【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(11〜20)
Before & AfterAdnan Joubran

戦争によって失われた日常と、それでも祈るように奏でられる希望。
そんな音の情景を描き出したのが、パレスチナ出身のウード奏者、アドナン・ジョウブランさんです。
4世代にわたる音楽一家に生まれた彼が、この楽曲で試みたのは、破壊される前のガザの街の音や子供たちの声を織り込むことでした。
在りし日の穏やかな響きは、哀悼の念を込めたウードの音色と重なり、私たちが何を失ったのかを突きつけてくるかのようです。
2024年10月6日に公開された本作は、彼の痛切なメッセージが込められています。
遠い国の出来事だと片付けず、そこに確かにあった暮らしに思いを馳せ、平和の本当の意味を考えたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
EpiphanyTaylor Swift

戦争とパンデミックの最前線で戦う人々への共感を込めて歌うテイラー・スウィフトさん。
アメリカ出身の彼女が2020年7月にリリースしたアルバム『Folklore』に収録された本作は、第二次世界大戦に参加した祖父の体験と、COVID-19と闘う医療従事者の姿を重ね合わせた壮大な物語です。
神聖な賛美歌のような雰囲気の中、幽玄なボーカルが心に染み入ります。
困難な時代に生きる人々の苦悩と希望を歌い上げたこの曲は、平和を願う全ての人の心に響くことでしょう。
Against the WarBeans on Toast

イギリス出身のアルトフォークシンガーソングライター、ビーンズ・オン・トーストさんのプロテストソング。
2023年2月に発表された本作は、ウクライナ戦争への強い抗議の声を上げています。
シンプルなアコースティック・ギターの音色に乗せて、戦争の無意味さと恐怖を訴える歌詞が印象的。
ボブ・ディランやニール・ヤングの影響を感じさせる、伝統的なフォークパンクスタイルで、現代の戦争の状況に強く感化された彼の思いが込められています。
収益は「核軍縮キャンペーン」に寄付されるそうですよ。
戦争に反対する気持ちを持つ人や、社会問題に関心のある方におすすめの1曲です。
Song for the Houthi ArmyDavid Rovics
イギリスのフォークシンガーソングライター、デイビッド・ロビックスさんが2024年1月にリリースした本作。
アメリカ出身の彼らしい、鋭い社会批判の視点が光るプロテスト・ソングです。
イエメン内戦におけるフーシ派の立場を支持しつつ、戦争の悲惨さや子供たちへの影響を訴える歌詞が心に響きます。
アコースティック・ギターと力強いボーカルが、彼の思いを見事に表現していますね。
戦争や社会問題に関心のある方はもちろん、現代のフォーク・ミュージックに興味がある方にもおすすめの1曲です。
Home BackJINJER

ウクライナのメタルバンド、ジンジャー。
こちらの『Home Back』は彼女たちが2019年にリリースしたアルバム『Macro』に収録されている楽曲です。
いわゆる政治的な内容を含んだ反戦曲の弌つなのですが、この作品の見どころはなんといってもボーカルのタチアナ・シュマイリュクによる表現力にあると思います。
リリックの内容を見るに平和的に反戦を訴えるというよりは、怒りをこめた内容に仕上げられているのですが、この部分を彼女のクリーンなボーカルとうなり声によって見事に表現しています。
TANGOTananai

イタリアのシンガーソングライター、タナナイさんの楽曲『TANGO』は、美しく、切ないメロディーでリスナーの心に平和への願いを訴えかけます。
2023年にリリースされたこの楽曲は、混乱する世界情勢に対する鋭いメッセージを持ちながら、28組の参加者の中で栄えある5位を獲得したサンレモ音楽祭2023のエントリー曲です。
この楽曲はとあるウクライナ人の家族を題材とした楽曲で、夫が招集されて残された妻と娘がイタリアに難民として移住したという実話にインスピレーションを受けたそうですよ。
心を揺さぶるMVも含めて、ぜひチェックしてみてください。
【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(21〜30)
RussiansSting

伝説のバンド、ザ・ポリスを解散したあともソロとしてさまざまな名曲を残してきた、イギリス出身のアーティスト、スティングさん。
非常に知的な方として知られており、イギリス国民は常に彼の政治的発言を注目していますね。
そんな彼の反戦をテーマにした作品が、こちらの『Russians』。
反戦の曲というと暴力反対や平和の重要性をザックリと歌っているイメージが強いと思います。
こちらの曲はそういった作品とは違い、明確に東西冷戦の状況と当時の政府に対する政治的批判がリリックに込められています。
内容の濃さは反戦を歌った作品のなかでもトップクラスですので、ぜひチェックしてみてください。





