【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(41〜50)
We Are The WorldUSA For Africa

アフリカの飢餓に苦しむ人々のために多くのアーティストが協力し制作されたのが『We Are The World』です。
プロジェクトはUSA for Africaと呼ばれ、マイケル・ジャクソンさんやクインシー・ジョーンズさん、ダイアナ・ロスさんなど世界的アーティストが一堂に会してレコーディングが行われたんですよね。
世界は一つだと歌う歌詞は平和を祈る歌詞でもあります。
戦争がなくなれば、飢餓で苦しむ人々も減るに違いありません。
世界中の人々の心がつながって穏やかな世界を作ることが、平和への第一歩だと思いませんか?
Too Young To DieJamiroquai

イギリスを代表するアシッドジャズ・バンドであるジャミロクワイの、デビューアルバム『Emergency on Planet Earth』に収録されていたのが『Too Young to Die』です。
1993年にシングルカットされ、全英チャートでは第10位にランクインしています。
1990年から5年間に渡って行われた湾岸戦争に対する反戦歌なんですよね。
楽曲はジャミロクワイらしいメロウかつグルーヴィなサウンドがかっこいい、思わずダンスしたくなるノリノリのファンクチューンです。
Harry Patch (In Memory Of)Radiohead

日本でも大人気のイギリスのロックバンド、レディオヘッド。
誰もが知っている有名なバンドですね。
いくつもの名曲を作り上げてきたレディオヘッド。
その中でも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Harry Patch (In Memory Of)』。
第一次世界大戦中に塹壕で戦った伝説の兵士、ハリー・パッチさんからインスパイアを受けた作品で、彼の勇敢さをたたえると同時に戦争のおろかさを訴えた反戦曲です。
この楽曲をキッカケにレディオヘッドは具体性の高いリリックの作品もリリースするようになりました。
彼らのキャリアを語る上でも重要な楽曲と言えるでしょう。
Heal The WorldMichael Jackson

平和を訴え続けてきたキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンさん。
彼が亡くなった追悼式の時、スティービー・ワンダーさんは彼のことをあえて「愛すべきおバカさん」といった表現をしました。
トラブルも多かったマイケル・ジャクソンさんですが、彼の心は常に純粋だったと思います。
そんな彼の反戦や平和をテーマにした作品が、こちらの『Heal The World』。
戦争を真っ向から否定するのではなく、人間の心のあり方を描いたリリックが彼の人間性をよく表していますね。
Why Can’t We Live TogetherSade

1980年代から活動するイギリス出身のバンド、シャーデーが1984年にカバーリリースした『Why Can’t We Live Together』。
もともとの曲は、キーボード奏者のティミー・トーマスさんによって1972年に制作されました。
生まれた環境や状況が違うだけで、争い合う世界の情勢に向けた思いが歌われた楽曲です。
優しい雰囲気を持つシンセの音にのせた、彼女の訴えかけるような歌唱も心に響きます。
戦争の終結を切実に願う、ストレートな意志が込められた反戦歌です。
Hammer To FallQueen

イギリスが生んだ最高のロック・バンドの1つ、クイーンが1984年に発表した楽曲です。
作詞と作曲はギタリストのブライアン・メイさんが手掛けており、シングル・カットされてスマッシュ・ヒットを記録しました。
クイーンらしいダイナミックなギターのリフとタイトなリズム、伸びやかなフレディ・マーキュリーさんの歌声と美麗なコーラス・ワークが際立つキャッチーな楽曲なのですが、実は歌詞の内容は核戦争をテーマとしたものなのですね。
「mushroom cloud」という直球の単語も出てきますが、リリース当時は冷戦の真っ最中であり、イギリス人らしいアイロニーに満ちた政治に対する風刺なども飛び出す歌詞は、こんな時代だからこそさまざまなことを考えさせられます。
メイさんのメッセージはおそらく単純なものではないのですが、冷戦時代に戻ってしまったような現代において私たちはどのように生きるべきなのか、そういったことを考えながらぜひこの曲を聴いてみてくださいね。
The War SongCulture Club

『Karma Cameleon』で世界的な人気を集めたバンド、カルチャー・クラブ。
ブルー・アイド・ソウルやニュー・ロマンティックをポップに落とし込んだ音楽性で1980年代に人気を集めていましたね。
そんな彼らの反戦をテーマにした作品が、こちらの『The War Song』。
彼らの作品は良い意味で楽観的なリリックがつづられています。
こちらの曲でもそういった彼らのスタイルは健在で、重いテーマであるものの、聴いていて心が沈むことはありません。