【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集
子どもから大人まで楽しめる、秋の童謡・唱歌・わらべうたを紹介します。
みなさんは秋といえば、何を思い浮かべますか?
松ぼっくりやどんぐり、紅葉やお月見……考えてみるといろいろと浮かんできますよね。
この記事では、そんな秋の景色が目の前に広がるような、すてきな名曲を集めてみました。
秋特有のやさしく心に染み入るしっとりとした楽曲や、歌いながら遊べる手遊びやわらべうたなど、さまざまな秋に触れられる名曲ばかりです。
ぜひみんなで聴いて、歌いながら「秋」に触れてみてくださいね。
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【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(1〜20)
お月さんと坊や作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

月といえば、満月や三日月などのさまざまな形に変化することも大きな特徴ですよね。
『お月さんと坊や』はそんな月の形を眺めて似ている動物を連想していくかわいらしさも伝わる楽曲です。
ゆったりとした曲調も印象的で、涼しい秋の夜や眠りにつく直前の落ち着いた気持ちをイメージさせます。
動物の呼び方から坊やが月から連想している様子がしっかりと伝わりますね。
坊やのかわいらしい想像力と、秋の夜の落ち着いた雰囲気が感じられるやさしい楽曲です。
もみじ作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一
秋の童謡を代表する『もみじ』は明治44年に発表された唱歌です。
高野辰之さんが群馬県と長野県の境にある碓氷峠周辺の紅葉に構想を得て作詞したと言われています。
このあたりは秋になると燃えるような紅葉が日に照られて、その美しさは飽きることがないとか。
昭和20年代から小学校の音楽の教科書にも採用されるなどして歌い継がれ、平成19年には文化庁と日本PTA全国協議会によって「日本の歌百選」に選ばれました。
チンチロリン

コオロギの声マネがかわいい、わらべ歌で遊んでみましょう。
まず3人以上で輪になり、鬼役を決めます。
鬼役になった人は輪の中心に入り、他の人は鬼役の人を囲んで丸くなり手をつなぎます。
歌いながらクルクルと回り、歌の終わりに鬼役の後ろにいる人がコオロギの鳴き声で鬼に語りかけ、鬼はその声が誰かをあてる遊びです。
他には歌いながら鈴を隣の人に回して、歌の最後に鈴を持っていた人が鳴らし、鬼役の人はどこから鈴の音が聞こえたか指をさして当てる遊び方もできますよ!
虫の声や鈴の音に秋を感じる心地よい歌で、遊んでみてくださいね。
ちいさい秋みつけた作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直

合唱曲としても人気の秋の童謡『ちいさい秋みつけた』。
この曲は、NHKの番組『秋の祭典』のために作曲された1曲です。
のちにNHKの『みんなのうた』で放送され、童謡、合唱曲としていまだに愛され続けています。
童謡としては物悲しい雰囲気がただよいますが、それが秋らしく何とも美しいですよね。
一度聴いたら忘れられない秋の歌だと思います。
作詞を担当したサトウハチローさんは、ご自宅のはぜの木の紅葉を見たのがきっかけでこの曲の歌詞を書かれたそうですよ。
ぽんぽこたぬき作詞: 天野蝶/作曲:一宮道子

物語に登場するたぬきといえば、満月の下でおなかをたたいて踊っているイメージが強いですよね。
そんな楽しそうなたぬきの姿を真っすぐに描いているのが『ぽんぽこたぬき』です。
おなかをたたく音が中心の歌詞なので、軽やかな音を意識して声に出す楽しさを伝えていきましょう。
おなかをたたく動きに注目して、手遊び歌として取り入れるのもオススメですよ。
歌詞をアレンジしてたたく動き以外の動作を加えるのもおもしろそうですね。
どんぐりころころ作詞:青木存義/作曲:粱田貞

秋になるとよく道や公園などで見かけるどんぐりの大冒険を歌った童謡『どんぐりころころ』。
転がって池の中に落ちてしまったどんぐりは、どじょうに出会い一緒に遊びます。
遊んでいるとホームシックになってしまい、最後には泣いてしまうという様子が歌詞には描かれています。
まるで絵本を読んでいるような内容の歌詞なので、聴くほどにお子さんの興味もわいてくるのではないでしょうか。
歌詞に合わせて手遊びも加えれば、よりお子さんに楽しんで聴いてもらえますよ。