「あ」から始まるタイトルの名曲
「あ」から始まるタイトルの曲と聞いて、どんな曲を思い浮かべますか?
あまり浮かばないと思ったら、歌詞にもよく使われる「愛」や普遍的ないろいろなワードがあって、リサーチしてみるとたくさんの曲が見つかりました!
結構バラードが多い印象なんですね。
この記事では、そんな「あ」から始まるタイトルの曲を厳選して紹介しています!
定番の人気曲はもちろん、注目のアーティストまでたくさんの名曲があります。
ぜひあなただけのお気に入りの「あ」ソングを見つけてみてくださいね。
「あ」から始まるタイトルの名曲(81〜90)
明日のない恋竹内まりや

竹内まりやさん自身が作詞作曲を手掛けた、成熟した大人のためのバラードです。
未来を約束できないと知りながらもひかれ合ってしまう。
そんな、どうにもならない恋のやるせなさや葛藤が、痛いほどリアルに描かれています。
愛する人に明日がないとわかっていても、思いを断ち切れないのは恋愛のどうしようもないところですね。
この楽曲は、2007年3月に発売され、『火曜ドラマゴールド』の主題歌に起用されました。
サスペンスドラマの複雑な人間模様と、本作の切ない世界観が見事に重なります。
行き場のない恋に心を痛めている夜、この曲にそっと寄り添ってもらってはいかがでしょうか?
アートの自由荻凪裕作

ボカロP、荻凪裕作さんの『アートの自由』は、行動できない自分への自己批判や内側にある感情を発露させたいという願いが落とし込まれているさくひんです。
どこか切ない空気感を持った歌詞と、クールなエレクトロニックサウンドの対比が印象的。
その音像だけでも、どうにもならない現実へのやるせなさがあふれているよう思えます。
創作活動をしている方にとってとくに刺さるかもしれません。
紫陽花離婚伝説

TBS系火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!
〜』の主題歌になった曲なので、みなさんも聴きなじみのある曲かと思います。
離婚伝説は基本的に「ここぞ!」という時にハモリが入り、部分的なのがバンドならではって感じですよね。
ハモっている部分は主に語尾で下ハモが多く、優しいイメージで歌っていますね。
ラスサビはフルでオクターブ上のユニゾンやハモリもしているので曲の雰囲気がぐっと伝わってきます。
音域の高低差もあまりなく、ハモリに慣れていない方は挑戦しやすいと思いますよ!
明日があるさウルフルズ&Re:Japan

「よし、明日も頑張ろう!」そんなストレートな勇気をくれる、ウルフルズとRe:Japanによる希望の歌です。
原曲の持つ温かさはそのままに、彼らの手によって新たな輝きを放ちました。
本作は2001年にウルフルズ版、続いてRe:Japan版が相次いでシングルとして登場し、後者はオリコン1位を獲得、ドラマやCMにも起用されました。
2002年春には選抜高校野球の行進曲として、甲子園に爽やかな感動を届けた名曲です。
何か新しい一歩を踏み出すとき、きっと大きな力をくれるでしょう。
あの頃のぼくはイルカ

シュリークス解散後、1974年にソロ活動を開始したイルカさんの記念すべきデビューシングルです。
作詞作曲はかぐや姫の伊勢正三さんが手がけ、翌年の大ヒットにつながる輝かしいキャリアの幕開けとなりました。
アコースティックギターの優しい音色が、過ぎ去った日々の情景をほうふつとさせますよね。
大人になった今だからこそ分かる、若さゆえの葛藤や未来への漠然とした不安。
歌詞に描かれる「あの頃のぼく」の姿に、自分の青春時代を重ね合わせてしまう方も多いのでは?
イルカさんの透明感あふれる歌声が、ちょっぴり背伸びしていた当時の自分を肯定してくれるようで、胸が温かくなりますね。
あなたに夢中キャンディーズ

1970年代に一世を風靡した3人組アイドル、キャンディーズの記念すべきデビューシングルです。
タイトルも「あなたに夢中」と、なんともストレートで可愛らしいですよね!
恋が始まったばかりの、胸がドキドキと高鳴る気持ちが、元気いっぱいのアップテンポなメロディーに見事に表現されています。
ランさん、ミキさん、スーさんの3人が声を合わせた、どこまでも爽やかな歌声を聴いていると、こちらも自然と笑顔になってしまうはず。
この曲には、後の国民的アイドルとなる彼女たちの、まさに原石のような初々しい魅力がぎゅっと詰まっています。
好きな人のことで頭がいっぱいだった、あの頃の純粋な気持ちを思い出させてくれる方もいらっしゃるのでは?
「あ」から始まるタイトルの名曲(91〜100)
アザミ嬢のララバイ中島みゆき

「失恋歌の女王」のイメージとはまた違う、叙情的な世界観が魅力的な中島みゆきさんのデビュー曲です。
1975年に発表されたこの曲は、三拍子のワルツにのせた哀愁漂うメロディーが特徴的。
トゲを持ちながらも健気に咲くアザミの花は、傷つきやすい誰かの姿なのでしょうか。
それとも、ご自身の心を投影しているのかもしれませんね。
子守唄(ララバイ)と題されていますが、聴き手によっては、孤独な夜に自分をそっと慰めるための独り言のようにも感じられます。
デビュー作とは思えないほど完成された物語性と、聴き手を引き込む独特の歌詞の世界観が絶妙にマッチしていますよね。