入門!ジャズ初心者におすすめの名曲・スタンダードナンバーまとめ
「ジャズはちょっと敷居が高そう…」「どの曲から聴き始めたらいいかわからない」そんな声をよく耳にします。
実は誰もが一度は耳にしたことがある名曲がたくさんあるのをご存知ですか?
映画やカフェ、テレビCMなど、私たちの身近なところで流れているスタンダードナンバーこそ、ジャズの入門にぴったりなんです。
この記事では、誰でも気軽に楽しめる親しみやすい曲を中心に、ジャズの魅力をたっぷりとご紹介します。
これを読めば、あなたもきっとジャズの虜になるはずです!
入門!ジャズ初心者におすすめの名曲・スタンダードナンバーまとめ(21〜30)
Tell Me A Bedtime StoryQuincy Jones

78年「Sounds And Stuff Like That!」収録。
元々ハービー・ハンコックの演っていた曲ですが、彼のエレピソロパートをストリングスにアレンジしてこのバージョンを作り上げました。
そのアイディアが功を奏して、素晴らしい仕上がりとなっています。
コーラスアレンジもとても素敵です。
Forest FlowerCharles Lloyd

67年「フォレスト・フラワー」より。
サックス奏者チャールズ・ロイドのモントレージャズフェスティバルのライブ録音です。
ロイドのサックスが優美な音色を聴かせます。
キース・ジャレットのピアノも忘れ難い名演となっています。
ジャック・ディジョネットのドラムも熱い。
流麗にしてクールなナンバーですね。
Sleeping Dancer Sleep OnArt Blakey & The Jazz Messengers

66年「Like Someone In Love」収録。
リー・モーガンのトランペットは天才ですね。
ウェイン・ショーターのサックスも静謐(せいひつ)で美しい。
ボビー・ティモンズのピアノも儚げで良いです。
メンバー各々がメロディーを大切に、誠実に演奏している様子が伺えます。
曲への愛がないと、こんなプレイはできないと思います。
I Get a Kick Out of YouDinah Washington

1934年に発表されたブロードウェイ・ミュージカルの『Anything Goes』の劇中歌としてコール・ポーターが作った曲がこちら。
コール・ポーターは、ミュージカルや映画音楽としてつくられ、スタンダード・ナンバーとして愛されている曲を多く書いたことで有名です。
こちらの曲は、彼ならではの、1コーラスが比較的長めの曲で、フランク・シナトラなど、主にボーカリストに愛されており、『君にこそ心ときめく』という邦題もついています。
Work SongCannonball Adderley Quintet

ナット・アダレイが作曲し、1960年にリリースされたこちらの曲は、日本では栄養ドリンク剤のCMにも使われていたので、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ジャズのジャンルとしてはファンキージャズに分類され、のちには歌詞もつけられました。
歌詞内容は、囚人が厳しい懲役を嘆いている歌となっています。