【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(31〜40)
We Are The WorldUSA For Africa

アフリカの飢餓に苦しむ人々のために多くのアーティストが協力し制作されたのが『We Are The World』です。
プロジェクトはUSA for Africaと呼ばれ、マイケル・ジャクソンさんやクインシー・ジョーンズさん、ダイアナ・ロスさんなど世界的アーティストが一堂に会してレコーディングが行われたんですよね。
世界は一つだと歌う歌詞は平和を祈る歌詞でもあります。
戦争がなくなれば、飢餓で苦しむ人々も減るに違いありません。
世界中の人々の心がつながって穏やかな世界を作ることが、平和への第一歩だと思いませんか?
After the GardenNeil Young

『After the Garden』はフォーク・ロックを代表するアーティストであるニール・ヤングさんの、アルバム『Living with War』に収録された楽曲です。
2006年にリリースされたアルバムで、イラク戦争反対をテーマにした楽曲を集めた作品なんですよね。
『After the Garden』はエレキギターの音色と演奏が渋いサウンドを奏でるフォーク・ロックチューンです。
「楽園が亡くなってしまったら」と歌う歌詞も、心に響いてくるんですよね。
Nobody Wins A WarRaheem DeVaughn

R&Bやソウルを基調とした音楽を届けるアメリカ出身のシンガーソングライター、ラヒーム・デヴォーンさん。
彼が2010年にリリースしたアルバム『The Love & War MasterPeace』に収録されたのが『Nobody Wins A War』。
「戦争の終わりには、勝者などいない」というシンプルながらも力強いメッセージが込められています。
彼の心のこもった歌唱と豊かなコーラスからも、戦争の終結を願う強い意志が受け取れるでしょう。
何度も繰り返すフレーズによって、人びとに語りかけるとともに平和を願う歌です。
Where Is The Love?The Black Eyed Peas

世の中から争いをなくすにはどうしたらいいと思いますか?
なんとも難しい話題ですよね。
この問いかけに一つの答えを打ち出しているのがブラック・アイド・ピーズの『Where Is The Love』という曲です。
歌詞の中では、一人ひとりが、そう自分に問いかければ、争いはなくなるとうアンサーが歌われています。
2022年以降、TikTokでバズっているので、よく耳にしている方も多いと思います。
この曲に乗せて語られている平和へのメッセージにも耳を傾けてみてください。
Where have all the flowers gone?Pete Seeger

反戦のメッセージを込めた名曲として知られるこの楽曲は、ピート・シーガーさんが1955年に作詞作曲したものです。
シンプルなメロディと繰り返される歌詞が、戦争の悲惨さと平和の尊さを象徴的に表現しています。
1960年に初めて録音されて以来、ジョーン・バエズさんやキングストン・トリオなど、多くのアーティストによってカバーされてきました。
本作は特に1960年代の反戦運動や平和運動において重要な意味を持ち、多くの人々の心に深く刻まれました。
平和を願う人々や、音楽を通じて社会に訴えかけたいと考えている方々にぜひ聴いていただきたい一曲です。
【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(41〜50)
Hero Of WarRise Against

メロディック・ハードコアというロックのジャンルで絶大な人気を集めるバンド、ライズ・アゲイン。
メッセージ性の強い曲が多いことで知られているバンドです。
そんな彼らの作品のなかでもとくにオススメしたい、反戦や平和をテーマにした作品が、こちらの『Hero Of War』。
この曲は反戦をテーマにしていますが、戦争の被害者ではなく加害者である兵士を描いています。
人間の心の弱さや冷たさをリアルに描いたリリックは、私たちの生き方を見つめ直すキッカケを与えてくれるでしょう。
Good PeopleJack Johnson

俳優やドキュメンタリー映画制作者としても活動するアメリカ出身のシンガーソングライター、ジャック・ジョンソンさん。
彼が2005年にリリースした『Good People』は、社会情勢に向けたさまざまな思いが込められた楽曲です。
テレビ番組の中で語られることへのアイロニーを含んだメッセージを歌っており、善人とは何かを考えさせられます。
軽快なリズムで展開するバンド演奏だからこそ、歌詞の深い内容がじんわりと響くのでしょう。
彼の温かみのある歌声とともに、平和を願うきっかけをくれる反戦ソングです。