【2025】バンド初心者へ!ライブで盛り上がる人気バンドのおすすめ曲
バンド初心者だけれど、がんばって練習してステージに立ちたい……注目を集めている若手バンドをいち早くコピーして披露してみたい……そんな思いを抱えた特に10代の方々はきっと多いはず。
ギターはパワーコードメイン、ベースはルート弾き、ドラムはシンプルな8ビートといったアレンジの曲は多くはありませんが、こちらの記事では比較的演奏しやすそうな曲を往年の定番曲も含めてピックアップしています。
これから紹介する曲の中で「この部分だけどうしてもできない!!」などあれば、身近なバンド経験者の方に簡単に演奏できるようにアレンジしてもらったり、初心者向けのアレンジを公開しているYouTube動画なども参考にしてみましょう!
【2025】バンド初心者へ!ライブで盛り上がる人気バンドのおすすめ曲(1〜10)
スピード – Speedyutori

TVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』に起用されたメジャーデビュー曲「スピード」で勢いに乗るyutoriは、その疾走感あふれるサウンドでコピーしたいというバンドもきっと多いはず。
佐藤古都子さんのボーカルは高音域と畳みかけるような歌詞が特徴で、特にラストサビ前の静寂からの歌い出しは聴かせどころと言えますね。
ギターはパワーコード主体のバッキングに、鋭いカッティングでアクセントをつけると楽曲の勢いが増すでしょう。
豊田太一さんが語るように、ベースはラストサビで暴れまわるフレーズが登場しますから、そこを弾きこなせれば大きな見せ場となるでしょう。
浦山蓮さんのドラムは、安定した8ビートでバンド全体を牽引し、ブレイクのキメはビシッと合わせることを心がけましょう!
全体的に中堅レベルの技術が必要ではありますが、シンプルなアレンジに変更してまずはバンド全体的なアンサンブルを勉強する、というのもメンバー全員のレベルアップにはおすすめですね。
ノールスシンガーズハイ

心の内にある思いをつらつらと、熱っぽく歌い上げるナンバーです。
ロックバンド、シンガーズハイによる『ノールス』は2022年にシングルリリースされました。
「言葉よりも行動を」そんな気持ちがぎゅうぎゅうに詰め込まれた歌詞が胸にグサっと刺さります。
休符をバンド全体で合わせることを意識すれば、この曲の端切れの良さが再現できるはずです。
ドラムを中心に、安定感のあるグルーヴを作り出しましょう。
基礎がしっかりしていると、ボーカルが乗せやすくなりますよ。
ライトメイカーbokula.

疾走感あふれるbokula.の『ライトメイカー』は、バンドでコピーするのにおすすめの楽曲ですよね。
ギターボーカルは歌と演奏の両立、リードギターは鋭いカッティング、ベースはルート音での安定したリズムキープ、そしてドラムは高速ビートの持続力がアンサンブルの鍵となるでしょう。
特にドラムは全体を引っ張る存在ですから、まずはテンポを落として練習し、徐々に原曲の勢いに近づけていくのが良い練習と言えますね。
ぜひ挑戦してみてください!
【2025】バンド初心者へ!ライブで盛り上がる人気バンドのおすすめ曲(11〜20)
mild days羊文学

羊文学の『mild days』は、その温かく穏やかな雰囲気がとっても素敵な楽曲ですよね。
コピーする上で意識したいのは、トリオ編成ならではのシンプルながら彼女たちらしい繊細なアンサンブルを大切にすることでしょう。
ギターボーカルとして演奏するのであれば、アコースティックギターとエレキギターの音色をどのように表現するかが鍵となりますが、二本ギターが使えるのであれば、たとえばボーカルがアコギを弾いてギタリストに他のフレーズを任せるといった工夫をしてみてください。
全体的にやや跳ねたリズムを表現するのは初心者の方には難しいかもしれませんが、ドラムとベースは直線的な8ビートとは違うグルーヴを意識して練習してみましょう。
ボーカルは塩塚モエカさんのように、ささやくように、それでいて芯のある歌声で、歌詞の温かみを届けると、ぐっと曲の世界に入り込めるのではないでしょうか。
ラストライブブランデー戦記

2022年に大阪で結成、独自の音楽性と力強いライブで注目を集めるブランデー戦記。
彼らが2025年に発表したデジタルシングル『ラストライブ』は、蓮月さんの描く後悔や不安といった感情が聴く者の心を揺さぶる楽曲ですよね。
この曲をバンドで合わせるなら、前半の90年代オルタナティブロック風の物悲しい雰囲気から、後半の疾走感あふれるロックサウンドへの劇的な展開をどう表現するかが鍵と言えるでしょう。
特にテンポが一気に加速する部分は、ドラムのフィルインを合図に全員でピタッと合わせたいところです。
そこが決まれば、聴いているオーディエンスも鳥肌が立つはず。
個別に見ると特にベースが割と動き回るフレーズですから、ルート弾きだけのプレイから脱出したいというベーシストには勉強になりますよ。
くせげSaucy Dog

ドラマ主題歌としても話題のSaucy Dog『くせげ』は、その心に染みるメロディで多くの人を魅了していますよね。
ギターはコードのバッキング主体ですが、漫然と弾き流さないように意識して他の楽器をちゃんと聴いてアンサンブルの一つとして鳴らすように意識しましょう。
ベースは屋台骨となるルート弾きを軸に、間奏で光るメロディアスなフレーズは歌心を込めて。
ドラムは安定した8ビートで曲を支え、Aメロの繊細さとサビの力強さの対比を意識すると、ぐっと雰囲気が増します。
各々がメロディに寄り添う演奏を心がけてほしいですね。
精神ロックヤングスキニー

「ヤンスキ」ことヤングスキニーの楽曲「精神ロック」は、ライブでコピーしたら間違いなく盛り上がるパンク・ロックチューンですよね。
この曲でステージに立ちたいバンドの方々もきっと多いはず。
演奏のポイントとしては、まずボーカルは高音域と畳みかける歌詞を、熱い気持ちで真っ直ぐ届けることが肝心です。
ギターは荒々しくもジャキッとした音で、パワーコード主体でも原曲の勢いを再現できるはず。
とはいえ、サビの裏でずっと鳴っている裏メロ風のフレーズはできる限り再現してほしいですね。
リズム隊は特徴的なスネアの音作りまで再現できれば完ぺきですが、サビ前のベースとドラムで暴れまわるパートとサビのタイトな展開を意識してメリハリをつけた演奏を心がけてみてください。