70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲
ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。
そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。
今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。
70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(71〜80)
(Don’t Fear) The ReaperBlue Oyster Cult

死に対する恐怖と向き合う、70年代ロックの金字塔的存在。
ブルー・オイスター・カルトが1976年にリリースしたこの楽曲は、独特のギターリフと哲学的な歌詞で知られています。
アルバム『Agents of Fortune』に収録され、全米シングルチャートで7位を記録する大ヒットとなりました。
本作は生と死、そして永遠の愛をテーマに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』からインスピレーションを得ているそうです。
ハードロックとサイケデリックの要素が絶妙に融合した本作は、ロック好きの方はもちろん、人生や愛について深く考えたい方にもおすすめです。
スティーヴン・キングさんの小説にも引用されるなど、その影響力は音楽界を超えて広がっています。
We Are the ChampionsQueen

70年代のロック界を席巻したイギリスの伝説的バンド、クイーンの代表曲の1つです。
1977年11月にリリースされ、世界中のチャートで軒並みトップ10入りを果たした本作。
スタジアムを揺るがすアンセムとして、今なお多くのスポーツイベントで使用されています。
フレディ・マーキュリーさんの圧倒的な歌唱力と、観客参加型の歌詞が魅力的ですね。
勝利や達成感を味わいたい時、自分を鼓舞したい時にぴったりの1曲です。
クイーンの音楽に興味を持ち始めた方にもおすすめですよ。
I’m Not In Love10cc

70年代ロック史に輝く名曲として知られる本作。
深い愛情を隠すかのように「愛していない」と繰り返す歌詞が印象的で、聴く者の心に深く響きます。
1975年5月にUKチャートに登場し、1ヶ月後には2週連続で首位を獲得。
アメリカでも7月26日に2位を記録するなど、世界中で大ヒットを飛ばしました。
革新的な制作技術で生み出された幻想的なサウンドは、今なお多くの音楽ファンを魅了し続けています。
恋する人への複雑な感情を抱えた方に、特におすすめの1曲です。
Baby Hold OnEddie Money

哀愁を帯びたギターリフから始まり、力強いドラムビートが加わって盛り上がるイントロが印象的な1曲。
人生の不確実性に直面しながらも、希望を失わずに前を向いて進もうとする、普遍的なメッセージが込められています。
1977年12月にリリースされたこの楽曲は、エディ・マネーさんのデビューアルバム『Eddie Money』からの第1弾シングルとして世に送り出され、ビルボードチャートで11位を記録する大ヒットとなりました。
様々な映画やテレビ番組、ゲームにも使用され、世代を超えて親しまれています。
落ち込んだ時や迷いを感じた時に聴くと、勇気づけられる1曲です。
JailbreakTHIN LIZZY

「アイルランドの英雄」とも呼ばれるロックバンド、Thin Lizzyの楽曲です。
ギターのフレーズがかっこいい、王道なロックナンバーですね。
歌詞の内容も若者代表的な言葉があふれています。
1976年リリースのアルバムの表題曲です。
All Right NowFree

70年代ロックの金字塔として輝く名曲が、Freeの代表作です。
キャッチーなリフと情熱的なヴォーカルが織りなす本作は、即興的な恋愛の魅力を描き、自由な精神と生きる喜びを讃えています。
1970年6月にリリースされ、イギリスで2位、アメリカで4位を記録。
アルバム『Fire and Water』に収録され、大ヒットを記録しました。
1991年には、ガムのコマーシャルに起用され再びチャートイン。
世代を超えて愛される楽曲となりました。
ドライブ中やパーティーで聴くのがおすすめです。
Freeの魅力が詰まった本作は、ロック好きなら必聴の一曲ですよ。
The Best of My LoveThe Eagles

甘く切ない恋の物語を美しいメロディに乗せて紡ぎ出すイーグルスの名作です。
愛する人への最高の想いを捧げながらも、なかなか心が通じ合えない男女の姿を繊細に描写しています。
穏やかなアコースティックギターの響きと温かみのあるハーモニーが、心に染み入るような優しさで包み込んでくれます。
1974年3月にリリースされたアルバム『On the Border』に収録され、翌年シングルカットされた本作は、バンド初の全米1位を獲得する大ヒットとなりました。
カントリーロックの要素を織り交ぜた洗練された音楽性は、多くのアーティストにも影響を与え続けています。
大切な人との思い出に浸りたいとき、または心が揺れ動く恋の途中にいる方におすすめの一曲です。





