美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い
ピアノは、弾き手や表現方法によってさまざまな表情に変化する魅力的な楽器です。
繊細でいてダイナミックな優美さや、言葉には表せないような深みなど、その多彩な音色と豊かな響きは、ピアノ1台でオーケストラに匹敵するほどと言われています。
今回は、そんなピアノの音色を十分に堪能できる作品の中から、「美しさ」にフォーカスした曲を選びました。
ピアノを演奏するのがお好きな方も、鑑賞するのがお好きな方も、繊細な音のひと粒ひと粒を味わいながら、ピアノの魅力に浸っていただけたら幸いです。
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美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い(41〜50)
無言歌集 第1巻 Op.19 第1曲「甘い思い出」Felix Mendelssohn

なめらかに流れるような16分音符の伴奏と、優美な旋律が叙情的で心地よい『甘い思い出』は、メンデルスゾーンの有名なピアノ曲集『無言歌集』の中の1曲です。
有名な『春の歌』あたりと比べると知名度は劣るかもしれませんが、彼の素晴らしいメロディセンスが際立つ作品です。
楽曲の繊細なテーマが際立たせられるよう、16分音符の伴奏は軽く、メロディは指を立たせて音色を意識しながら弾いてみてくださいね。
たっぷりとペダルを踏み、豊かな響きをつくるイメージも持ってみるとより美しい演奏に仕上がりますよ。
「白鳥の歌」より第4曲「セレナーデ」Franz Schubert

うつうつとした気分、壁にぶつかった時に聴きたい曲。
仕事や学業、家庭など、生活上いろいろな問題に出会います。
解決の手を打たなければいけませんが、何より気持ちがきゅうしてしまいますね。
忙しい中でひと息つくひまもなく、いつの間にかエネルギーを消耗していたことに気付きます。
そんな時、この曲のせつなく悲しい旋律が手を止めて休むきっかけになります。
考えるのは必要です。
でもひとまずはこの曲の世界に身をゆだねて落ち着きませんか。
練習曲 Op.2-1Alexander Scriabin

独特の世界観を持ったスクリャービンの音楽は、ショパンの影響を強く受けています。
その要素が特に際立っているのがこの作品で、ほの暗い情熱を音楽に閉じ込めたような印象を受けます。
スクリャービンの入門にも最適な難易度のため、演奏機会は多いです。
12の歌 作品21 第7曲「ここは素晴らしい場所」Sergei Rachmaninov

原曲は、ロシアの大作曲家セルゲイ・ラフマニノフが、妻のナターシャへ捧げた歌曲作品です。
ロマンティックな雰囲気とメランコリックな雰囲気が融合したとても美しい曲です。
シンプルな作品でありながら、思わず涙があふれそうになるメロディは、アンコール曲にもぴったり。
この曲には、E.ワイルドなどが華やかな編曲を施した版もあります。
ぜひ弾いてみてくださいね。
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60Frederic Chopin

「舟歌」とはヴェネツィアのゴンドラで歌われる舟唄を模した楽曲であり、たとえばメンデルスゾーンによる『無言歌集』に収められた『ヴェネツィアのゴンドラの歌』などが有名ですね。
多くの著名なクラシック音楽作曲家がそれぞれの『舟歌』を残していますが、こちらのフレデリック・ショパンによる『舟歌』も非常に有名でショパンの晩年に作曲されたピアノ独奏曲です。
舟歌の特徴といえばゆったりとした8分の6拍子ですが、ショパンの『舟歌』は4拍子系の8分の12拍子であり、3部形式で9分以上に及ぶ大作なのですね。
同じ嬰ヘ長調で書かれた『夜想曲第5番』と近しい雰囲気も感じ取れ、ゴンドラの不規則な動きを表現したかのような左手の特徴的な伴奏と、時に繊細に時に情熱的な右手の旋律はとても美しいものですが、同時に晩年のショパンがどのような思いでこの曲を作ったのかを想像させるドラマ性に思わず心を奪われることでしょう。
オブリヴィオンAstor Piazzolla

ピアソラはクラシックとジャズを融合した独自の道を貫いた特殊な作曲家です。
「リベルタンゴ」に次いで有名な「オブリヴィオン」は”忘却”という意味を持ちます。
ドラマティックで豊かな音楽を短い時間に詰め込んだ名作です。
ノクターン 変ニ長調 Op.37Aleksandr Glazunov

グラズノフはロシアの大作曲家たちの良い部分を多く吸収した作曲家です。
彼の《ノクターン》はそれほど有名ではありませんが、ロシア的な骨太の音と、ショパンのようにメランコリックなメロディーが溶け合い、特別な美しさを備えています。



