洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(191〜200)
EGYPT (Remix)Westside Gunn, Doechii
ニューヨーク州バッファロー出身のウェストサイド・ガンさんとフロリダ州タンパ出身のドウチーさんによる新たな形のコラボレーション作品が2025年5月にリリースされました。
ダークでグリミーなビートに乗せて、ウェストサイド・ガンさんがGriseldaらしい重厚なフローを聴かせ、ドウチーさんが彼女ならではの強烈なキャラクターを前面に押し出したヴァースを披露する本作。
A24の映画『Earth Mama』で初の女優デビューを果たしたドウチーさんと、第65回グラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたウェストサイド・ガンさんの化学反応は、90年代のイーストコーストサウンドを愛する人はもちろん、幅広いヒップホップファンを魅了することでしょう。
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Feël no wayz (Yeat mix)Yeat
オートチューンを駆使したボーカルと、シンセサイザーを多用した独自の「レイジビート」で知られるカリフォルニア州アーバイン出身のYeatさん。
DrakeさんのR&B曲を大胆にカバーした本作は、オリジナルの雰囲気を継承しつつ、重厚な808ベースや未来的なサウンドスケープを織り交ぜた意欲作です。
2025年4月のCoachellaフェスティバルで初披露され、Drakeさんとのステージでの披露も話題を呼びました。
同年秋には、オーストラリアツアーでも披露予定で、10月10日にはメルボルンのFestival Hallでの公演が決定。
アルバム『2093』『Lyfestyle』を2024年に立て続けにリリースし、独自の音楽性を確立してきた彼のファンはもちろん、R&Bやエレクトロニックミュージックを愛する音楽ファンにもおすすめの一曲となっています。
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Where I Been / Shot CallinYoungboy Never Broke Again
刑務所から釈放されたばかりのヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんによる2作の新曲は、まさに彼の音楽的な成長を示す作品となっています。
アメリカ・ルイジアナ州出身のラッパーである彼が1曲目で描くのは、過去の苦悩や経験に裏打ちされた赤裸々な心情。
メロディアスなフローと感情的なリリックが胸に迫ります。
対して2曲目では自信に満ちた強い決意が込められ、力強いビートと鋭いリリックが印象的です。
本作は2025年5月2日に公開された楽曲で、同年後半には新たなアルバムとツアーの計画も進行中とのこと。
深夜のドライブやワークアウト中など、自分を奮い立たせたい時にぴったりの1曲です。
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boombbno$
カナダはバンクーバー出身のラッパー、bbno$さん。
独特なユーモアと風刺を織り交ぜたリリックで知られる彼の2025年5月の新作は、エレクトロニックとヒップホップを融合させたサウンドが印象的な一曲となっています。
Y2Kプロデュースのもと生み出された本作は、TinderやInstagramなどを巧みに活用したマーケティング戦略で大きな話題となった『Lalala』以来のタッグで、キャッチーなメロディと無邪気でありながらメロディックなラップが見事に調和しています。
ドラァグクイーンなど多様なキャストが登場するミュージックビデオも公開され、2025年のJuno AwardsでTikTok Juno Fan Choice Awardを受賞するなど、今の音楽シーンを象徴するような作品に仕上がっていますよ。
ポップミュージックとヒップホップの垣根を軽やかに飛び越える斬新な音楽性を求める方にぜひ聴いていただきたい一作です。
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洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(201〜210)
Pink ElephantArcade Fire
カナダのモントリオールを拠点とするインディーロックバンド、アーケード・ファイアが2025年4月に新たな表現への挑戦となる先行シングルを発表しました。
「心理学における逆説的な現象」をテーマに、忘れようとするほど忘れられない感情の葛藤を描いた楽曲は、彼ら自身が「シネマティック・ミスティカル・パンク」と形容する新境地。
メンバーの楽器担当を入れ替えるなど実験的な試みも光ります。
本作は2025年5月リリース予定の同名アルバムからの先行曲で、テキサス州のLuck Reunionフェスティバルで初披露され話題に。
アルバムリリース翌日には米人気番組「Saturday Night Live」への出演も決定しており、2022年の『WE』以来約3年ぶりとなる彼らの新しい音楽的冒険に注目です。
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Enter The BehelitBeast In Black
フィンランド発のヘヴィメタルバンド、ビースト・イン・ブラックによる2025年4月公開の新曲は、Blizzard Entertainmentの人気ゲーム『Diablo IV』と故・三浦建太郎氏の伝説的漫画『ベルセルク』とのコラボレーション作品です。
パワーメタルを基調としながら80年代ポップスの要素も取り入れた本作には、光と闇、善と悪といった対比が見事に表現されています。
Nuclear Blast Recordsからデジタル配信および限定アナログ盤としてリリースされたマキシシングルには、過去の人気曲『Die By The Blade』と『The Fifth Angel』のリマスター版も収録。
『Diablo IV』『Diablo Immortal』とのクロスオーバーイベントの一環として制作された楽曲で、ダークファンタジー好きなメタルファンにぜひおすすめします。
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Mystical MagicalBenson Boone
80年代ポップの息吹を現代に蘇らせる、アメリカのシンガーソングライター、ベンソン・ブーンさん。
大胆なキャリア判断で「アメリカン・アイドル」を途中辞退した彼は、SNSでの活動を通じて独自のファン層を獲得。
2025年6月リリース予定のセカンドアルバム『American Heart』からの注目曲は、オリビア・ニュートン=ジョンへさんのオマージュを感じさせる懐かしくも新鮮なポップロックナンバーです。
恋愛の揺れ動く感情を表現した本作は、彼特有のファルセットと軽快なアレンジが魅力。
2025年4月のCoachellaでクイーンのブライアン・メイさんとの共演も実現し、その後のBillboard週間投票では39%の支持を集める快挙も達成。
恋のドキドキを感じている全ての人に響く一曲です。
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