【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌
2025年の現在もウクライナ情勢は解決の糸口が見えず、2023年10月以降はイスラエルとガザの間での武力衝突が勃発して世界中が混乱し続けています。
こちらの記事では、そんな時代だからこそ聴いてほしい、リスナーの感情を揺さぶる海外の反戦歌を時代やジャンルを問わずまとめました。
平和を願う痛切な思いや時には厳しい口調で権力に対して告発するような、アーティストたちそれぞれが込めたメッセージを、対訳などで確認しながら聴いてみてくださいね。
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【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(71〜80)
Wrong Side of HeavenFive Finger Death Punch

アメリカで人気を誇るファイブ・フィンガー・デス・パンチの楽曲は、独特のダークさと悲哀に満ちたエモーションが特徴です。
2013年7月にリリースされたアルバム『The Wrong Side of Heaven and the Righteous Side of Hell, Volume 1』に収録されているこの楽曲は、退役軍人の苦悩や戦争の道徳的ジレンマを描いています。
軍事サービスに従事した後に直面する葛藤を、壮大なサウンドと共に表現しており、善悪の判断が難しい状況下での孤独と戦いを感じさせます。
本作は、退役軍人支援の呼びかけにもつながる社会的意義のある1曲として、多くのリスナーの心を揺さぶっています。
Saigon BrideJoan Baez

ジョーン・バエズさんの心を打つ名曲『Saigon Bride』は、1967年の懸念と苦悩が詰まった反戦の叫びです。
リスナーの心を揺さぶるメロディと歌詞には、戦争の果てに散りゆく無数の命と、失われていく幸せな未来への痛切な響きがあります。
バエズさんは、ベトナム戦争に反対する強固な姿勢で世に問いかけ、リスナーに平和の大切さを訴えかけたアメリカを代表するフォークシンガー。
政治的なメッセージを音楽で伝える彼女の才能は、今の時代にこそ強く響くでしょう。
政府さえ恐れたこの楽曲は、今も多くのリスナーに平和への願いを伝え続けます。
どうかこの曲を通じて、平和への願いを共に感じてみてくださいね。
Peace Just Wanted To Be FreeLuciano Pavarotti · Stevie Wonder

ルチアーノ・パヴァロッティさんのために、スティービー・ワンダーさんが書き下ろした名曲、『Peace Just Wanted To Be Free』。
反戦をテーマにした曲で、「もう戦わなくていいんだよ」と、子どもたちに優しく語りかけるリリックは胸に響きます。
ルチアーノ・パヴァロッティさんは実力のないアーティストと一緒に歌うときや、作り込みの甘い作品を歌うときは、あからさまに無表情で歌うことで知られています。
しかし、この曲をスティービー・ワンダーさんと一緒に歌ったときは、関心を大きく示していました。
世界トップクラスの歌唱力を持つオペラ歌手をうなずかせる名曲ですので、ぜひチェックしてみてください。
【2025】洋楽の反戦歌。平和を願う歌(81〜90)
Mama ŠČ!Let 3

クロアチアのロックバンドLet 3 の『Mama ŠČ!』は、2023年1月20日のリリース以来、世界中で反響を呼んでいます。
ユーロビジョン・ソング・コンテストで見せた衝撃的なパフォーマンスは、彼らの反戦メッセージを強く打ち出したものでした。
権力に問いただし、愚かさや飢餓、ステレオタイプに警鐘を鳴らすこの楽曲は、リスナーの心に深く訴えかけます。
戦争の現実への抗議の声を音楽に乗せ、Let 3さんはリスナーに平和への願いを伝え続けています。
衝撃と共感を呼ぶこの曲は、音楽が持つ力を素晴らしく示しており、様々な境遇のリスナーに強くオススメします!
Devils & DustBruce Springsteen

ニュージャージー州出身のシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンさん。
ポップ・ロックやオルタナティブ・フォークといったジャンルを得意としているシンガーソングライターで、晩年はアコースティックな楽曲で評価を集めています。
そんな彼の名曲のなかで、とくに有名な反戦の作品がこちらの『Devils & Dust』。
イラクに派遣されたアメリカ兵をストーリー形式で描いた作品なのですが、作り込みが素晴らしく戦争のリアリティを感じさせます。
Hands Held HighLinkin Park

21世紀でもっとも売れたバンドと称されながらも、2017年にボーカルのチェスター・ベニントンさんが急逝してしまったことが世界中に衝撃を与えたリンキン・パークの楽曲。
3rd『Minutes to Midnight』に収録されている楽曲で、おだやかながらも力強さを感じるラップと讃美歌をイメージさせる幻想的なコーラスとの融合が心を震わせますよね。
戦争の悲惨さや権力者への批判をつづったシニカルな歌詞からは、世界の現実と不公平さへの怒りを感じられるのではないでしょうか。
失われた命への鎮魂歌のような神々しさを持つ、リンキン・パークのメッセージ性や音楽性の広さを再確認させられるナンバーです。
White Flag Warrior (ft. Tim McIlrath)Flobots

実験的な音楽性で人気を集めたコロラド州出身のラップロックバンド、フロボッツ。
本格的かつ実験的なラップロックはもちろんのこと、パンクロックやエモのようなメッセージ性の強い社会派の楽曲もリリースしていた彼ら。
こちらの『White Flag Warrior (ft. Tim McIlrath)』はそんな彼らの作品のなかでも、特にオススメしたい反戦をテーマにした作品です。
平和のためにはすべての人々が一致団結して問題を取り組む必要があるというメッセージは、協力や思いやりの大切さとともに、人間の愚かさを教えてくれます。