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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌

2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。

こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。

平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(51〜60)

People Have the PowerPatti Smith

「クイーン・オブ・パンク」と呼ばれたパティ・スミスさんが民主主義の力について歌ったのが『People Have The Power』です。

1988年にリリースされたシングルで、同年のアルバム『Dream of Life』にも収録されました。

「多くの人々が声を上げ力を合わせれば、権力者たちに意見ができ世界を変えることもできる」と歌った歌詞は、パティさんからの力強いメッセージです。

「戦争には反対」と多くの人が声を上げることで、状況は少しでも変わるかもしれませんよ。

What Are You Fighting ForPHIL OCHS

伝説のフォークシンガー、フィル・オクスさん。

1960年代に大活躍したフォークシンガーで、日本で言うところの浜田省吾さんのように、反戦をテーマにした作品を多く生み出しました。

そんなフィル・オクスさんの楽曲のなかでも、とくにオススメしたい作品が、こちらの『What Are You Fighting For』。

リリックはタイトルと同じく、何のために私たちは命を奪い合わなければいけないのだろう、といった内容がつづられています。

Love Is Still the AnswerJason Mraz

Jason Mraz – Love Is Still The Answer (Official Video)
Love Is Still the AnswerJason Mraz

なぜ悲しいできごとが起こるのか、どうして人は争うのか?

『Love Is Still the Answer』は、その問いかけを自問する内容の歌詞に仕上がっています。

そして、タイトルを見るとすぐにわかる通り、その答えは「愛」であると歌っています。

この曲を聴いて、改めて愛について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?

それから、歌詞だけでなく、ジェイソン・ムラーズさんの情熱的な歌声や、美しいコーラスにも注目です。

Square DanceEminem

白人ラッパーの最高峰、エミネムさんが2002年にリリースしたサード・アルバム『The Eminem Show』と言えば、同年に世界で最も売れた音楽アルバムとして歴史にその名を残す傑作ですよね。

過激なスタイルで知られ、スーパースターとしての地位を確立したエミネムさんの衝撃的な独白とも言える作品の中で、5曲目に収録されている『Square Dance』は今の時代に聴いてほしい楽曲です。

シングル・カットされたわけでもなく、知る人ぞ知る名曲という立ち位置かもしれませんが、リリックの内容は前年の2001年に起きた9.11事件やその後のアメリカによる対テロ戦争といったものを主要なテーマとしているのですね。

過激かつブラック・ユーモアあふれる言葉を駆使しながらも、鋭く権力の闇に切り込んでいく様はいかにも当時のエミネムさんらしく、2000年代初頭のアメリカのリアルが、2022年の現在において今まで以上に重苦しく聴こえてくるかもしれません。

ストレートな反戦歌とはまた違ったタイプの楽曲ですが、混迷を極める現代にこそ、あらためて耳を傾けてみてほしいですね。

【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(61〜70)

Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)Pink Floyd

Pink Floyd – Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)
Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)Pink Floyd

戦時下にあるウクライナの人々を支援するために制作されたチャリティーソング『Hey Hey Rise Up (feat. Andriy Khlyvnyuk of Boombox)』。

イングランド出身のロックバンド、ピンク・フロイドが2022年に制作しており、ウクライナのバンド・ブームボックスのメンバーであるアンドリーイ・クリヴニュークさんの歌唱をフィーチャーしたサウンドに仕上がっています。

ピンク・フロイドのボーカルを務めるデヴィッド・ギルモアさんは戦争が早く終わることを願っており、ウクライナへの支持を表明するために立ち上がりました。

「戦争で苦しむ人々のために世界中で支援しよう!」というメッセージが詰まった反戦歌です。

The Longest DayIron Maiden

第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦をテーマにした楽曲は、イギリスが誇るヘヴィメタルの最高峰、アイアン・メイデンによって2006年8月にリリースされたアルバム『A Matter of Life and Death』に収録されています。

重厚なギターリフと力強いボーカルが特徴的な本作は、戦場の凄惨な光景や兵士たちの苦悩を生々しく描写しており、戦争の非人間性と犠牲を強く訴えかけています。

7分半に及ぶエピックな構成は、バンドの技術的な熟練度を存分に発揮しており、ヘヴィメタルファンならずとも、歴史に興味のある方にもおすすめの一曲と言えるでしょう。

Anti Establishment ManREO Speed Wagon

1971年にデビューアルバム『R.E.O. Speedwagon』でリリースされた楽曲は、反体制的なメッセージを込めた力強いロックナンバーです。

当時の社会情勢を反映し、政治家への批判やベトナム戦争への言及など、強い社会意識が込められています。

アメリカのロックバンド、リオ・スピードワゴンさんの初期の音楽性とメッセージ性を如実に表現しており、バンドの歴史の中でも重要な一曲と言えるでしょう。

テリー・ラトレルさんのボーカルとゲイリー・リッチラスさんのギターが際立つ本作は、反戦や平和を願う思いを持つ方々に心から響くはずです。