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70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲

ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。

そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。

今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。

70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!

もくじ

70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(41〜60)

London CallingThe Clash

The Clash – London Calling (Official Video)
London CallingThe Clash

1970年代の洋楽はロック・バンドのコンサートにおける観客の動員数はうなぎ登り、スタジアム・ロックやアリーナ・ロックなどという言葉も生まれた時代ですが、肥大化したロックへのカウンターとして登場したのがパンク・ロックです。

その歴史的な背景をここでは述べませんが、1976年頃に始まったとされるロンドン・パンクを代表する存在であり、セックス・ピストルズと並んで象徴的なバンドとして愛され続けているのがザ・クラッシュです。

ストレートなパンクの醍醐味にレゲエやダブ、R&Bやロカビリー、ジャズなど多彩な音楽性を融合させてアメリカでも成功した彼らが1979年に発表した代表作『London Calling』の表題曲は、まさにザ・クラッシュの特異性を示す要素が多く詰まった名曲です。

ポリティカルなメッセージ性を込めた歌詞、レゲエ的なビート、ラフなギターのバッキングに今は亡きカリスマ、ジョー・ストラマーさんのパンキッシュなボーカル……このスタイルに影響を受けたバンドは数知れず。

ファスト&ショート、といった典型的なパンクのイメージでこの楽曲を聴いた方はきっと驚きますよ!

Maggie MayRod Stewart

メロディアスなマンドリンの音色と、ロッド・スチュワートさんの特徴的な声が織りなす70年代ロックの傑作!

若い男性と年上の女性との複雑な関係を描いた歌詞は、スチュワートさんの個人的な経験からインスピレーションを得ており、多くのリスナーの心に響く普遍的なテーマとなっています。

1971年8月にリリースされたこの楽曲は、アメリカのBillboard Hot 100で1位を獲得するなど世界的な大ヒットとなり、スチュワートさんのソロ・キャリアにおける重要な転換点となりました。

フォークロックの要素を取り入れた本作は、青春時代の甘く切ない思い出を振り返りたい気分の時にぴったり。

ロマンチックな雰囲気漂う、70年代ロックの名曲をぜひ味わってみてください!

Easy Livin’Uriah Heep

跳ねるようなリズムがすてきですね。

イングランドのロックバンド、Uriah Heepの楽曲です。

1972年発売のアルバム「Demons and Wizards」に収録されています。

一度聴くとまた聴きたくなる、中毒性の高い1曲です。

Because the NightPatti Smith Group

Patti Smith Group – Because the Night (Official Audio)
Because the NightPatti Smith Group

「パンクの女王」こと、Patti Smithを中心に結成されたのがPatti Smith Group。

「Because the Night」は1978年リリースのアルバム「Easter」に収録されています。

有名アーティストによるカバーでも知られています。

この年代の女性ボーカルロックと言えばこれでは。

Baba O’RileyThe Who

The Who – Baba O’Riley (Live at Hyde Park, 2015)
Baba O'RileyThe Who

The Beatles、The Rolling Stonesと並んでイギリスの3大ロックバンドと称されるThe Whoの楽曲です。

1971年リリースのアルバム「Who’s Next」に収録されています。

当時としては最先端のシンセサイザーを取り入れたサウンドが多くの音楽ファンに衝撃を与えました。

パワフルな歌声と前に進んで行こうぜ!というメッセージ性が生きていく力をくれますね。

Locomotive BreathJethro Tull

Jethro Tull – Locomotive Breath (Rockpop In Concert 10.7.1982)
Locomotive BreathJethro Tull

70年代洋楽ロックの名曲と言えば、このプログレッシブ・ロックの金字塔を忘れるわけにはいきません。

重厚なサウンドと圧巻のフルート演奏が印象的な本作は、1971年3月にリリースされた名盤アルバム『Aqualung』に収録されています。

現代社会の忙しさや個人の絶望感を象徴的に描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

Jethro Tullさんの代表曲として、今なお多くのファンに愛され続けている本作。

ハードな音楽が好きな方はもちろん、プログレッシブ・ロックに興味がある方にもぜひ聴いてほしい1曲です。