RAG MusicEmotion
素敵な感動ソング
search

【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌

2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。

こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。

平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(71〜80)

Peace SellsMegadeth

メガデスの名作『Peace Sells』は、1986年にリリースされたアルバム『Peace Sells… but Who’s Buying?』に収録されている、反戦と政治意識を突きつける力作です。

デイブ・ムステインさんの鋭いソーシャルコメンタリーがギターリフに乗って炸裂し、リスナーの心を強く揺さぶります。

特に現代の不安定な国際情勢において、この歌のメッセージは色褪せることがありません。

刺激となる歌詞だけでなく、スラッシュメタルとしての完成度の高いサウンドも、多くのリスナーに支持されていますね。

平和と理解を求める声として、今こそ聴いてほしい1曲です。

Dance On GasolineMåneskin

Måneskin – Stand Up For Ukraine [HD]
Dance On GasolineMåneskin

武器の燃料として使われるガソリン。

人を殺すために使うくらいなら、その上で踊ってやると歌っている『Dance On Gasolin』です。

イタリアのロックバンド、マネスキンが2022年4月にリリースした楽曲で、ウクライナを支援する「Stand Up For Ukraine」キャンペーンのために書き下ろした1曲です。

アメリカで開催される大型音楽フェス、コーチェラでも披露されました。

この曲を書いた経緯に関してマネスキンのメンバーたちは、ウクライナ侵攻が起きた時に、音楽を持って団結を伝えることが自分たちのやるべきことだと感じたそうです。

彼らにしか出せない骨太なロックサウンドで、戦争に対する怒り、それに屈しないという強い思いを表現しています。

What Are You Fighting ForPHIL OCHS

伝説のフォークシンガー、フィル・オクスさん。

1960年代に大活躍したフォークシンガーで、日本で言うところの浜田省吾さんのように、反戦をテーマにした作品を多く生み出しました。

そんなフィル・オクスさんの楽曲のなかでも、とくにオススメしたい作品が、こちらの『What Are You Fighting For』。

リリックはタイトルと同じく、何のために私たちは命を奪い合わなければいけないのだろう、といった内容がつづられています。

I-Feel-Like-I’m-Fixin’-to-Die RagCountry Joe and the Fish

Country Joe McDonald The “Fish” Cheer/I-Feel-Like-I’m-Fixin’-to-Die Rag Woostock
I-Feel-Like-I'm-Fixin'-to-Die RagCountry Joe and the Fish

カントリー・ジョー・マクドナルドさんがリードシンガーを務めるサイケデリックロックバンド、カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ。

社会派のバンドとして知られており、皮肉の効いたリリックで人気を集めましたね。

そんな彼らの代表曲が、こちらの『I-Feel-Like-I’m-Fixin’-to-Die Rag』。

ベトナム戦争に対する反戦曲で、ブラックコメディを含んだ強烈なリリックがつづられています。

ぜひチェックしてみてください。

Put Down That WeaponMidnight Oil

Midnight Oil – Put Down That Weapon (Official Video)
Put Down That WeaponMidnight Oil

ミッドナイト・オイルの『Put Down That Weapon』は、彼らの名盤『Diesel and Dust』からのシングルリリースで、1987年のリリース当時から世界のリスナーに衝撃を与え続けています。

曲は暴力と核軍縮の必要性に重きを置き、心に響くメッセージを丁寧に組み立てているのが印象的です。

特に、今日の地政学的な緊張が高まる中で、この曲は新たな意味を持ちますね。

力強く、それでいて繊細なバランスで平和への訴えを呼びかけるミッドナイト・オイルさんの熱意は、世界が直面する問題に目を向けるきっかけを与えてくれるはずです。

戦争のない世界を願うすべてのリスナーにオススメです!

War PigsBlack Sabbath

BLACK SABBATH – “War Pigs” (Live Video)
War PigsBlack Sabbath

ブラック・サバスの名曲『War Pigs』。

1970年のアルバム『Paranoid』に収録されたこの曲は、ベトナム戦争への怒りと権力者への鋭い批判を音楽として昇華させています。

強烈なギターリフとオジー・オズボーンさんの表情豊かなボーカルが、混迷を極める現代社会にも通じる痛烈なメッセージをリスナーに届けます。

戦争がいかに理不尽であるかを力強く叫ぶ本作は、戦争に翻弄されるすべての人々、平和を願うすべての心に響く永遠の反戦歌です。

Wrong Side of HeavenFive Finger Death Punch

アメリカで人気を誇るファイブ・フィンガー・デス・パンチの楽曲は、独特のダークさと悲哀に満ちたエモーションが特徴です。

2013年7月にリリースされたアルバム『The Wrong Side of Heaven and the Righteous Side of Hell, Volume 1』に収録されているこの楽曲は、退役軍人の苦悩や戦争の道徳的ジレンマを描いています。

軍事サービスに従事した後に直面する葛藤を、壮大なサウンドと共に表現しており、善悪の判断が難しい状況下での孤独と戦いを感じさせます。

本作は、退役軍人支援の呼びかけにもつながる社会的意義のある1曲として、多くのリスナーの心を揺さぶっています。