【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集
子どもから大人まで楽しめる、秋の童謡・唱歌・わらべうたを紹介します。
みなさんは秋といえば、何を思い浮かべますか?
松ぼっくりやどんぐり、紅葉やお月見……考えてみるといろいろと浮かんできますよね。
この記事では、そんな秋の景色が目の前に広がるような、すてきな名曲を集めてみました。
秋特有のやさしく心に染み入るしっとりとした楽曲や、歌いながら遊べる手遊びやわらべうたなど、さまざまな秋に触れられる名曲ばかりです。
ぜひみんなで聴いて、歌いながら「秋」に触れてみてくださいね。
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【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(61〜70)
故郷の空作詞:大和田建樹/作曲:スコットランド民謡
スコットランド民謡『ライ麦畑で出会ったら』の和訳曲です。
原曲の作詞は『蛍の光』で知られるスコットランド詩人のロバートバーンズさん、訳詞したのは大和田建樹さんです。
この曲が日本語に訳されて紹介されたのは、1888年の『明治唱歌 第一集』。
曲のはじまりから、一面のライ麦畑が広がる映像が浮かんできます。
曲中は、夕暮れどきの秋空を見上げて、自分のふるさとに思いをはせます。
まっかなもみじ作詞・作曲:藤本ちか

赤く色づいたもみじの舞い散る様子が目に浮かぶ『まっかなもみじ』。
歌詞には、もみじの葉っぱを赤ちゃんの手の形となぞらえた、かわいい描写もあります。
もみじが落ちてくる場面では、鈴などの楽器を鳴らして舞い落ちる様子を表現してみたり、もみじの形に切った画用紙をふわっと舞い上げて遊んだりするのもオススメです。
2番では、イチョウの葉っぱが登場し、今度は赤ちゃんのおしりとイチョウの葉っぱを重ねあわす様子が歌われているので、もみじとイチョウ、両方の秋の色を楽しみながら歌ってみてくださいね。
案山子作詞:武笠三/作曲:不詳

田んぼや畑の中に立って、大切な農作物を鳥や動物から守ってくれるカカシ。
そんなカカシを主役にしたのがこちらの曲です。
どんな天気でも、何が起きてもその場でじっと農作物を見守るカカシの姿を少しからかうような歌詞が描かれています。
多くのカカシは木の棒に服と帽子を着せただけのものですが、時代とともにさまざまな趣向をこらしたものが登場し、本当に人がいるかのように見えるカカシもあります。
この曲を歌いながら、あなたの家の周りにあるカカシはどんな姿をしているのか探しに行くのもいいですね!
雁がわたる杉並児童合唱団

1912年「尋常小学唱歌 第三学年用」に発表された、日本の文部省唱歌です。
残念ながら、作詞家および作曲家についてはわかっていません。
ちょうど秋の、雁が渡ってくるときの描写が的確に歌に反映され、メロディも詩の世界とマッチし文学的な情緒にあふれています。
りんごのひとりごと作詞:武内俊子/作曲:河村光陽

秋の味覚の一つ、りんごが主役の『りんごのひとりごと』。
収穫されたりんごが出荷され、果物屋さんに並ぶ様子を描いています。
作詞をした武内俊子が入院していたときに、お見舞いで持ってきてもらったりんごを見て作詞したそうです。
スーパーや果物屋さんに並ぶりんごも、こんなふうに運ばれてきたのかなと想像力をかきたてられる1曲です。
曲の最後にりんごは収穫してくれた方のことを思い出します。
食べるときは、作ってくれた方へ「ありがとう」という気持ちを感じながら食べましょう!
月(出た出た月が)

まん丸の大きな月を見て楽しむ十五夜にぴったりな『月』。
しっとりとしたメロディながら、夜の黒い雲から丸い月が顔を出す様子にはしゃぐ光景が描かれています。
その後も雲の中に隠れたり出てきたりを繰り返す、リアルな十五夜の様子が歌われています。
いつも見ているはずの月も、十五夜の大きなお月様ばかりはなぜかいつも以上にテンションが上がりますよね。
はしゃぎすぎには気をつけながら、この曲を聴いて月の美しさをあらためて目に焼き付けましょう。
あのね、あきはね作詞:もりちよこ/作曲者:SHIKAMON

NHKの番組『おかあさんといっしょ』の2004年9月の月の歌です。
当時うたのおにいさん・おねえさんを務めていた、今井ゆうぞうさんとはいだしょうこさんが歌っていました。
子どもの目線で、秋の色や秋の食べ物、秋を感じる景色などが歌詞につづられています。
子ども目線での秋の面白さ、そして家族との温かい時間が描かれている歌詞は、落ち着くメロディも相まって、とても心がホッとしますね。
家族で聴いていただきたいオススメの1曲です。