70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲
ビートルズの解散、という1960年代の終わりを告げる象徴的な出来事から幕を開けた70年代の洋楽は、従来のロックに加えてハードロック、プログレッシブ・ロック、グラム・ロックなど多種多様なジャンルが発展し、記録的なヒットを飛ばすスタジアム・バンドも多く登場。
そのカウンターとしてパンク・ロックが生まれるなど、ロック史において重要な時代であることは論を待たないところでしょう。
今回は、そんな洋楽ロック黄金期の70年代を彩った名曲やヒット曲を、王道のナンバーを中心としたラインアップにてご紹介。
70年代の洋楽ロックに興味はあるけど何を聴いていいか分からない……という若い音楽ファンにもオススメの内容です!
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(41〜50)
Locomotive BreathJethro Tull

70年代洋楽ロックの名曲と言えば、このプログレッシブ・ロックの金字塔を忘れるわけにはいきません。
重厚なサウンドと圧巻のフルート演奏が印象的な本作は、1971年3月にリリースされた名盤アルバム『Aqualung』に収録されています。
現代社会の忙しさや個人の絶望感を象徴的に描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
Jethro Tullさんの代表曲として、今なお多くのファンに愛され続けている本作。
ハードな音楽が好きな方はもちろん、プログレッシブ・ロックに興味がある方にもぜひ聴いてほしい1曲です。
70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲(51〜60)
Wild HorsesThe Rolling Stones

イギリスのロックバンド、The Rolling Stonesの楽曲です。
1971年にリリースされました。
アルバム「Sticky Fingers」に収録。
情感たっぷりのギターソロに胸をえぐられますね。
大切な人を暴れ馬に例えた、ラブバラードです。
アメリカのバンド、The Flying Burrito Brothersの曲としても知られています。
Just What I NeededThe Cars

パンクロック・ブームから入れ替わるように、1970年代後半から1980年代前半にブームとなった「ニュー・ウェイヴ」と呼ばれるジャンルは、サブ・ジャンルも多くその定義は曖昧ながら、その名の通り従来のロックやポップスに電子音楽やディスコ、ワールド・ミュージックから現代音楽に至るまで、多くの要素を内包する新しい音楽スタイルです。
今回取り上げているザ・カーズは、そんなニュー・ウェイヴの時代にデビューを果たし、CD音源と変わらないと言われるほどのライブにおける高度な演奏能力と革新的な音楽性で世界的なヒットを飛ばしたアメリカのバンドです。
1978年にリリースされたデビュー・シングル『Just What I Needed』は、日本では『燃える欲望』というなかなかインパクトのある邦題でリリースされたバンドの代表曲にして王道の大名曲!
ベーシスト兼ボーカリストの美青年ベンジャミン・オールさんによる甘い歌声、抜群にキャッチーなメロディ、ラウドなギターと鳴り響くキーボードのフレーズは、まさにありそうでなかった新しいスタイルとして驚きをもって迎え入れられました。
Mr. Blue SkyE.L.O

70年代ロックの金字塔を築いたELOの名曲が、この楽曲です。
まるでビートルズの影響を受けたかのような、キャッチーなメロディと楽観的な歌詞が特徴的。
1977年にリリースされたアルバム『Out of the Blue』に収録され、イギリスで6位、アメリカで35位を記録しました。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』など、数々の映画やテレビ番組でも使用されています。
晴れやかな気分になりたい時や、ドライブのBGMとしてぴったり。
本作を聴けば、きっと心が晴れ渡るはずです!
The Best of My LoveThe Eagles

甘く切ない恋の物語を美しいメロディに乗せて紡ぎ出すイーグルスの名作です。
愛する人への最高の想いを捧げながらも、なかなか心が通じ合えない男女の姿を繊細に描写しています。
穏やかなアコースティックギターの響きと温かみのあるハーモニーが、心に染み入るような優しさで包み込んでくれます。
1974年3月にリリースされたアルバム『On the Border』に収録され、翌年シングルカットされた本作は、バンド初の全米1位を獲得する大ヒットとなりました。
カントリーロックの要素を織り交ぜた洗練された音楽性は、多くのアーティストにも影響を与え続けています。
大切な人との思い出に浸りたいとき、または心が揺れ動く恋の途中にいる方におすすめの一曲です。
Ain’t Talkin’ ‘Bout LoveVan Halen

『Ain’t Talkin’ ‘Bout Love』は1978年にリリースされたVan Halenのデビューアルバムに収録され、瞬く間にヒットを記録。
ヘビーメタルの先駆けとなり、80年代のヘアメタルのスタイルを確立したとも言われています。
エネルギッシュなギターリフと皮肉に満ちた歌詞が印象的で、表面的な愛や感情のない関係を批判する意図が込められており、愛が常に肯定的な力であるという概念に挑戦しています。
ギターリフは「Guitar World」の読者によって、史上5番目に素晴らしいメタルリフとして評価されました。
愛の複雑さを探求したい方、そして70年代ロックの真髄を体感したい方にぜひおすすめの一曲です。
We’re An American BandGrand Funk Railroad

タイトル通り、俺たちはアメリカのバンドマンだというメッセージを歌っている楽曲です。
アメリカのハードロックバンド、Grand Funk Railroadが1973年にリリースしたアルバムの、表題曲です。
1曲目として収録されていることもあり、彼らというバンドを知るのにぴったりですよ。