【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集
子どもから大人まで楽しめる、秋の童謡・唱歌・わらべうたを紹介します。
みなさんは秋といえば、何を思い浮かべますか?
松ぼっくりやどんぐり、紅葉やお月見……考えてみるといろいろと浮かんできますよね。
この記事では、そんな秋の景色が目の前に広がるような、すてきな名曲を集めてみました。
秋特有のやさしく心に染み入るしっとりとした楽曲や、歌いながら遊べる手遊びやわらべうたなど、さまざまな秋に触れられる名曲ばかりです。
ぜひみんなで聴いて、歌いながら「秋」に触れてみてくださいね。
【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(11〜20)
となりのごんべえさん作詞:キンダーサークル/作曲:キンダーサークル

わらべうたの魅力がぎゅっと詰まった楽曲です。
子供たちが輪になって歌いながら遊ぶ、楽しい歌になっています。
食べ物をテーマにしたコミカルな歌詞で、ごんべえさんたちが協力してお花見やお月見を楽しむ様子が歌われています。
リズミカルで覚えやすいメロディーは、子供たちの心をすぐにつかみますね。
保育園や幼稚園での集団遊びにぴったりの曲で、友達との協力やコミュニケーションの大切さも自然と学べます。
体を動かしながら歌うので、楽しく体操もできちゃいます。
季節のイベントにも取り入れやすいので、みんなで歌って踊って、楽しい思い出をたくさん作れそうですね!
もみじ作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一
秋の童謡を代表する『もみじ』は明治44年に発表された唱歌です。
高野辰之さんが群馬県と長野県の境にある碓氷峠周辺の紅葉に構想を得て作詞したと言われています。
このあたりは秋になると燃えるような紅葉が日に照られて、その美しさは飽きることがないとか。
昭和20年代から小学校の音楽の教科書にも採用されるなどして歌い継がれ、平成19年には文化庁と日本PTA全国協議会によって「日本の歌百選」に選ばれました。
どんぐりころころ作詞:青木存義/作曲:粱田貞

秋になるとよく道や公園などで見かけるどんぐりの大冒険を歌った童謡『どんぐりころころ』。
転がって池の中に落ちてしまったどんぐりは、どじょうに出会い一緒に遊びます。
遊んでいるとホームシックになってしまい、最後には泣いてしまうという様子が歌詞には描かれています。
まるで絵本を読んでいるような内容の歌詞なので、聴くほどにお子さんの興味もわいてくるのではないでしょうか。
歌詞に合わせて手遊びも加えれば、よりお子さんに楽しんで聴いてもらえますよ。
とんぼのめがね作詞:額賀誠志/作曲:平井康三郎

秋になるとたくさん見かけるトンボ。
そんなトンボのかわいいメガネのお話が歌われたのが、こちらの『とんぼのめがね』です。
トンボがメガネをかけているという時点で、とてもかわいらしい光景が感じられますね。
そのトンボがかけているメガネが水色や赤色だったり、光ったりしているときもあるけど、それはどうしてなのかな?という疑問から、かわいらしい想像が展開されていきます。
空を飛ぶトンボを見て、あのトンボはどんなメガネをしているんだろ、こっちのトンボは?と想像しながらこの歌を歌ってみるのもオススメですよ!
チンチロリン

コオロギの声マネがかわいい、わらべ歌で遊んでみましょう。
まず3人以上で輪になり、鬼役を決めます。
鬼役になった人は輪の中心に入り、他の人は鬼役の人を囲んで丸くなり手をつなぎます。
歌いながらクルクルと回り、歌の終わりに鬼役の後ろにいる人がコオロギの鳴き声で鬼に語りかけ、鬼はその声が誰かをあてる遊びです。
他には歌いながら鈴を隣の人に回して、歌の最後に鈴を持っていた人が鳴らし、鬼役の人はどこから鈴の音が聞こえたか指をさして当てる遊び方もできますよ!
虫の声や鈴の音に秋を感じる心地よい歌で、遊んでみてくださいね。
いもほりのうた作詞:高杉自子/作曲:渡辺茂

秋を代表する味覚のひとつでもあるサツマイモを収穫する姿を描いた、いもほりの楽しさが伝わる楽曲です。
掘ってみるまでどのようなサツマイモが出てくるかわからないなど、いもほりの場面でのさまざまな感情が真っすぐに描かれています。
かけ声の表現も印象的なポイントで、収穫がたいへんなこととその先にある大きな喜びも感じさせます。
出てきたサツマイモを比べている様子など、いもほりのさまざまな楽しみが詰め込まれた楽曲ですね。
【秋の童謡】秋のうた・唱歌・わらべうた。秋に歌いたい名曲集(21〜30)
山の音楽家作詞:水田詩仙

山で暮らしている動物たちが、軽やかに楽器を奏でる様子を描いた楽しい雰囲気の楽曲です。
歌詞に登場する動物が持つ楽器の音色と、声に出したときの軽やかな響きが注目のポイントではないでしょうか。
具体的な季節は描かれていませんが、山の動物たちが楽しそうな様子から実りの季節でもある秋がイメージされます。
元の歌詞を参考にしつつ、自分なりに動物と楽器の組み合わせを考えてみる遊びに発展させていくのもおもしろそうですね。