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70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲

ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。

そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。

今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。

70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!

70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(21〜30)

Dyna-miteMud

Mud – Dyna-Mite (Dynamite) • TopPop
Dyna-miteMud

1973年10月に公開された、イギリスのバンド、マッドを代表する一曲です。

本作はUKシングルチャートで4位を記録し、2013年の映画『Rush』のサウンドトラックにも収録されています。

ヒットメーカーとして知られるニッキー・チンさんとマイク・チャップマンさんが手掛け、もともとは別のバンドに提供される予定だったそうです。

ダイナマイトが爆発するようなギターリフで始まる、底抜けに明るいロックンロール。

恋に落ちた瞬間の衝撃や、理屈抜きの楽しさを歌っているようで、きらびやかな衣装で演奏する彼らの姿が目に浮かぶようですね。

気分を最高に盛り上げたい時にぴったりの痛快なナンバーです。

ViciousLou Reed

Lou Reed – Vicious (Official Audio)
ViciousLou Reed

ニューヨークのアンダーグラウンドシーンから登場したルー・リードさん。

1972年発表のアルバム『Transformer』の幕開けを飾る本作は、イギリスのグラムロックブームと共振する妖艶でグラマラスな一曲として語り継がれています。

アンディ・ウォーホルが提案した「花で殴るような悪意」というアイデアから生まれた逸話は有名ですよね。

攻撃的なギターリフと皮肉めいた歌声が絡み合うと、レザーとアイシャドウをまとったような、退廃的で危険な世界観が目の前に広がります。

テレビドラマ『Billions』で使用されたことも記憶に新しいですね。

ありふれた日常に刺激が欲しくなった時、本作のきらびやかで挑発的なサウンドに身を委ねてみてはいかがでしょうか。

70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(31〜40)

This Town Ain’t Big Enough For Both Of UsSparks

Sparks – This Town Ain’t Big Enough For Both Of Us
This Town Ain't Big Enough For Both Of UsSparks

見た目も目立つヴォーカリストのラッセルさんと、しかめっ面でキーボードを弾くヒゲがトレードマークのロンさんという対照的なメイル兄弟によるバンド、スパークス。

アメリカはカリフォルニア州出身ながら、ひねくれた態度や一筋縄ではいかない音楽性などはむしろイギリス的で、実際に彼らが最初に認められたのはイギリスだったというのもおもしろいですよね。

その活動は50年以上にも及び、彼らから影響を受けたと公言するアーティストは多く存在していますし、2021年にはエドガー・ライト監督によるドキュメンタリー映画『スパークス・ブラザーズ』が制作され、日本でも2022年の4月より公開されて多くの音楽ファンが足を運びました。

2022年の8月にはサマーソニック、そして単独での来日も決定している彼らは多種多様な音楽性を持つタイプでどの曲が代表曲かを選ぶのは難しいのですが、今回は1974年にリリースされた名盤サード作『Kimono My House』に収録されているリード・シングル『This Town Ain’t Big Enough for Both of Us』を紹介しましょう。

イギリスを始めとするヨーロッパで大きな成功を収めた代表曲の1つで、通常のロック的なフォーマットからは逸脱した楽曲構成、どこかシアトリカルな雰囲気やファルセットを多用したメロディがなんとも独特で奇妙ですよね。

常人ではなかなか思いつかない彼らのセンスが際立つ、70年代が生んだ異端児による名曲をぜひ味わってみてください!

BarracudaHeart

Heart – “Barracuda” (1977)
BarracudaHeart

70年代ロックの金字塔とも呼べる楽曲が誕生したのは、1977年のこと。

Heartのメンバーとレコード会社との確執から生まれた曲は、強烈なギター・リフが印象的なハードロック・ナンバーとして知られています。

本作は、変則的なタイムシグネチャーを含むなど、技巧的な面でも他の追随を許さない完成度の高さを誇ります。

VH1の「史上最高のハードロックソング」でも34位にランクインするなど、その評価は揺るぎません。

ビルボードホット100でも11位を記録した本作は、アメリカン・ロックの魂が詰まった1曲。

パワフルな演奏と歌声に心を奪われたい方にぜひおすすめです。

Mama Weer All Crazee NowSlade

Slade – Mama Weer All Crazee Now • TopPop
Mama Weer All Crazee NowSlade

イギリスのウェストミッドランズ州出身のロックバンド、Sladeの楽曲です。

1972年にリリースされたアルバム「Slayed?」に収録されています。

ノリのいいサウンドは、聴いているだけで気持ち良くなれますね。

RoundaboutYES

YesSongs #7: YES – Roundabout
RoundaboutYES

ベースのリフがかっこいい!

イギリスのプログレッシブバンド、YESが1971年にリリースしたアルバム「Fragile」に収録されています。

飽きの来ない曲展開とキャッチーなコーラスワークが魅力的です。

日本では2012年にアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディングテーマに起用され、話題になりました。

Walk This WayAerosmith

Aerosmith – Walk This Way (Live From The Office Depot Center, Sunrise, FL, April 3, 2004)
Walk This WayAerosmith

アメリカは東海岸出身のロックバンドとして知られている、Aerosmithの楽曲です。

タイトルは知らなくても、イントロのギターフレーズは知っている、という方は多いのではないでしょうか。

1975年発売のアルバム「Toys in the Attic」に収録。

プレイボーイな主人公の言動が歌詞につづられています。