【2026】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2026年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
さらに直近では、アメリカとイスラエルがイラン国内の軍事・政治拠点に対して大規模な空爆を行うなど、中東全域を巻き込んだ新たな戦闘が激化しています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】
【2026】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(1〜10)
Hind’s HallMacklemore

権力への怒りを隠さない、あまりにもストレートな一曲です。
アメリカ出身のラッパー、マックルモアさんが2024年5月に公開した本作は、大学での抗議活動に連帯し、イスラエル軍に命を奪われた6歳の少女の名を冠しています。
見て見ぬふりをする音楽業界への痛烈な批判は、聴く者の胸に突き刺さります。
収益の全額寄付を表明し、Rage Against the Machineのトム・モレロも称賛したこの曲を聴いていると、「沈黙は加担と同じだ」という彼の声が聞こえてくるような気がしてなりません。
世界の不正義にどう向き合うべきか、深く考えさせられます。
War Isn’t MurderJesse Welles

SNSから現れた現代の吟遊詩人、アメリカ出身のジェシー・ウェルズさん。
2024年4月に公開された本作は、しゃがれた声とアコースティックギター一本で、痛烈な問いを投げかけます。
為政者が振りかざす大義名分によって「殺人」という言葉が骨抜きにされてしまう現実。
「これは殺人ではないのか?」と彼の歌声が直接胸に突き刺さるような気がしてなりません。
Farm Aidでのパフォーマンスも話題を呼んだ本作は、アルバム『Under The Powerlines (April 24 – September 24)』にも収められています。
遠い国の出来事に心を痛め、無力感にさいなまれている人にこそ聴いてほしい一曲です。
その無骨な響きが、偽りのない真実を教えてくれます。
Over JerusalemJethro Tull

5000年にも及ぶ不寛容と報復の連鎖を、私たちはどうすれば断ち切れるのでしょうか。
そんな問いを投げかけるこの楽曲は、フルートを駆使した独自の音楽性で知られる英国の重鎮、ジェスロ・タルが2025年3月に発表したアルバム『Curious Ruminant』に収録された一曲です。
本作は、プログレッシブとフォークが織りなす壮大な音世界の中で、エルサレムという土地が背負う悲劇の歴史を描いています。
中心人物が1986年以降、何度も現地を訪れた経験から生まれた、平和への痛切な叫びが聞こえてくるような気がしてなりません。
ポルトガルのスタジオが手がけたアニメーション映像と共に、歴史の重みと向き合いたいときに聴いてみませんか。
Noam’s Song 2Maor Ashkenazi & Noam Cohen

イスラエルのラッパー、マオル・アシュケナージさんと、2023年10月の音楽祭襲撃で友人を失いながらも生き延びたノアム・コーエンさん。
二人が共作した本作は、あまりにも痛切な体験を伝えるドキュメンタリーのような一曲です。
銃声と爆音が鳴り響く極限状況と、そこから生還した個人の記憶が、重く冷たいドリルビートに乗せて克明に描かれています。
これは単なる告発ではなく、死の淵から立ち上がろうとする人間の魂の叫びそのもの。
2023年11月に公開されると、イスラエル国内のチャートで10位を記録しました。
遠い国の出来事ではなく、一個人の物語として平和の尊さを考えてみませんか。
War is a GodJesse Welles

現代アメリカの良心とも称される、アーカンソー州出身のシンガーソングライター、ジェシー・ウェルズさん。
2024年にはSaving Country Musicの初代「Songwriter of the Year」に選ばれるなど、その才能は高く評価されています。
本作に込められているのは、なぜ同じ神を信じる者同士が聖典の解釈ひとつで殺し合わなければならないのか、という痛切な問いです。
静かなギターに乗せて紡がれる言葉は、争いを続ける人々への厳しい告発のようにも聞こえてきます。
この作品は2025年2月に公開のアルバム『Middle』に収録された一曲。
遠い国の紛争をただの情報として消費してしまうことに虚しさを感じたとき、彼の歌声に耳を傾けながら、私たちに何ができるのか考えてみませんか?



