曲ですし、あまりハードロックを聴かないという方にも大推薦のキラーチューンですよ!

London CallingThe Clash

The Clash – London Calling (Official Video)
London CallingThe Clash

1970年代の洋楽はロック・バンドのコンサートにおける観客の動員数はうなぎ登り、スタジアム・ロックやアリーナ・ロックなどという言葉も生まれた時代ですが、肥大化したロックへのカウンターとして登場したのがパンク・ロックです。

その歴史的な背景をここでは述べませんが、1976年頃に始まったとされるロンドン・パンクを代表する存在であり、セックス・ピストルズと並んで象徴的なバンドとして愛され続けているのがザ・クラッシュです。

ストレートなパンクの醍醐味にレゲエやダブ、R&Bやロカビリー、ジャズなど多彩な音楽性を融合させてアメリカでも成功した彼らが1979年に発表した代表作『London Calling』の表題曲は、まさにザ・クラッシュの特異性を示す要素が多く詰まった名曲です。

ポリティカルなメッセージ性を込めた歌詞、レゲエ的なビート、ラフなギターのバッキングに今は亡きカリスマ、ジョー・ストラマーさんのパンキッシュなボーカル……このスタイルに影響を受けたバンドは数知れず。

ファスト&ショート、といった典型的なパンクのイメージでこの楽曲を聴いた方はきっと驚きますよ!