【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(51〜60)
Fortunate SonCreedence Clearwater Revival

アメリカのロックバンド、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルが1969年11月にリリースした楽曲は、ベトナム戦争時代の反戦歌として知られています。
特権階級と戦争に対する強烈な批判を込めた歌詞と、シンプルながらアイコニックなギターリフが印象的な本作は、社会的不平等に対する強力な声明となっています。
CCRさんのフロントマン、ジョン・フォガティさんがわずか20分で書き上げたという逸話も有名ですね。
映画『フォレスト・ガンプ』をはじめ、数々の映画やテレビ番組で使用されてきた本作は、今なお多くの人々の心に響く普遍的なメッセージを持ち続けています。
Empty WallsSerj Tankian

システム・オブ・ア・ダウンのカリスマティックなフロントマン、サージ・タンキアンさんが2007年にリリースしたソロデビューシングル『Empty Walls』は、自身がアルメニア系アメリカ人というルーツを持つサージさんならではのリアルなメッセージが世界中の人々に衝撃を与えました。
攻撃的でありながらも思慮深く、変化自在の歌唱力で迫りくるサージさんの音楽の説得力は物凄いものがありますよね。
今なお根深い戦争の傷跡をリスナーに訴えかける『Empty Walls』は歴史の教訓を重視し、平和への祈りを込めた叫びとしてリスナーの心に響きます。
幼稚園で撮影されたMVがどのような意味を持つのか、考えながらぜひ確認してみてください。
Dance On GasolineMåneskin

武器の燃料として使われるガソリン。
人を殺すために使うくらいなら、その上で踊ってやると歌っている『Dance On Gasolin』です。
イタリアのロックバンド、マネスキンが2022年4月にリリースした楽曲で、ウクライナを支援する「Stand Up For Ukraine」キャンペーンのために書き下ろした1曲です。
アメリカで開催される大型音楽フェス、コーチェラでも披露されました。
この曲を書いた経緯に関してマネスキンのメンバーたちは、ウクライナ侵攻が起きた時に、音楽を持って団結を伝えることが自分たちのやるべきことだと感じたそうです。
彼らにしか出せない骨太なロックサウンドで、戦争に対する怒り、それに屈しないという強い思いを表現しています。
Walk On (Ukraine)U2

2023年3月にリリースされたU2の最新アルバム『Songs Of Surrender』。
長いキャリアのなかでも特に重要な楽曲を集めたアルバムで、こちらの『Walk On (Ukraine)』はその中に含まれた名曲の1つです。
この曲は世界に不幸なことが起こったときに、いつも歌われてきた彼らの名曲です。
実際、東日本大震災のときもU2はこの楽曲を提供していましたね。
今回はロシア・ウクライナ戦争に向けてアレンジされたバージョンです。
多くの人々を救ってきたこの楽曲は、戦争で苦しむ人たちの支えになることでしょう。
【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(61〜70)
What Are You Fighting ForPHIL OCHS

伝説のフォークシンガー、フィル・オクスさん。
1960年代に大活躍したフォークシンガーで、日本で言うところの浜田省吾さんのように、反戦をテーマにした作品を多く生み出しました。
そんなフィル・オクスさんの楽曲のなかでも、とくにオススメしたい作品が、こちらの『What Are You Fighting For』。
リリックはタイトルと同じく、何のために私たちは命を奪い合わなければいけないのだろう、といった内容がつづられています。
I-Feel-Like-I’m-Fixin’-to-Die RagCountry Joe and the Fish

カントリー・ジョー・マクドナルドさんがリードシンガーを務めるサイケデリックロックバンド、カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ。
社会派のバンドとして知られており、皮肉の効いたリリックで人気を集めましたね。
そんな彼らの代表曲が、こちらの『I-Feel-Like-I’m-Fixin’-to-Die Rag』。
ベトナム戦争に対する反戦曲で、ブラックコメディを含んだ強烈なリリックがつづられています。
ぜひチェックしてみてください。
People Have the PowerPatti Smith

「クイーン・オブ・パンク」と呼ばれたパティ・スミスさんが民主主義の力について歌ったのが『People Have The Power』です。
1988年にリリースされたシングルで、同年のアルバム『Dream of Life』にも収録されました。
「多くの人々が声を上げ力を合わせれば、権力者たちに意見ができ世界を変えることもできる」と歌った歌詞は、パティさんからの力強いメッセージです。
「戦争には反対」と多くの人が声を上げることで、状況は少しでも変わるかもしれませんよ。