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【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集

子どもから大人まで楽しめる、秋の童謡・唱歌・わらべうたを紹介します。

みなさんは秋といえば、何を思い浮かべますか?

松ぼっくりやどんぐり、紅葉やお月見……考えてみるといろいろと浮かんできますよね。

この記事では、そんな秋の景色が目の前に広がるような、すてきな名曲を集めてみました。

秋特有のやさしく心に染み入るしっとりとした楽曲や、歌いながら遊べる手遊びやわらべうたなど、さまざまな秋に触れられる名曲ばかりです。

ぜひみんなで聴いて、歌いながら「秋」に触れてみてくださいね。

もくじ

【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(21〜40)

こぎつね作詞:勝承夫/作曲:外国曲

こぎつね🦊(♬こぎつねこんこん山の中〜)byひまわり🌻×2歌詞付き|文部省唱歌|Baby fox|
こぎつね作詞:勝承夫/作曲:外国曲

山に住むこぎつねが、周りに散らばるものを使って遊ぶ様子を描いた童謡『こぎつね』。

もともとドイツで子供向けに歌われていた曲に、日本語で別の歌詞がつけられました。

秋には山にあるもみじやさまざまな木の実を使って楽しく遊ぶ、ほほえましいこぎつねの様子が描かれています。

しかし冬は枯れた葉だけの彩りのない山に、こぎつねは少し寂しさを感じてしまいます。

ちょっぴり寂しい冬の季節がくる前に、こぎつねのように自然の中で楽しく遊んでみませんか。

秋の子作詞:サトウハチロー/作曲:末広恭雄

秋の童謡『ちいさい秋みつけた』の作詞でも知られる詩人、サトウハチローさんのもう一つの秋の名曲『秋の子』です。

この歌は1954年に『アサヒグラフ』という雑誌の「新童謡歳時記」という記事に掲載されました。

作曲を手掛けたのは、作曲家であり水産学者でもある末広恭雄さん。

秋の景色やその時代の風景が浮かんでくる歌詞がゆったりとしたメロディーと相まって物悲しく聴こえるのですが、包み込むような温かさも感じる1曲です。

秋の夕暮れ、心を落ち着けたいときにぜひ。

浜千鳥作詞:鹿島鳴秋/作曲:弘田龍太郎

童謡『浜千鳥』は1919年発表されました。

作詞家の鹿島鳴秋さんが柏崎の友人の家を訪ねた時に、番神海岸を散歩していて海辺の小鳥たちを見てひらめきをおぼえて詩にしたそうです。

月と海と鳥……。

風情あふれる感動的な景色ですね。

星の世界作詞:川路柳虹/作曲:コンヴァース

空気が乾燥して澄んだ空が見え始める秋は、夜空に輝く星空も夏以上に キレイに見えます。

そんな秋の美しい星空のロマンを感じさせるのが、こちらの『星の世界』です。

もとはコンヴァースが作曲した賛美歌で、日本では結婚式の定番曲である『いつくしみ深き』や、杉谷代水が作詞した『星の界』とさまざまな歌詞のバージョンがあります。

こちらの『星の世界』は音楽の授業でも取り入れられることが多いので、知っている方も多いかもしれません。

星空を眺めながら、しっとり聴きたくなる1曲です。

埴生の宿作詞:里見義/作曲:ヘンリー・ローリー・ビショップ

「埴生の宿Home Sweet Home」歌・青木由有子/合唱・リラ頌歌隊
埴生の宿作詞:里見義/作曲:ヘンリー・ローリー・ビショップ

切ない気分になる秋の日に、故郷ののどかな光景を思い起こさせる『埴生の宿』。

もとは『Home, Sweet Home』というタイトルのイングランド民謡で、1823年に初演されたオペラ『ミラノの乙女』の中で歌われました。

どんなにきらびやかで豪華な家よりも、多少貧しさを感じても故郷の我が家が1番だという思いが歌われています。

自分の家、実家って、どんな場所よりも落ち着きますよね。

この曲をきっかけに一度帰って、あらためて故郷の良さ、自分の家の快適さを感じる秋を過ごしてみるのもオススメです!

十五夜お月さん作詞:野口雨情/作曲:本居長世

♪十五夜お月さん – 15 Ya Otsuki San|♪十五夜お月さん ごきげんさん【日本の歌・唱歌】
十五夜お月さん作詞:野口雨情/作曲:本居長世

十五夜のお月様を見て、切なく寂しい気持ちがこみあげてくるのがこちらの『十五夜お月さん』です。

主人公にはお母さんがおらず、育ててくれたおばあさんも自分のもとから離れ、妹もお嫁にもらわれていってしまいます。

1人になった主人公が、十五夜の美しいお月様にお母さんの姿を映し出し、寂しさが込みあげてしまう様子が描かれています。

いろんな状況のもと、1人で十五夜のお月様を見ることになった方は、この曲を聴きながら会いたい人を月に投影してみてはいかがでしょうか。