美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い
ピアノは、弾き手や表現方法によってさまざまな表情に変化する魅力的な楽器です。
繊細でいてダイナミックな優美さや、言葉には表せないような深みなど、その多彩な音色と豊かな響きは、ピアノ1台でオーケストラに匹敵するほどと言われています。
今回は、そんなピアノの音色を十分に堪能できる作品の中から、「美しさ」にフォーカスした曲を選びました。
ピアノを演奏するのがお好きな方も、鑑賞するのがお好きな方も、繊細な音のひと粒ひと粒を味わいながら、ピアノの魅力に浸っていただけたら幸いです。
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美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い(21〜30)
パガニーニ大練習曲集より第3曲「ラ・カンパネラ」Niccolò Paganini

ニコロ・パガニーニの代表的な作品の1つ、『ラ・カンパネラ』。
言わずとしれた、人類史上最高峰の演奏技術を持つバイオリニストですね。
作曲家としても偉大で、いくつもの名曲をのこしています。
この作品は悲壮感のただよう始まりから、徐々にコミカルでゴシックな雰囲気へと変わっていく構成が印象的ですね。
バイオリン協奏曲として作られた作品ですが、ピアノとも相性が良く、協奏曲よりもシュールな雰囲気に仕上がっています。
夢Claude Debussy

ドビュッシーが作曲したピアノの独奏曲で日本語では「夢想」とも言います。
ピアノの独奏曲ですが海外ではこの曲をベースに歌詞をつけて演奏されています。
タイトル通り、まるで夢を見ているような心地のいい気分になれることでしょう。
ドビュッシー自身が持つ独特な感情や世界観がこの曲にとてもよく表現されており、心によく響きます。
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

テレビCMや映画の挿入歌として使用されており、モーリス・ラヴェルのピアノ作品の中で最も多く耳にする機会があるであろう『亡き王女のためのパヴァーヌ』。
パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけて宮廷に普及していた舞踏の一種です。
初めて聴く人でも心地よい世界観に浸れ、印象派の美しさを感じられるこの作品は発表会曲としても人気で、それほど高難度でもありません。
しかし、優美さと繊細さを表現するためには、丁寧な練習が必要!
上品な雰囲気を出せるよう、角のないやわらかい音で演奏しましょう。
水の戯れMaurice Ravel

近代クラシックで最も有名な作曲家の1人、モーリス・ラヴェル。
彼はクラシックに多様性をもたらした人物として知られており、それまでにはなかなか存在しなかった、ジャズやブルースを取り入れたクラシックをいくつも生み出しました。
そんな彼の代表的な作品が、こちらの『水の戯れ』。
4分の4拍子を徹底した作品であるにもかかわらず、楽曲のなかでもさまざまな変化を見せる作品です。
まるで風にあおられて不規則に揺れる水面のように目まぐるしく変化していくメロディーは、美しさとともに胸をざわつかせるような感覚におちいらせてくれます。
アヴェ・マリアFranz Schubert

オーストリアを代表する作曲家、シューベルト。
非常に有名な作曲家ですね。
いくつもの名曲を生み出してきた彼ですが、なかでもこちらの『アヴェ・マリア』は美しいという表現が最も似合う楽曲ではないでしょうか?
シューベルトの最晩年の楽曲ということもあって、無駄な音楽が1つも存在しない、非常に洗練された楽曲です。
ピアノではその洗練された音楽性がより一層味わえますね。
ルチアーノ・パヴァロッティさんによるオペラでの『アヴェ・マリア』も非常に秀逸ですので、ぜひチェックしてみてください。



