【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集
子どもから大人まで楽しめる、秋の童謡・唱歌・わらべうたを紹介します。
みなさんは秋といえば、何を思い浮かべますか?
松ぼっくりやどんぐり、紅葉やお月見……考えてみるといろいろと浮かんできますよね。
この記事では、そんな秋の景色が目の前に広がるような、すてきな名曲を集めてみました。
秋特有のやさしく心に染み入るしっとりとした楽曲や、歌いながら遊べる手遊びやわらべうたなど、さまざまな秋に触れられる名曲ばかりです。
ぜひみんなで聴いて、歌いながら「秋」に触れてみてくださいね。
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【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(21〜30)
夕日が背中を押してくる作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純

秋の夕暮れ、どこかノスタルジックな気分にさせてくれる童謡です。
作詞は詩人や小説家として活躍した阪田寛夫さん、作曲は山本直純さんが担当しました。
大きな夕日がともだちのように「さあ、帰ろう」と背中を押してくれる、そんな心温まる情景が目に浮かびますね。
明日も元気に遊べるようにと励ましてくれる、やさしい歌詞が心に響きます。
この楽曲は1968年7月にNHK『みんなのうた』で初めて紹介された作品で、後に山本直純さんのベスト盤アルバム『人生即交響楽~山本直純ベストセレクション(4CD)』にも収録されています。
親子で夕方の散歩をしているときに、一緒に歌ってみてはどうでしょうか。
何気ない帰り道が、きっと忘れられない秋の思い出の1ページになるかもしれません。
でぶいもちゃんちびいもちゃん作詞:まど・みちお/作曲:湯山昭

土の中から顔を出した、ふとっちょのおいもとちいさなおいもの様子が描かれた、とても愛らしい歌ですね。
土の中で何をして遊んでいたのかな、という歌詞の問いかけが、子どもの豊かな想像力をぐんと広げてくれます。
作曲は、1953年の音楽コンクール入賞以来、多彩な作品を生み出してきた湯山昭さんです。
この楽曲は、日本ビクターが『10月のうた』など季節の企画に選んでいることからも、秋を代表する1曲といえるでしょう。
おいも掘りを楽しんだあとに、家族みんなで聴くのがオススメです。
『土の中ではどんなお話をしていたのかな?』なんて想像しながら歌うと、会話も弾みそうですね。
【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(31〜40)
故郷を離るる歌作詞:吉丸一昌/作曲:ドイツ民謡

秋風が心に染みる季節に、遠く離れた故郷の情景を思い起こさせる名曲です。
もとは恋人との別れを歌ったドイツ民謡ですが、作詞家の吉丸一昌さんの手によって、故郷との惜別を歌う情緒豊かな作品へと生まれ変わりました。
小川のせせらぎや季節の花々といった美しい自然を通して、去りゆく者の寂しさと故郷への愛しさが胸に迫ります。
この作品は1913年7月に唱歌集で公開され、後年ペギー葉山さんにも歌い継がれました。
故郷を離れていると、ふと昔の光景が恋しくなることがありますよね。
秋の夜長に、懐かしい日々を思い浮かべながら聴いてみるのもオススメです。
庭の千草作詞:里見義 (訳詞)/ 作曲:アイルランド民謡

アイルランド民謡をもとに、作詞家の里見義さんが手がけた明治時代から歌い継がれる唱歌です。
秋の庭で草花が枯れてゆく寂しさと、霜にも負けず美しく咲く菊の花に、孤独に耐えながら気高く生きる姿を重ねた歌詞が胸を打ちます。
この楽曲は、1884年6月に文部省の『小学唱歌集 第三編』で公開された作品で、後年には菅原洋一さんやレインブックもカバーしています。
秋の夜長、静かに物思いにふけりたいときに聴くのはいかがでしょうか。
本作の持つ、もの悲しさの中にある力強いメッセージが、移りゆく季節に感じる切ない心にそっと寄り添ってくれるでしょう。
どこか懐かしく、美しい旋律に心癒やされるはずです。
みんなで楽しくハッピーハロウィン!作詞・作曲:山口あい

ハロウィンらしい少し不気味な雰囲気ではなく、とにかく明るく楽しいパーティーをしたいお子さんには、山口あいさんが手がけた本作がぴったりです!
この楽曲はとてもポップでハッピーな曲調なので、怖いものが苦手でも安心して楽しめますよ。
5歳からクラシックピアノを始めたという山口あいさんならではの、一度聴けば誰もが口ずさめるキャッチーなメロディが本当に魅力的です。
歌詞の中ではかわいいおばけやジャックオーランタンが登場し、たくさんのお菓子をもらってパーティーをするワクワク感が描かれています。
山口あいさんの、子どもたちへの優しいまなざしが感じられますね。
みんなで一緒に歌って踊れば、ハロウィンがもっと楽しくなっちゃいます!
夕方のおかあさん作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

『かわいいかくれんぼ』や『ちいさい秋みつけた』を手がけた、作詞家サトウハチローさんと作曲家の中田喜直さんによる、もう一つの秋の名曲です。
この楽曲で描かれるのは、秋の夕暮れのどこか寂しい風景と、その中で感じる母親の温かさ。
中田喜直さんならではの、やさしく心に染み入るようなメロディが、聴く人の胸に深く響きます。
本作は1950年代にラジオなどを通じて広まった作品で、アルバム『中田喜直 童謡名選集~かわいいかくれんぼ・めだかのがっこう~』などでも聴けます。
1973年、サトウハチローさんの葬儀で中田さん自身のピアノに合わせて参列者全員で合唱されたというエピソードは、二人の絆の深さと、この歌が持つ特別な力を感じさせますね。
秋の夕暮れ、家族を思うひとときにぴったりの、包み込むような優しさを持った1曲です。
リンゴ村だより作詞:山川啓介/作曲:渋谷毅

秋の実りにあふれた村から、幸せのおすそ分けが届いたような心温まる楽曲です。
リンゴが赤く色づく風景や、日々の暮らしの中にある穏やかな幸せが、目に浮かぶように歌われています。
どこか懐かしい情景が広がる歌詞は、聴く人の心を優しく包み込んでくれますね。
本作は、2018年9月に由紀さおりさん・安田祥子さんの歌唱で発売された作品で、松倉如子さんと渋谷毅さんの共作アルバム『松倉如子と渋谷毅』にも収められています。
西荻窪のジャズバーで録音されたというエピソードも、本作の持つ温かな雰囲気を物語っています。
秋の午後に、紅茶でも飲みながらゆったりと聴いてみてください。
家族みんなで過ごす穏やかな時間にもぴったりの1曲ですよ。






