ロックファンが熱視線を送るオーストラリアの音楽シーン。
パークウェイ・ドライヴのメタルコアから、キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードさんの実験的サウンド、そしてスピードのアグレッシブなハードコアまで、独創的なアプローチで世界を魅了し続けています。
アメリカやイギリスとはまた違った個性を放つオーストラリアのバンドたち。
音楽性の幅広さと奥深さは、きっとあなたの心に新しい発見をもたらしてくれるはずです。
気になるバンドの魅力をたっぷりとご紹介します。
【2025】オーストラリアのバンド事情。人気急上昇の実力派アーティストたち!(1〜10)
She Looks So Perfect5 Seconds of Summer

シドニーで結成されたロックバンド。
もともとはYouTubeで活動していましたが、その才能からワン・ダイレクションの事務所に加入することになり、デビュー。
2014年に発表された1stアルバムは全世界11カ国でチャート1位を獲得。
世界的バンドの仲間入りを果たしました。
ThunderstruckAC/DC

オーストラリアで1番の人気と知名度を誇る伝説的ロックバンド。
1973年にシドニーで結成され、現在まで40年以上活動を続けており、アルバムだけでの総売り上げは全世界で2億4000万枚をこえています。
日本では知名度があまりないのが不思議です。
Get FreeThe Vines

シドニー出身のロックバンド。
長い下積みを経て発売された1stアルバム「Highly Evolved」は世界中から絶賛され、母国オーストラリアでは5位、全英3位、全米11位にランクインし、世界各国で200万枚近い売り上げを記録しました。
LucidityTame Impala

テーム・インパラは、オーストラリア・パース出身のサイケデリック・ロックの5人組のバンド。
2012年に2作目の「Lonerism」は、NMEの年間ベスト・アルバムランキング第1位、ピッチフォーク・メディアでは第4位に選出されるなど、サイケデリックの分野ではNO.1評価のグループです。
HOW TO FLYSTICKY FINGERS

オーストラリア・シドニー発のインディーロックバンドとして、世界的な注目を集めているスティッキー・フィンガーズ。
2008年の結成以来、レゲエ、サイケデリック、ソウルなど、多彩なジャンルを織り交ぜた独創的なサウンドで、音楽シーンを魅了し続けています。
2013年のデビューアルバム『Caress Your Soul』から、2016年のアルバム『Westway (The Glitter & the Slums)』で、オーストラリアのアルバムチャート初の1位を獲得しました。
精力的な活動の一方で、2016年12月に無期限活動休止を発表。
しかし、メンバーそれぞれの成長を経て、2018年に見事な復活を果たしました。
ザ・クラッシュやピンク・フロイドなどの影響を受けながら、独自の世界観を確立した彼らの音楽は、新鮮なサウンドに心惹かれる音楽ファンにぴったりです。
RiptideVance Joy

オーストラリアン・ルール・フットボールの選手から転身したインディーポップアーティスト、ヴァンス・ジョイさん。
2013年にその類まれな才能を開花させ、心温まるアコースティックサウンドと透明感のある歌声で世界中の音楽ファンを魅了し続けています。
2014年のデビューアルバム『Dream Your Life Away』は、人々の心に寄り添うメロディと深い共感を呼ぶ歌詞で大きな反響を呼びました。
2015年には、テイラー・スウィフトさんのワールドツアーでオープニングアクトを務め、国際的な評価も獲得。
ARIAミュージックアワードやAPRAミュージックアワードでの受賞歴を持ち、2022年のアルバム『In Our Own Sweet Time』まで、揺るぎない音楽性を貫いています。
温かみのある楽曲は、心に癒しを求める全ての音楽ファンにおすすめです。
MolassesHiatus Kaiyote

ボーカルのナオミ・ネイパーム・ザールフェルトのハスキーボイスと個性あふれる存在感で、独自の音楽空間を作り出すハイエイタス・カイヨーテは、2011年にオーストラリアメルボルンで結成されたジャズ・ファンクバンドです。
2015年リリースの2枚目のアルバム「チューズ・ユア・ウェポン」は、58回グラミー賞最優秀リズム・アンド・ブルース・パフォーマンス賞の候補に上がるなど実力のあるグループです。