70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲
ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。
そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。
今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。
70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(31〜40)
MoneyPink Floyd

プログレッシブロックバンドの先駆者、Pink Floydの楽曲です。
日本では「狂気」というタイトルでも知られる、1973年リリースのアルバム「The Dark Side of the Moon」に収録されています。
タイトル通りお金について歌っていて、曲の途中でレジの音や小銭が鳴る音が入っているのがおもしろいですね。
StarlessKing Crimson

ドラマチックな曲展開と詩的な歌が聴く人の心をわしづかみにします。
イングランドのプログレッシブバンド、King Crimsonの楽曲です。
1974年にリリースされたアルバム「Red」に収録。
この曲を聴けば、King Crimsonの音楽性が分かるのではないでしょうか。
1曲で12分以上の大作です。
ChangesDavid Bowie

グラムロックというジャンルの先駆け的な存在、イングランド出身のシンガーソングライター、David Bowieの楽曲です。
1971年に4枚目のアルバムとしてリリースされた「Hunky Dory」に収録。
だんだんと変わっていく自分や周りの状況を歌っています。
晴れやかな歌声が胸に染みますね。
20th Century BoyT-REX

グラム・ロックと呼ばれるジャンルにおいて最も有名な楽曲の1つ、といっても過言ではないでしょう。
まさに「グラマラス」でハードなギター・サウンドから繰り出される印象的なリフとポップなメロディ、分厚い女性コーラスワークがリスナーの心をとらえて離さない、1970年代を代表するキラーチューンですよね。
若くして亡くなった伝説的なロッカー、マーク・ボランさん率いるT・レックスが1973年に発表した名曲であり、世界中の多くのミュージシャンやバンドがカバー、CM曲や映画のテーマ曲に起用されるなど根強い人気を誇っています。
実はこの楽曲、T・レックスが初来日を果たした1972年に東京は赤坂に存在した東芝EMIのスタジオでレコーディングされた、という経緯があるのですね。
彼らの日本における人気はすさまじく、日本武道館公演を成功させるほどのものでしたから、ロック史に刻まれた名曲がバンドを愛した日本で生まれた、というのもなんだかいい話ですよね。
Love GunKISS

これぞハードロック、というようなサウンド。
アメリカ出身のロックバンド、KISSの楽曲です。
1977年発売のアルバム「Love Gun」のリードトラックです。
マシンガンの発射音に似せたイントロのフレーズがかっこいいですね。
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(41〜50)
Carry On Wayward SonKansas

アメリカのプログレッシブロックバンド、Kansasの楽曲です。
1976年にリリースされたアルバム「Leftoverture」に収録されています。
シングルカット版が映画「幸せの旅路」の主題歌に起用され、話題に。
ドラマチックなギタープレイが耳に残ります。
I Want You to Want MeCheap Trick

本国よりも日本で先に人気に火が付いたバンドは多く存在していますが、アメリカはイリノイ州出身のチープ・トリックはまさにその代表的な存在の1つです。
1977年にデビューを飾った彼らは、冒頭で述べたようにまず日本で人気バンドとなり、初来日にしていきなり日本武道館公演を成功させました。
その模様を収めた1978年の名盤『チープ・トリックat武道館』は、逆輸入されてアメリカでもチャート10位以内にランクイン、その後は本国でも人気バンドの仲間入りを果たすという経緯が、洋楽黄金期の1970年代ならではといった感じでおもしろいですよね。
そんな彼らの代表曲『I Want You to Want Me』は邦題『甘い罠』としても知られた楽曲で、跳ねたリズムと抜群にキャッチーなメロディは、聴いているだけで心がときめいてしまいます。
いわゆるパワー・ポップの古典的な名曲でもあり、ラウドなギターと甘いメロディの融合は永遠に色あせることはない輝きを放っていますよ。