【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集
子どもから大人まで楽しめる、秋の童謡・唱歌・わらべうたを紹介します。
みなさんは秋といえば、何を思い浮かべますか?
松ぼっくりやどんぐり、紅葉やお月見……考えてみるといろいろと浮かんできますよね。
この記事では、そんな秋の景色が目の前に広がるような、すてきな名曲を集めてみました。
秋特有のやさしく心に染み入るしっとりとした楽曲や、歌いながら遊べる手遊びやわらべうたなど、さまざまな秋に触れられる名曲ばかりです。
ぜひみんなで聴いて、歌いながら「秋」に触れてみてくださいね。
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【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(41〜50)
こぎつね作詞:勝承夫/作曲:外国曲

山に住むこぎつねが、周りに散らばるものを使って遊ぶ様子を描いた童謡『こぎつね』。
もともとドイツで子供向けに歌われていた曲に、日本語で別の歌詞がつけられました。
秋には山にあるもみじやさまざまな木の実を使って楽しく遊ぶ、ほほえましいこぎつねの様子が描かれています。
しかし冬は枯れた葉だけの彩りのない山に、こぎつねは少し寂しさを感じてしまいます。
ちょっぴり寂しい冬の季節がくる前に、こぎつねのように自然の中で楽しく遊んでみませんか。
【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(51〜60)
浜千鳥作詞:鹿島鳴秋/作曲:弘田龍太郎

童謡『浜千鳥』は1919年発表されました。
作詞家の鹿島鳴秋さんが柏崎の友人の家を訪ねた時に、番神海岸を散歩していて海辺の小鳥たちを見てひらめきをおぼえて詩にしたそうです。
月と海と鳥……。
風情あふれる感動的な景色ですね。
うさぎ うさぎ作詞・作曲:不詳

童謡の中でも作詞・作曲者が人が不明という、謎枠に入る曲です。
かわいい曲名そのままに、十五夜にうさぎが飛びはねる様子を歌っています。
江戸時代には歌われていたといわれているから、歴史があるんですね。
月にはうさぎがもちをついている、という言い伝えがあります。
十五夜の月を見てうさぎが跳ねるのは、自分の仲間が月にいるからでしょうか?
埴生の宿作詞:里見義/作曲:ヘンリー・ローリー・ビショップ

切ない気分になる秋の日に、故郷ののどかな光景を思い起こさせる『埴生の宿』。
もとは『Home, Sweet Home』というタイトルのイングランド民謡で、1823年に初演されたオペラ『ミラノの乙女』の中で歌われました。
どんなにきらびやかで豪華な家よりも、多少貧しさを感じても故郷の家が1番だという思いが歌われています。
自分の家、実家って、どんな場所よりも落ち着きますよね。
この曲をきっかけに一度帰って、あらためて故郷の良さ、自分の家の快適さを感じる秋を過ごしてみるのもオススメです!
チンチロリン

コオロギの声マネがかわいい、わらべ歌で遊んでみましょう。
まず3人以上で輪になり、鬼役を決めます。
鬼役になった人は輪の中心に入り、他の人は鬼役の人を囲んで丸くなり手をつなぎます。
歌いながらクルクルと回り、歌の終わりに鬼役の後ろにいる人がコオロギの鳴き声で鬼に語りかけ、鬼はその声が誰かをあてる遊びです。
他には歌いながら鈴を隣の人に回して、歌の最後に鈴を持っていた人が鳴らし、鬼役の人はどこから鈴の音が聞こえたか指をさして当てる遊び方もできますよ!
虫の声や鈴の音に秋を感じる心地よい歌で、遊んでみてくださいね。
十五夜お月さん作詞:野口雨情/作曲:本居長世

十五夜のお月様を見て、切なく寂しい気持ちがこみあげてくるのがこちらの『十五夜お月さん』です。
主人公にはお母さんがおらず、育ててくれたおばあさんも自分のもとから離れ、妹もお嫁にもらわれていってしまいます。
1人になった主人公が、十五夜の美しいお月様にお母さんの姿を映し出し、寂しさが込みあげてしまう様子が描かれています。
いろんな状況のもと、1人で十五夜のお月様を見ることになった方は、この曲を聴きながら会いたい人を月に投影してみてはいかがでしょうか。
旅愁作詞: 犬童球渓/ジョン・P・オードウェイ
とても日本を感じるこの曲、実はアメリカの曲だと知っていましたか?
原曲は『Dreaming of Home and Mother』、邦題は『家と母を夢見て』です。
日本の詩人である犬童球渓さんが訳詞し広まり、2007年には「日本の歌百選」の一つに選ばれました。
中国でも『送別』というタイトルでよく知られています。
夕暮れに寂しさを覚えながら生まれた場所を恋しく思う、秋にぴったりの名曲です。
茜空を見上げながらぜひ聴いてみてください。