【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(51〜60)
Anti Establishment ManREO Speed Wagon

1971年にデビューアルバム『R.E.O. Speedwagon』でリリースされた楽曲は、反体制的なメッセージを込めた力強いロックナンバーです。
当時の社会情勢を反映し、政治家への批判やベトナム戦争への言及など、強い社会意識が込められています。
アメリカのロックバンド、リオ・スピードワゴンさんの初期の音楽性とメッセージ性を如実に表現しており、バンドの歴史の中でも重要な一曲と言えるでしょう。
テリー・ラトレルさんのボーカルとゲイリー・リッチラスさんのギターが際立つ本作は、反戦や平和を願う思いを持つ方々に心から響くはずです。
Empty WallsSerj Tankian

システム・オブ・ア・ダウンのカリスマティックなフロントマン、サージ・タンキアンさんが2007年にリリースしたソロデビューシングル『Empty Walls』は、自身がアルメニア系アメリカ人というルーツを持つサージさんならではのリアルなメッセージが世界中の人々に衝撃を与えました。
攻撃的でありながらも思慮深く、変化自在の歌唱力で迫りくるサージさんの音楽の説得力は物凄いものがありますよね。
今なお根深い戦争の傷跡をリスナーに訴えかける『Empty Walls』は歴史の教訓を重視し、平和への祈りを込めた叫びとしてリスナーの心に響きます。
幼稚園で撮影されたMVがどのような意味を持つのか、考えながらぜひ確認してみてください。
Love Is Still the AnswerJason Mraz

なぜ悲しいできごとが起こるのか、どうして人は争うのか?
『Love Is Still the Answer』は、その問いかけを自問する内容の歌詞に仕上がっています。
そして、タイトルを見るとすぐにわかる通り、その答えは「愛」であると歌っています。
この曲を聴いて、改めて愛について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?
それから、歌詞だけでなく、ジェイソン・ムラーズさんの情熱的な歌声や、美しいコーラスにも注目です。
Blowin’ in the WindBob Dylan

グラミー賞やアカデミー賞などの受賞歴からロックの殿堂入りを果たし、2016年にはミュージシャン初となるノーベル文学賞を受賞したことでも話題となったボブ・ディランさんの楽曲。
1950年代から1960年代にアメリカで起こった「アメリカ公民権運動」の賛歌としても知られ、理不尽な戦争や差別に対するメッセージは当時幅広い支持を獲得しました。
軽快でありながら憂いのあるアコースティックギターのサウンドに乗せた力強いメッセージは、時代が変わっても戦争に対する疑問や問いかけを感じさせますよね。
本当に必要で大切なものは何なのか、長年に渡り人類に問いかけている反戦歌です。
【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(61〜70)
Square DanceEminem

白人ラッパーの最高峰、エミネムさんが2002年にリリースしたサード・アルバム『The Eminem Show』と言えば、同年に世界で最も売れた音楽アルバムとして歴史にその名を残す傑作ですよね。
過激なスタイルで知られ、スーパースターとしての地位を確立したエミネムさんの衝撃的な独白とも言える作品の中で、5曲目に収録されている『Square Dance』は今の時代に聴いてほしい楽曲です。
シングル・カットされたわけでもなく、知る人ぞ知る名曲という立ち位置かもしれませんが、リリックの内容は前年の2001年に起きた9.11事件やその後のアメリカによる対テロ戦争といったものを主要なテーマとしているのですね。
過激かつブラック・ユーモアあふれる言葉を駆使しながらも、鋭く権力の闇に切り込んでいく様はいかにも当時のエミネムさんらしく、2000年代初頭のアメリカのリアルが、2022年の現在において今まで以上に重苦しく聴こえてくるかもしれません。
ストレートな反戦歌とはまた違ったタイプの楽曲ですが、混迷を極める現代にこそ、あらためて耳を傾けてみてほしいですね。
Boom!System Of A Down

強いメッセージ性で世界的な人気を集めるオルタナティブ・ロックバンド、システム・オブ・ア・ダウン。
世界の社会問題や政治問題に関する楽曲が非常に多く、彼らの楽曲は思想的な意味合いでも高い評価を受けています。
そんなシステム・オブ・ア・ダウンの反戦をテーマにした名曲が、こちらの『Boom!』。
反戦の曲というと、心のあり方といった哲学的なリリックにまとめられていることがほとんどです。
しかし、この曲は違います。
世界の根本的な経済システムが戦争を生み出していることを訴えた、非常に現実的な名曲と言えるでしょう。
People Have the PowerPatti Smith

「クイーン・オブ・パンク」と呼ばれたパティ・スミスさんが民主主義の力について歌ったのが『People Have The Power』です。
1988年にリリースされたシングルで、同年のアルバム『Dream of Life』にも収録されました。
「多くの人々が声を上げ力を合わせれば、権力者たちに意見ができ世界を変えることもできる」と歌った歌詞は、パティさんからの力強いメッセージです。
「戦争には反対」と多くの人が声を上げることで、状況は少しでも変わるかもしれませんよ。





