【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ
1990年代の洋楽シーンといえば、アメリカではオルタナティブロックやグランジといった新たなムーブメントがロックの価値観をひっくり返し、同時にヒップホップやR&Bが飛躍的な進化を遂げて多くのクラシックな作品が生まれた時代。
イギリスに目を向ければアメリカのオルタナブームへのカウンターのようにブリットポップが勃発、オアシスやブラーといった世界的なバンドが誕生しましたね。
もちろんメジャーなポップスでも特大ヒットが次々と生まれ、アンダーグラウンドのシーンも大いに盛り上がった1990年代の洋楽をすべて紹介するのは不可能ですが、今回は「大ヒットした洋楽」というテーマで初心者向けの90年代洋楽ヒットをお届けします!
【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ(101〜110)
Only Love Can Break Your HeartSaint Etienne

もともとNeil Youngによって、1970年にリリースされたトラック。
このイギリスのバンドのサン=テティエンヌによるカバー・バージョンは、1990年にリリースされました。
EverlastやFlorence and The Machineなど、多くのアーティストによってカバーされているトラックです。
1979The Smashing Pumpkins

青年から成人への移行について歌われているトラック。
スマッシング・パンプキンズによって1996年にリリースされました。
グラミー賞にノミネートされ、MTV Video Music Awardを受賞しています。
New Originalsの2004年のトラック「1799」でサンプリングされています。
Hey DudeKula Shaker

90年代のブリットポップ末期に登場し、60年代的なロックンロールにインド音楽を融合させたサウンドで人気を博した、クーラ・シェイカーの代表曲にしてキラーチューン。
1996年にリリースされ、全英チャート2位を記録しました。
フロントマンのクリスピアン・ミルズの端正なルックスも含めて、日本でも高い人気を誇っています。
Rock Is DeadMarilyn Manson

重厚なサウンドとショッキングなパフォーマンスで知られるマリリン・マンソン。
アルバム『Mechanical Animals』に収録された1998年の楽曲は、それまでの暴力的なメタルサウンドとは一線を画したポップロックに近い仕上がりになっています。
映画『マトリックス』のサウンドトラックにも使用され、商業的にも大成功を収めましたね。
歌詞ではロックミュージックの商業化と本質の喪失を批判する内容が込められており、音楽業界の現状に疑問を投げかけています。
皮肉たっぷりのメッセージは、リスナーに深く考えさせてくれますよ。
90年代のロックシーンを象徴する1曲として、ぜひ聴いてみてください。
Rising SonMassive Attack

ダークでミステリアスな雰囲気が印象的な本作。
トリップホップの先駆者として知られるMassive Attackが放つ、深い森を彷彿とさせるサウンド。
1998年1月にリリースされたアルバム『Mezzanine』の先行シングルとして発表され、UKチャートでは11位を記録しました。
ダビーなエフェクトやリバーブがたっぷりと使われた濃密な音響が特徴的。
権力や社会の制約からの脱却を試みる苦闘を描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
The Velvet Undergroundの『I Found a Reason』をサンプリングした楽曲構成も見事。
夜の街を歩きながら聴きたくなるような、大人の魅力に溢れた一曲です。
【初心者向け】90年代を代表する洋楽ヒット曲・人気曲まとめ(111〜120)
CarnivalThe Cardigans

60年代風のアコースティックなサウンドとかわいらしい女性ボーカルが織り成す、スウェーデン・ポップの代表的な存在カーディガンズのヒット曲。
1995年にリリースされたセカンド・アルバム『ライフ』に収録され、日本で大ヒットを記録しました。
プロデュースを担当したトーレ・ヨハンソンも含めて、カーディガンズの名前が世に知れ渡った名曲です。
Girls like youEdwyn Collins

スコットランド出身のインディーズの名バンドであった、オレンジ・ジュース。
そのフロントマンであったエドウィン・コインズがソロで出したヒット曲です。
この曲のヒットで、日本への来日ソロ公演も果たしました。