夏休みに1曲マスター!ベースのレベルアップにおすすめな練習曲
夏休みを利用して、ベーステクニックをレベルアップ!
1曲を完全に弾けるようチャレンジしてみませんか?
とくに中級者の方が楽しんでいただけるような曲をご用意しました。
最新曲から定番のヒット曲、セッションで演奏されることの多い曲まで幅広く選んでいます。
また洋楽と邦楽を織り交ぜ、厳選してご紹介。
ご自身のレベルに合ったものを探してみてくださいね!
今までタブ譜を見ながらやっていた方はこの際、耳コピにチャレンジするのもありかも?
夏休みに1曲マスター!ベースのレベルアップにおすすめな練習曲(11〜20)
STAY TUNESuchmos

中級者以上向けの楽曲。
ジャミロクワイからの影響を受けているであろうアシッドジャズを基調としたベースラインはとても秀逸。
完コピには5弦ベースが必要ですが4弦ベースでも代用が可能です。
ゴーストノート、音価、絶妙にレイドバックしたタイム感、ハネ感を意識すると良いでしょう。
また、太いローを出しながらも抜ける音作りを心がけてみてください。
DALMATIANPEOPLE 1

PEOPLE 1の『DALMATIAN』は独特な浮遊感が印象的、緊迫感がありつつも軽やかなサウンドで歌を際立たせているような楽曲です。
ベースは音がしっかりと動き回る構成で、複雑なフレーズで全体のリズムを引き立てています。
よりグルーヴを感じさせるためには音のキレが重要、時には音をピタッと止めることがリズムの強調につながりますよ。
スラップが入るタイミングもあるので、この曲だけでさまざまなテクニックが身に付きそうですね。
初恋TOOBOE

音楽クリエイターjohnさんのソロプロジェクト、TOOBOEの楽曲『初恋』は、投げ捨てるような歌声が際立つ弾むようなリズムが印象的。
ギターはカッティングを中心としたもの、ベースも軽やかに音が動き回る構成で、躍動感をしっかりと演出しています。
いそがしく動き回るベースでは、音が流れてしまうと躍動感が失われてしまうので、休符も意識して進めていきましょう。
ギターや歌と掛け合うように奏でていくのが、楽曲全体の弾む雰囲気を際立たせるポイントですね。
ばらの花くるり

くるりの『ばらの花』は、サウンドはおだやかなイメージ、全体的に歌を強調している印象ですよね。
ベースも一定のリズムを刻んでいるような構成で、リズムをしっかりとキープして支える意識が大切。
一小節ごとの音の移動も少ないので、リズムのキープに加えて、同じ音量で鳴らし続けることも意識して進めていきましょう。
複雑なテクニックが入っていないからこそ、リズムや弾き方などの基本的な部分の練習にピッタリです。
パラレルスペックゲスの極み乙女。

ゲスの極み乙女の『パラレルスペック』は、ファンクの要素も強く感じさせる軽やかなスピード感が印象的な楽曲です。
ギターのカッティングに合わせるようにベースもスラップがしっかりと鳴り響く構成なので、スラップと指弾きの切り替えを意識して進めていきましょう。
スラップがあると難しそうに感じてしまいますが、基本的には同じポジションでのスラップを繰り返すような構成なので、何度も練習すれば徐々に慣れていきかと思います。
フレーズの複雑さよりも、休符をしっかりと意識、そのキレでグルーヴを出していくのが大切なポイントですよ。
Tommy The CatPrimus

アメリカのバンド、プライマス。
1980年代から活躍を続けているこのバンドのアイデンティティといえばやはり、ベーシストのレス・クレイプールさんの存在ではないでしょうか。
彼を中心に結成されたバンドですので、楽曲によってはベースが超全面的に出されたものも多いです。
そしてこの楽曲『Tommy The Cat』はベーシストにとって、特にスラップ奏法を練習したい方にとって最高の教材ではないでしょうか。
とにかく一度聴いてみて、そのブレない手さばきに圧倒されてみてください!
夏休みに1曲マスター!ベースのレベルアップにおすすめな練習曲(21〜30)
日本の米は世界一打首獄門同好会

「生活密着型ラウドロック」を名乗り、そのゆるい歌詞とアグレッシブなサウンドの絶妙な融合でファン層を拡大している3ピースロックバンド・打首獄門同好会の1作目のシングル曲。
バンドの名を広く知らしめるきっかけとなった楽曲で、目まぐるしく変化するビートとラウドなサウンドがテンションを上げてくれますよね。
イントロからいきなりスラップが登場し、さらにテンポも速い上にタイトなプレイが要求されるため難易度が高いと言えるのではないでしょうか。
いきなりオリジナルと同じように歌いながら弾くことは困難なため、まずはベースのみに集中して練習し、余裕ができたら歌にも挑戦してくださいね。