「あ」から始まるタイトルの名曲
「あ」から始まるタイトルの曲と聞いて、どんな曲を思い浮かべますか?
あまり浮かばないと思ったら、歌詞にもよく使われる「愛」や普遍的ないろいろなワードがあって、リサーチしてみるとたくさんの曲が見つかりました!
結構バラードが多い印象なんですね。
この記事では、そんな「あ」から始まるタイトルの曲を厳選して紹介しています!
定番の人気曲はもちろん、注目のアーティストまでたくさんの名曲があります。
ぜひあなただけのお気に入りの「あ」ソングを見つけてみてくださいね。
「あ」から始まるタイトルの名曲(91〜100)
アザミ嬢のララバイ中島みゆき

「失恋歌の女王」のイメージとはまた違う、叙情的な世界観が魅力的な中島みゆきさんのデビュー曲です。
1975年に発表されたこの曲は、三拍子のワルツにのせた哀愁漂うメロディーが特徴的。
トゲを持ちながらも健気に咲くアザミの花は、傷つきやすい誰かの姿なのでしょうか。
それとも、ご自身の心を投影しているのかもしれませんね。
子守唄(ララバイ)と題されていますが、聴き手によっては、孤独な夜に自分をそっと慰めるための独り言のようにも感じられます。
デビュー作とは思えないほど完成された物語性と、聴き手を引き込む独特の歌詞の世界観が絶妙にマッチしていますよね。
Unraveling Love ~少しの勇気~倉木麻衣

クールなシティポップサウンドに、ロックの熱量が融合した倉木麻衣さんの1曲です。
2023年10月に公開された本作は、テレビアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマとして起用され、実に26作目のタイアップとなりました。
両思いのようで、でもどこか一方通行なもどかしい恋心。
その曖昧な関係をはっきりさせたいと願う、切実な気持ちが見事に描かれています。
畳みかけるような早口のサビは、高鳴る胸の鼓動そのもののようですよね。
2024年発売のEP『forever for YOU』にも収録されたこの作品は、好きな人との距離を縮めたいけれど、あと一歩が踏み出せない。
そんな経験がある人の背中を、そっと押してくれるのではないでしょうか。
愛は死んでも八代亜紀

「演歌の女王」として親しまれる八代亜紀さんの、記念すべきデビューシングルです。
1971年に発売されたこの曲は、冒頭の印象的なフレーズで、いきなり心を鷲掴みにされてしまいますよね。
愛を失うくらいなら死を選ぶという、あまりに一途で激しい想いが、デビュー当時からすでに完成されていたあのハスキーボイスで切々と歌い上げられています。
クラブ歌手時代に培われた表現力が、夜の帳が下りた街の空気が漂うようなドラマチックなメロディと見事に溶け合っているかのよう。
この曲に込められた情念の深さが、後の大歌手への道を切り拓いたのかもしれませんね。
アップル・パップル・プリンセス竹内まりや

竹内まりやさんの楽曲の中でも、ひときわ異彩を放つテクノ歌謡調の1曲です。
この曲は、1981年12月に発売されたシングルで、結婚と出産による活動休止を前にした竹内さんにとって一区切りとなる作品でした。
NHK「みんなのうた」で放送された本作は、リズミカルで魔法の呪文のような言葉遊びが満載!
パジャマ姿でまどろむプリンセスが夢の世界を駆け巡るファンタジックな情景が目に浮かぶようです。
実は作曲を加瀬邦彦さん、編曲を大村憲司さんが手掛け、コーラスには大貫妙子さんやEPOさんも参加しているなんて、驚きですよね。
普段のシティポップとは違うチャーミングな魅力に触れたいときにピッタリな1曲ではないでしょうか?
愛の芽ばえ香坂みゆき

モデル出身で、14歳という若さで鮮烈なデビューを飾った、香坂みゆきさんの記念すべきファーストシングルです。
この曲が発売されたのは1977年。
伸びやかで情感豊かなその歌声は、当時14歳とは思えないほど大人びています。
恋の始まりやときめきを描く松本隆さんによるピュアな歌詞と、この卓越した歌唱力が絶妙にマッチしていますよね。
穂口雄右さんによるストリングスが美しいアレンジも、アイドル歌謡の枠にとどまらない洗練された雰囲気。
初々しい恋の予感に心ときめく情景が目に浮かぶようです。
“かわいい”だけではない、歌で聴かせる実力派の誕生を予感させた珠玉の一曲ですね。