美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い
ピアノは、弾き手や表現方法によってさまざまな表情に変化する魅力的な楽器です。
繊細でいてダイナミックな優美さや、言葉には表せないような深みなど、その多彩な音色と豊かな響きは、ピアノ1台でオーケストラに匹敵するほどと言われています。
今回は、そんなピアノの音色を十分に堪能できる作品の中から、「美しさ」にフォーカスした曲を選びました。
ピアノを演奏するのがお好きな方も、鑑賞するのがお好きな方も、繊細な音のひと粒ひと粒を味わいながら、ピアノの魅力に浸っていただけたら幸いです。
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美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い(71〜80)
春に寄すEdvard Grieg

ピアノ曲集『抒情小曲集』に収められている、グリーグの作品の中で最もよく知られる名曲の一つ。
春の息吹と自然の美しい情景が目に浮かぶような情緒あふれる作品です。
グリーグがデンマークへ旅行中ホームシックになり、祖国ノルウェーの美しく雄大な自然をたたえるべく作曲したと言われています。
春の温かさを感じさせるような甘美な旋律をお楽しみください!
ノクターン 第15番 ヘ短調 Op.55-1Frederic Chopin

21曲もの美しいノクターンを残したフレデリック・ショパン。
ロマンチックな第2番や、映画『戦場のピアニスト』で話題となった第20番が有名ですが、哀愁漂う曲調の『第15番 ヘ短調 Op.55-1』も非常に美しく、芸術の秋にふさわしい作品の一つです。
やり切れない悲しみや苦しみを感じさせる楽曲ですが、最後の明るい響きのアルペジオで、一気に救われ心が軽くなるような感覚に陥ります。
ぜひ、静かな流れのなかでゆっくり変化していく曲調を楽しみながら聴いてみてください。
子守歌 S.174 R.57Franz Liszt

フランツ・リストといえば、情熱的でロマンチックな音楽や、人間業とは思えない超絶技巧の楽曲を思い浮べる方が多いはず。
しかし『子守歌 S.174 R.57』は、リストらしい甘い雰囲気はありつつも激しさは一切感じられず終始穏やかに進んでいく、心地よい眠りに導いてくれるような美しい楽曲です。
音数は少なく譜読みしやすいですが、穏やかな流れを意識しなめらかに演奏するためには、指先をしっかりコントロールすることが重要です。
正しい手のフォームで、1音1音を大切にしながら演奏しましょう。
無言歌集 第7巻 Op.85 第4曲「エレジー」Felix Mendelssohn

こちらの『エレジー』は、メンデルスゾーンが亡くなった後に遺作として出版された『無言歌集 第7巻 作品85』の4曲目にあたる作品です。
難易度としては同じ『無言歌集』の中でも特に有名な『春の歌』と同程度、まったくの初心者には厳しいレベルではありますが、基本的なテクニックを学んだ方であれば十分対応できるでしょう。
この楽曲で特徴的な、装飾音的な16分音符は主旋律と同じ強さで弾くのではなくあくまで伴奏として静かに、かつ表情をつけながら弾くことが非常に重要です。
臨時記号もそれなりの頻度で出てきますから、譜読みを完ぺきにした上でゆっくりと丁寧に練習してみてくださいね。
ジュ・トゥ・ヴErik Satie

ドビュッシーやラヴェルといった近代クラシックの作曲家たちに大きな影響を与えた、偉大なフランスの作曲家、エリック・サティ。
革新的な技法を積極的に取り組み、現代音楽にも多大な影響をもたらしています。
そんなエリック・サティの名曲といえば、こちらの『ジュ・トゥ・ヴ』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
いわゆるシャンソンと呼ばれるジャンルで、日本でも多くのCMやゲーム作品で使用されています。
りんとした雰囲気と淡さが見事に絡み合い、独特の美しさを表現していますね。
オルゴールCharles-Henry

オルゴールの繊細な音色をピアノで表現した心温まる一曲です。
まるで宝石箱を開けたかのような優雅な旋律は、聴く人の心に穏やかな安らぎを与えてくれます。
アルバム『Histoires Presque Vraies』に収録された本作は、機械的でありながらも人間味が溢れる音色が見事に表現されており、懐かしい思い出が詰まったオルゴールの世界へと誘ってくれます。
優しい音色とシンプルな構成は、日々の喧騒から離れて心を癒やしたい方や、穏やかなひとときを過ごしたい方におすすめです。
また、ピアノ演奏に挑戦してみたい方にとっても、取り組みがしやすい曲になっています。
亜麻色の髪の乙女Claude Debussy

こちらの曲はドビュッシーがルコント・ド・リールの同タイトルの詩につけた未発表の歌曲から編曲された曲といわれています。
ドビュッシーは、ピアノのための前奏曲24曲作曲しており、それが12曲ずつ二つの曲集におさめられています。
こちらの曲は第1集の8曲目ですが、この曲が最も知られており、人気のある曲なのではないでしょうか。
詩から作られた曲とあって、情景が目に浮かびそうですよね。
ちなみに亜麻色とは白に近い金髪のことだそうです。



