夏休みに1曲マスター!ベースのレベルアップにおすすめな練習曲
夏休みを利用して、ベーステクニックをレベルアップ!
1曲を完全に弾けるようチャレンジしてみませんか?
とくに中級者の方が楽しんでいただけるような曲をご用意しました。
最新曲から定番のヒット曲、セッションで演奏されることの多い曲まで幅広く選んでいます。
また洋楽と邦楽を織り交ぜ、厳選してご紹介。
ご自身のレベルに合ったものを探してみてくださいね!
今までタブ譜を見ながらやっていた方はこの際、耳コピにチャレンジするのもありかも?
夏休みに1曲マスター!ベースのレベルアップにおすすめな練習曲(31〜40)
Can’t StopRed Hot Chili Peppers

ベースの基本と言えばコレかもしれません。
キチッとしたドラムのリズムに音を絡め合わせていく、至極の1曲。
これが演奏できれば、他の曲は朝メシ前かも。
そう言えるぐらいに基礎、基本がたくさん詰め込まれている楽曲です。
SchoolChilli Beans.

メンバー全員がボーカルも楽器もソングライティングもこなし、日本武道館公演の成功や数多くのタイアップなど令和の邦楽シーンにおいて存在感を放つトリオといえばChilli Beans.です。
若い世代を中心として大人気の彼女たちの楽曲は高度な演奏能力を必要とする楽曲も多く、初心者の方にとっては手を出しづらいと思われているかもしれませんが、ベースという観点から比較的挑戦しやすい曲として『School』を紹介します。
共感を呼ぶ歌詞と思わず口ずさんでしまうようなキャッチーなメロディが素晴らしい人気曲ですが、ハイポジションを多用したベースラインは初心者を抜け出したいという方であればぜひ挑戦してみてほしいですね。
風の日ELLEGARDEN

2000年代の邦楽ロックシーンにおいて絶大な人気を誇り、活動休止後は伝説として語られながらも2018年に10年振りの活動再開が発表され、以降は世代をこえた現在進行形のトップバンドとしてシーンの最前線で走り続けるELLEGARDEN。
彼らの楽曲は令和の今も文化祭などでのカバー曲としても大人気ですが、ベース初心者の方でも挑戦しやすい曲として今回は初期名曲『風の日』を紹介します。
胸を打つ日本語の歌詞とメロディ、アグレッシブながら哀愁を帯びたサウンドは若い世代はもちろん30代40代にも響くものですよね。
ベースプレイとしては基本的にはルート弾きを基調としつつ、随所にスライドなどを使ったメロディアスなフレーズが盛り込まれているため、初心者ベーシストの方にとってはアレンジの勉強にもなりますよ。
シルエットKANA-BOON

2010年代を代表する邦楽ロックバンドと言われて、KANA-BOONの名前を挙げる方はきっと多いでしょう。
2013年のメジャーデビュー以降、多くのヒット曲や人気曲を生み出してきた彼らは相次ぐメンバーの脱退に見舞われるも、現在は二人組として今も精力的な活動を続けています。
いわゆる四つ打ちのリズムを多用したノリの良い楽曲はフェスでも大人気で、バンドでカバーしたいという初心者ベーシストの皆さまもいるはず。
今回紹介する『シルエット』はYouTube動画の再生回数1億回超えの大人気曲で、2014年にリリースされて大人気アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の主題歌としても起用されたヒット曲。
ベースプレイは基本的にはシンプルなルート弾き、Bメロやサビで一瞬メロディアスなフレーズも登場しますが全体的には初心者ベーシストでも十分太刀打ちできるものですから、BPM180超えの速いテンポの曲に慣れたい方にはおすすめですね。
中盤で小節の頭に休符がくるフレーズはリズムの取り方がやや難しく感じるかもしれませんが、さらりと弾けるように何度も練習あるのみですよ!
リカSIX LOUNGE

大分発、トリオならではのアンサンブルでストレートなロックの醍醐味を聴かせてくれるSIX LOUNGE。
骨太なサウンドでいて、どこか哀愁を帯びた詩情を感じさせる歌詞とメロディは昨今のバンドとは一線を画すものですよね。
そんな彼らの知名度を押し上げた名曲『リカ』はシンプルなコード進行で展開していくルーズなグランジ風の楽曲で、独特の色気を感じさせるバンドサウンドは初心者プレイヤーにとってはこの雰囲気を表現すること自体はやや難しいかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてほしいです。
前置きが長くなりましたが、ベースについては肝となるシャッフルのリズムを感じながら、ギターのバッキングに沿ったベースプレイの中にグリッサンドなどを使ったメロディアスなプレイが多く盛り込まれているところに注目してください。
難易度はそこまで高いものではないですから、初心者ベーシストの次なるステップとしてこの曲のグルーヴを先導するくらいの気持ちで臨みましょう。
夏休みに1曲マスター!ベースのレベルアップにおすすめな練習曲(41〜50)
スーパー愛したいねぐせ。

令和の人気ロックバンドとして若い世代からの人気を集め、2024年には単独での日本武道館公演も成功させた名古屋発の4人組、ねぐせ。本稿で紹介している楽曲『スーパー愛したい』のタイトルからも分かるように、力まず自然体の歌詞とポジティブで親しみやすいメロディライン、シンプルながらツボを押さえたバンドアンサンブルという純粋に曲の良さで人気を獲得したバンドですよね。
10代の音楽好きからの人気も高く、バンドでカバーしたいと思われている方も多いでしょう。
こちらの『スーパー愛したい』はいわゆるシャッフルのリズムを練習したい、という方にはうってつけの曲です!
8ビートの曲ばかり弾いていたという方であれば、リズムをとらえること自体がやや難しいかもしれませんが、この曲のようなグルーヴを会得してこそベーシストとして成長できますから頑張りましょう。
恐らく一番難しいのはサビの部分におけるよく動くメロディアスなフレーズですが、こういうベースはフレーズを歌うような気持ちで弾いてみるといいですよ。
狂乱 Hey Kids!!THE ORAL CIGARETTES

感情をそのまま言葉にしたような歌詞と、それを乗せたフックのあるメロディーの作品でファンを魅了している4人組ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESの4作目のシングル曲。
テレビアニメ『ノラガミ ARAGOTO』のオープニングテーマとして起用された曲で、YouTubeで公開されている自身のMVの中でも特に視聴回数が高いことでも知られています。
全体をとおしてかなり速いベースラインのため、ポジションチェンジはもちろんピッキングの安定が必須。
間奏部ではタッピングが登場するなどテクニカルなフレーズもあるため、夏休み全部を使って完成に近づけてほしいロックチューンです。