怒りの歌。洋楽の怒りソング。おすすめの名曲、人気曲
音楽は作るアーティストの純粋なエモーションの発露でもありますから、当然喜怒哀楽のうちの「怒り」を表現した名曲も無数に存在します。
自分自身の内面的な怒りであったり、社会への不満や理不尽な現実に対する批判など、怒りの種類はさまざまですよね。
こちらの記事では、怒りをテーマとした洋楽の名曲を時代やジャンルを問わず紹介しています。
音を聴くだけでもその怒りが伝わってくるようなヘビーな曲から、静かでも確実な抗議の意思を示すような楽曲まで、リリックの内容に踏み込んだレビューをぜひお楽しみください。
怒りの歌。洋楽の怒りソング。おすすめの名曲、人気曲(61〜80)
No VaselineIce Cube

アメリカのラッパーで俳優のIce Cubeによって、1991年にリリースされたディス・トラック。
当時、反ユダヤ主義について歌われているとされ物議を醸しました。
Brickの1976年のトラック「Dazz」などをサンプリングしています。
Far AwayBreaking Benjamin

日本での知名度はやや寂しいものがありますが、本国アメリカでは大人気バンドとして君臨している5人組。
彼らのサウンドは、ポスト・グランジやオルタナティブ・メタルとも呼ばれるものですが、どの作品にも共通しているのは、独特のダークさと悲哀に満ちたエモーションです。
2019年に発表されたこの楽曲は、トレードマークのラウドなギターではなく、壮大なストリングスを導入して、静かな激情が込められたものとなっています。
This is AmericaChildish Gambino

俳優でラッパーのドナルド・グローバーさん。
彼がチャイルディッシュ・ガンビーノの名義でリリースしたのが、『This Is America』です。
こちらはアメリカで暴力事件や人種差別への怒りを込めて制作された作品。
その強いメッセージ性が評価され、2019年のグラミー賞で4冠を達成しました。
背景にある事件について知ると、また違った聴こえ方がしてきそうです。
歌詞に合わせて制作されたMVも合わせてチェックしてほしいと思います。
VioletHole

カート・コバーンの奥さんとしてのコートニー・ラブは知っていても、彼女が率いるホールというバンド自体は知らないという方は多いかもしれません。
この曲は1994年にリリースされたセカンド・アルバム『リヴ・スルー・ディス』に収録された楽曲で、スマッシング・パンプキンズのフロントマン、ビリー・コーガンとの関係について歌われています。
ちょっとビリーがかわいそうになるくらいに、激しい感情をぶつけております……。
You Know How I DoTaking Back Sunday

ニューヨークで結成されたロック・バンドのTaking Back Sundayによるトラック。
2002年にリリースされたアルバム「Tell All Your Friends」に収録されています。
このアルバムはアメリカのチャートでNo.8を記録し、ゴールド認定を受けています。