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美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い

ピアノは、弾き手や表現方法によってさまざまな表情に変化する魅力的な楽器です。

繊細でいてダイナミックな優美さや、言葉には表せないような深みなど、その多彩な音色と豊かな響きは、ピアノ1台でオーケストラに匹敵するほどと言われています。

今回は、そんなピアノの音色を十分に堪能できる作品の中から、「美しさ」にフォーカスした曲を選びました。

ピアノを演奏するのがお好きな方も、鑑賞するのがお好きな方も、繊細な音のひと粒ひと粒を味わいながら、ピアノの魅力に浸っていただけたら幸いです。

美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い(41〜50)

オブリヴィオンAstor Piazzolla

ASTOR PIAZZOLLA : OBLIVION for piano,TATIANA PRIMAK KHOURY
オブリヴィオンAstor Piazzolla

ピアソラはクラシックとジャズを融合した独自の道を貫いた特殊な作曲家です。

「リベルタンゴ」に次いで有名な「オブリヴィオン」は”忘却”という意味を持ちます。

ドラマティックで豊かな音楽を短い時間に詰め込んだ名作です。

無言歌集 第1巻 Op.19 第1曲「甘い思い出」Felix Mendelssohn

なめらかに流れるような16分音符の伴奏と、優美な旋律が叙情的で心地よい『甘い思い出』は、メンデルスゾーンの有名なピアノ曲集『無言歌集』の中の1曲です。

有名な『春の歌』あたりと比べると知名度は劣るかもしれませんが、彼の素晴らしいメロディセンスが際立つ作品です。

楽曲の繊細なテーマが際立たせられるよう、16分音符の伴奏は軽く、メロディは指を立たせて音色を意識しながら弾いてみてくださいね。

たっぷりとペダルを踏み、豊かな響きをつくるイメージも持ってみるとより美しい演奏に仕上がりますよ。

ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39Johannes Brahms

ワルツ 作品39−15(ブラームス)Brahms – Waltz As-dur Op. 39 No. 15 – pianomaedaful
ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39Johannes Brahms

緻密で優雅な作風で知られる偉大な作曲家、ヨハネス・ブラームス。

落ち着いた楽曲が多いため、YouTubeの睡眠用クラシックなどでも彼の作品は頻繁に登場しますね。

そんなブラームスの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39』。

4手の連弾用として作曲された本作は、後に独奏曲としても編曲され、現在に至るまで多くの演奏家に演奏されています。

シューマンの意匠を持つ非俗世的なブラームスによるワルツは、他のワルツにはない深い芸術性を感じさせます。

愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

愛の悲しみ(クライスラー/ラフマニノフ編曲)Kreisler/Rachmaninoff – Liebesleid (Love’s Sorrow) – pianomaedaful
愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

フリッツ・クライスラーの名作『愛の悲しみ』。

本作はヴァイオリンとピアノのための楽曲で、『愛の喜び』という作品と対をなす存在として作曲されました。

難易度の高い作品というわけではありませんが、演奏効果の高さをほこることで知られており、多くの演奏家によって、現在でも頻繁に演奏されています。

本作と『愛の喜び』『美しきロスマリン』は3部作ですので、合わせて聴いてみてください。

練習曲 Op.2-1Alexander Scriabin

Horowitz – Scriabin: Etude for piano in C# minor, Op. 2 no. 1
練習曲 Op.2-1Alexander Scriabin

独特の世界観を持ったスクリャービンの音楽は、ショパンの影響を強く受けています。

その要素が特に際立っているのがこの作品で、ほの暗い情熱を音楽に閉じ込めたような印象を受けます。

スクリャービンの入門にも最適な難易度のため、演奏機会は多いです。