【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(61〜70)
The Longest DayIron Maiden

第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦をテーマにした楽曲は、イギリスが誇るヘヴィメタルの最高峰、アイアン・メイデンによって2006年8月にリリースされたアルバム『A Matter of Life and Death』に収録されています。
重厚なギターリフと力強いボーカルが特徴的な本作は、戦場の凄惨な光景や兵士たちの苦悩を生々しく描写しており、戦争の非人間性と犠牲を強く訴えかけています。
7分半に及ぶエピックな構成は、バンドの技術的な熟練度を存分に発揮しており、ヘヴィメタルファンならずとも、歴史に興味のある方にもおすすめの一曲と言えるでしょう。
What Are You Fighting ForPHIL OCHS

伝説のフォークシンガー、フィル・オクスさん。
1960年代に大活躍したフォークシンガーで、日本で言うところの浜田省吾さんのように、反戦をテーマにした作品を多く生み出しました。
そんなフィル・オクスさんの楽曲のなかでも、とくにオススメしたい作品が、こちらの『What Are You Fighting For』。
リリックはタイトルと同じく、何のために私たちは命を奪い合わなければいけないのだろう、といった内容がつづられています。
People Have the PowerPatti Smith

「クイーン・オブ・パンク」と呼ばれたパティ・スミスさんが民主主義の力について歌ったのが『People Have The Power』です。
1988年にリリースされたシングルで、同年のアルバム『Dream of Life』にも収録されました。
「多くの人々が声を上げ力を合わせれば、権力者たちに意見ができ世界を変えることもできる」と歌った歌詞は、パティさんからの力強いメッセージです。
「戦争には反対」と多くの人が声を上げることで、状況は少しでも変わるかもしれませんよ。
Boom!System Of A Down

強いメッセージ性で世界的な人気を集めるオルタナティブ・ロックバンド、システム・オブ・ア・ダウン。
世界の社会問題や政治問題に関する楽曲が非常に多く、彼らの楽曲は思想的な意味合いでも高い評価を受けています。
そんなシステム・オブ・ア・ダウンの反戦をテーマにした名曲が、こちらの『Boom!』。
反戦の曲というと、心のあり方といった哲学的なリリックにまとめられていることがほとんどです。
しかし、この曲は違います。
世界の根本的な経済システムが戦争を生み出していることを訴えた、非常に現実的な名曲と言えるでしょう。
United Strike BackGogol Bordello & Friends

グリーン・デイ、デッド・ケネディーズ、フガジ、アグノスティック・フロントといったそうそうたるバンドのメンバーたちが集まり作った名曲、『United Strike Back』。
この楽曲はウクライナに対するチャリティーソングで、反戦や平和を歌っています。
特に戦争に困っている人だけではなく、国を守るために戦争に行く人をいたわるような内容が描かれています。
実際、この楽曲の収益は戦争で手足を失ったウクライナ兵の援助に使われるようです。
ウクライナに支援したい方は、ぜひ聞くだけではなく実際に購入してみてください。
Dance On GasolineMåneskin

武器の燃料として使われるガソリン。
人を殺すために使うくらいなら、その上で踊ってやると歌っている『Dance On Gasolin』です。
イタリアのロックバンド、マネスキンが2022年4月にリリースした楽曲で、ウクライナを支援する「Stand Up For Ukraine」キャンペーンのために書き下ろした1曲です。
アメリカで開催される大型音楽フェス、コーチェラでも披露されました。
この曲を書いた経緯に関してマネスキンのメンバーたちは、ウクライナ侵攻が起きた時に、音楽を持って団結を伝えることが自分たちのやるべきことだと感じたそうです。
彼らにしか出せない骨太なロックサウンドで、戦争に対する怒り、それに屈しないという強い思いを表現しています。
OneMetallica

日本でも大人気のヘヴィメタルバンド、メタリカ。
いくつもの名曲を作り上げてきた彼らですが、なかには反戦をテーマにした楽曲も存在します。
今回、その中から紹介したいのが、こちらの『One』。
この楽曲は映画『ジョニーは戦場へ行った』の主人公をモデルにした作品で、映画の内容にそって、反戦を描いています。
創作物をテーマにした反戦曲ですが、その内容は時事を主体とした反戦曲と同じくらいシリアスです。
ぜひチェックしてみてください。





